第15話 腹筋がつった時の話
いや、私のお腹は少しも鍛え上げていませんからプニプニなんですよ。なのにつったのです。笑いすぎて。今回は、そんな話を書いて行こうかなと思います。
いつものように、しば犬の彼と、親父さんとでくだらない話をおもしろおかしくしていたわけですよ。今日も一日お疲れ様ーって感じで。
そうしたら、十円玉が落ちていたのですよ。これはもうね、もし彼が口に入れてしまったら大変、という思いと、たかが十円、されど十円の気持ちがまさって、手近にある孫の手(わからない世代の方は調べてください。百均にもあります)で、十円玉をかきよせました。
以前、彼にご飯を食べさせていた時に足首を捻挫して以来、しゃがみこむことが怖くなっているので、孫の手を使いました。
それで十円玉を少しずつたぐり寄せましてね。あと少しで手元に!
と、ここで事件発生!! 十円玉が消えたのです。
なので、いきなりのシンキングタイム!!
推理一・そもそも十円玉が存在していなかった。
推理二・どこかにあるけど隠れてしまった。
推理三・まーぼーろーしぃー!!
さて、みなさん、答えは出たでしょうか!?
正解はぁー、二!! なんと、椅子の脚の隙間に器用に挟まっていたのでした。
これを見つけてくれたのは親父さんで、使いまわしている百均のランタンをつけて、探してくれたのでしたー。
いや、うち的にこれは大笑いですよ。でも、笑いすぎたのか、急にお腹が痛くなりました。
でもそこであわてて救急車を呼ばないのです。親父さんはやさしく背中をさすってくれました。
もし、立場が逆ならば、「ほら、力抜いてー。ひっひっふー!!」なんて、突然のラマーズ法をかますような性格の私です。残念ながら親父さんは真面目一筋な方なので、素直に私の心配をしてくれました。
いやー、笑いすぎてお腹がつることってあるのですね。驚きましたよ。あ、すぐにおさまりましたのでご心配なさらないでくださいね。
そんな、私たちの日常なのでした。あー、たくさん笑った。
つづく
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