部屋でただ寝てたらキレられた
中学校2年生の夏休み、父が家に帰ってきたとき、自室の部屋のドアを開けたまま、ベッドでうつ伏せに横になっていた。特に何かしていたわけではなく、ただ寝ていただけだった。
当時、夏休み前にとある出来事でいじめられ、私は精神的に参っていた。
しかし、父は——たぶん何か別のことで虫の居所が悪かったのだろう——私の部屋に入ってくると、いきなり私の扇風機を蹴倒して「勉強しろ!」と怒鳴った。突然のことに私は恐れおののいた。私が明確に父の前でゲームでもして遊び呆けていたならまだしも、特にいわれのないことでいきなり責められたことをとても理不尽に思った。
その後、母が帰ってくるまで数時間ずっと心臓がバクバクして、この世の終わりのような恐怖を感じ続けた。
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