【人物】大曽根/柏木/カガ璃/澪の友人たち

大曽根臣幸

おおそね・おみゆき


生年月日

新星暦1843年3月2日


年齢/性別/種族

46/男/ヒト


身長/体重/スリーサイズ

175cm/86kg/95・80・90


容姿

白髪交じりの黒髪、鳶色の瞳。口ひげ。割とがっしりした体格。隠れマッチョ。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/ワツリ村


家族

妻・美法 (故人)、娘・澪


性格

温和かつ寛容、ユーモアもある。娘の自主性を尊重しており「よほどの危険がない限り」束縛はしない。


趣味

掃除、漬け物


特技

けん玉


好きなもの

梨、ヒゲウオの竜田揚げ


嫌い・苦手なもの

ムカデ


生い立ちなど

ワツリ村の社家の長男として生を受ける。魔法の才はあったものの、治癒術だけは満足に扱えず、長らくコンプレックスとなっていた。

鬱屈した思いを武芸へ向けたことで弓術はそれなりの腕前に上達、今も正月の弓取り神事に活かされている。

治癒術の才能が開花したのは23歳の時、美法との出会いがきっかけだった。


イメージフラワー

ゼニアオイ……温厚、信念、説得




  *




柏木権左衛門之丞

かしわぎ・ごんざえもんのじょう


生年月日

新星暦1869年4月27日


年齢/性別/種族

20/男/ヒト


身長/体重/スリーサイズ

181cm/77kg/98・76・93


容姿

くせ毛、梅雨時は湿気でボリュームアップ。一重まぶたで鼻筋の通った美男子。細マッチョ。

基本は袴姿。夏場以外は着物の中にシャツを着たりもする。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/ワツリ村


家族

祖母、父、母


性格

自信満々、敬意のない相手にはぶっきらぼう、嫌みったらしい。反面、認めた相手に対しては信義を持って接する。


趣味

油絵


特技

書道


好きなもの

白米、年上の女性


嫌い・苦手なもの

混ぜご飯、優柔不断な男


生い立ちなど

幼少時より文武両道の天才肌。武芸の師・美法を慕うも、先の事件で死別。失意と絶望の底から救ってくたのは、同じく美法を慕っていたカガ璃であった。

立ち直ってからは衛士隊の最右翼として、亡き師を目標に研鑽を積む日々を送るようになる。

名前に入っている「権」の字はイムガイ出身の英雄・権平聖光 (ごんだいら・あきみつ)にあやかってのもの。命名に際しては祖父が「権左」、父親が「権右衛門」、母親が「権之丞」を主張し一歩も譲らなかったため、面倒になった祖母が「権左衛門之丞」で届けを出したことで決定した。

得意とする自己強化の魂振の際には客神・アダシヒツミへの祈りを捧げている。


イメージフラワー

ミスミソウ……自信、信頼、はにかみ屋




  *




言語道断カガ璃

てくら・かがり


生年月日

新星暦1790年


年齢/性別/種族

99 (見た目20代半ば)/女/鬼人


身長/体重/スリーサイズ

194cm/108kg/120 (I)・85・114


容姿

金髪ポンパドール。ギョロリとした翠眼、三白眼。角・犬歯 (鬼人)。表情は柔らかいが顔立ちで威圧感。全身筋肉 (鬼人族は食っちゃ寝しているだけでもアスリート級の肉体を維持できる)。

着物は対丈 (お端折りの余地なし)。どんな服装でも胸元は常にあけっぴろげ (本人いわく放熱のため)。下着はふんどし着用。

シクラメンをモチーフにした髪留め。ピアス穴は左右二つずつ。指輪は力んで破壊してしまうので着けていない。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/イムガ・ラサ→ワツリ村


家族

末次はな (故人)


性格

姐御肌。冗談好き。深い母性の裏返しとして、愛する者を傷つける敵に対しては容赦のない凶暴性を発揮する。


趣味

料理、初物食い


特技

DIY


好きなもの

海鮮鍋、芋焼酎


嫌い・苦手なもの

豆、お煮しめ


生い立ちなど

ワツリ村の銭湯〝篝火 (かがりび)〟の店主。


『羅刹』

 鬼人族の幼少期は他種族よりも長い。それを利用する悪人もこの世にはごまんといる。

 物心つく前に親と死に別れた彼女は「その世界」しか知らずに育った。そうでない世界もあると知ったのは、皮肉にも彼女が必要とされなくなってからだった。

 その日暮らしを続けていた。路地裏で、悪夢を呼び覚ます「現場」に遭遇した。押し込めていた悪夢が解き放たれた。羅刹と化した彼女を止められる者はいなかった。

 連日の暴行事件で都が不安に沈む中、とある烈士が解決に名乗りを上げた。

「関係ない奴がしゃしゃり出て来んじゃねぇっ!!」

「どうせ八つ当たりなら誰が相手でも同じだろう。その怒り――私が引き受けた」

 夜叉と羅刹。軍配は夜叉に上がった。20年前の出来事だ。


『篝火草』

 ワツリ村に連れられて来たカガ璃は、そこで風呂屋を営む、自分と同い年の老婆・末次はなと出会う。はなは女としてのカガ璃を肯定的に見てくれた最初の同性であり、母であり、友であった。

 二人はいつしか「はなちゃん」「カガちゃん」と呼び合う仲になっていた。ある日、はなは自分がこの年まで独り身でいる理由をカガ璃に打ち明ける。遠い昔にこの地を離れていった恋人の話だった。

「あんたは幸せになれるし、人を幸せにもできる」。はなが遺した言葉だ。

 カガ璃は風呂屋を継ぎ、訪れる者たちとの幸せを分かち合っている。


イメージフラワー (カガ璃)

オニユリ……愉快、華麗、陽気


イメージフラワー (末次はな)

シクラメン……遠慮、はにかみ、絆


かしわ / カガ イメージ画像

https://kakuyomu.jp/users/mano_uwowo/news/16817330666250782046




  *




首藤千里

しゅどう・ちさと


生年月日

新星暦1869年1月19日


年齢/性別/種族

20/女/ヒト


身長/体重/スリーサイズ

161cm/53kg/88 (E)・59・87


容姿

清楚なメガネ美人。アップにしたまとめ髪。いわゆる隠れ巨乳。

着物は寒色系の絣 (かすり)など。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/ワツリ村


家族

祖父、父、母、妹


性格

丁寧で落ち着いている。隙の無い、デキる女。


趣味

読書、小説執筆


特技

小唄、三味線、琴、かけ算


好きなもの

下剋上


嫌い・苦手なもの

リバーシブル


生い立ちなど

ワツリ村唯一の楽器店〝奏波 (かなみ)〟の従業員。澪の親友で、献慈とも顔なじみ。

三味線教室の後輩であった澪に興味を持ち接近、親しくなる。以降、暴走しがちな澪のブレーキ役として付き添ってきた、姉代わりのような存在。最近はわざと放置して面白がっているフシも無きにしもあらず。

明子とは解釈違いで一時険悪になりかけた。その後反省し、色々と寛容になった。きっかけは寿麻「そもそも原作にそんな描写ないから!」。

趣味で小説を書いている。現在執筆中なのが、神官の青年・民生と異国から流れ着いた少女・イリアとのラブロマンス。

ちなみに妹は彼氏持ち。夏祭り当日も別行動で、彼氏と出かけていた。


イメージフラワー

キキョウ……誠実、清楚、友の帰りを願う




  *




真瀬垣寿麻

ませがき・すま


生年月日

新星暦1871年2月26日


年齢/性別/種族

18/女/ヒト


身長/体重/スリーサイズ

144cm/38kg/67 (AA)・56・70


容姿

顔も体形も子供っぽい。全体的に色素薄め。ちょっぴり内斜視がチャームポイント。ふんわりした栗色の髪。

服装は明るめでカワイイ系 (黄八丈、リボン・兵児帯)。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/ワツリ村


家族

父、母


性格

好奇心旺盛。おませさん。おおらかそうでいて意外とめんどくさ……細かい。勘が良すぎて他人の地雷を踏んでしまいがちなため、親しい者以外には本心を隠している。


趣味

相撲観戦


特技

和裁、組紐作り、オルガン


好きなもの

ずんだ餅、あさりご飯


嫌い・苦手なもの

ハッカ飴 (くしゃみが止まらなくなる)


生い立ちなど

ワツリ村にある小間物屋〝安佐貝 (あさがい)〟の看板娘。澪の親友。

幼少期から鋭い勘が元で他人の気分を害してしまうことが多く、尋常小学校ではそれが原因でいじめられていた。いじめから救ってくれた澪は恩人であり親友だが、過剰に可愛がられるのは複雑な気分。

千里を奉納相撲の観戦に誘い、精神的変革のきっかけをもたらした張本人でもある。

独りぼっちの頃に学校の音楽室で弾いていたオルガンが今でも心の支え。

少年漫画が好き。澪は心のヒーロー。


イメージフラワー

コエビソウ……可憐美の極致、愛嬌、友情




  *




久野井明子

くのい・あけこ


生年月日

新星暦1870年10月21日


年齢/性別/種族

18/女/ヒト


身長/体重/スリーサイズ

157cm/49kg/81 (C)・57・83


容姿

金髪セミロング、仕事中は丸ぐけ紐などで縛っている。口元にホクロ。細身でしなやかな手足。

着物は更紗など派手めのもの。丈は短く、動きやすいよう着崩している。

音を立てるアクセは基本着けない。右手にピンキーリング。マニキュア・ペディキュア。


国籍/出身

フォズ・イムガイ国/イムガ・ラサ→ワツリ村


家族

祖母、兄・晋 (すすむ/衛士)


性格

醒めた表層とは裏腹な熱いハートの持ち主。見た目はギャル、言動はヤンキー。表面上は小綺麗にしているが、見えない部分はわりとガサツ。


趣味

少女歌劇観賞、半襟コレクション


特技

尺八、サックス、洋裁


好きなもの

格好いい女子


嫌い・苦手なもの

スカしてる男


生い立ちなど

銭湯〝篝火〟の従業員。やさぐれ系白ギャル。澪の親友。

ワツリには7年前に家族とともに引っ越してきた。その実態は、危険人物であるカガ璃の監視を命ぜられた幕府の隠密。派手好きで目立つ明子の陰で、地味な兄が実働を請け負うことも。

〝太刀花の君〟の娘に接触する名目で、高等小学校の番長であった澪にケンカを売る。それがきっかけでお互いを認め合う仲となり、親友グループの仲間入り。澪への好意がねじくれて、言動が辛辣になることも。

母親を失い引きこもっていた澪を大ゲンカのすえ引っ張り出した立役者でもある。具体的には、引きこもり中に体重が増加した澪を挑発し相撲勝負を持ちかけてこれを撃破、母親の指導は無駄だったと言い捨てる究極の荒療治を行った模様。ひと月後に澪は雪辱を果たし、改めて仲直りするとともに永遠の友情を誓った。

諜報活動でチンドン屋や虚無僧に扮する機会があるため、多少は楽器ができる。鎖鎌の使い手で、〝花蟷螂〟の二つ名を持つ。


イメージフラワー

ゲンペイカズラ……個性の強さ、チャンス到来、親友


さと / 寿麻すま / あけ / みお イメージ画像

https://kakuyomu.jp/users/mano_uwowo/news/16817330666875757914

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