起転承[乱]結Λ

登場人物紹介

このページが必要か否か。それは存在の開祖たる最高神ピイヴイが判断する。


「忘却の奈落に落ちたなら、ここに戻るが良い――」


ピイヴイが福音を告げると、第三と第四のラッパが鳴り響き、天秤を持った黒騎士が炎の中を駆け抜けた。


■ベルニク領邦


<トール・ベルニク>     

主人公、秋川トオル。

巨乳と宇宙戦記好きで、割と呑気な領主。

伯爵、帝国官位は銀獅子権元帥。


<ロベニカ・カールセン(ΠΠΠ)>

首席秘書官及び統帥府首席補佐官を兼任。えっちなスーツが似合う。

カエルのアイマスクを愛用する真面目系女子。

トールに惹かれ始めているが……。


<マリ(ΠΠΠπ)>

マリーア・フィッシャー/マリーア・ベルツ。

えっちなメイド服が似合う女男爵巨乳メイド。

贈歌巫女とベルツの血を引く少女。

トールに永遠を誓う。


<ジャンヌ・バルバストル(ΠΠΠ)>    

中佐、ホワイトローズ艦長。軍服最高ッ。

淑女にして狂戦乙女。殺戮乙女。ともかく突貫特攻。

トールを女神の御子として崇拝する。

首船の戦闘で左前腕を喪った。


<テルミナ・ニクシー(π)>

特務機関デルフォイ室長。

ロリ。えっちなコスプレ担当。スラム育ちで口は悪い。苺大好き。

トールの悪党ぶりに惹かれている。

浮浪児ディオの後見人となった。


<ソフィア・ムッチーノ(ΠΠΠΠπ)>

統帥府報道官。ともかく、むちむちしている。

現体制の批判者たらんとしたが、トールに入れ込んでしまい転向する。

巨乳戦記ΛΛの共著者。


<みゆう(ΠΠΠΠΠΠΠΠ)>         

猫型オートマタを光通信で制御する、μフロントに住まう女神?

トールを、「トオル」と呼ぶ唯一の存在。

トールとお話しするのが大好き。

アンチフェノメン・シールドと、もうひとつ秘密兵器がある。


<ケヴィン・カウフマン>

少将、月面基地司令官。

気は弱いが、割と有能。妻子の愛に飢えている。

裏切りが露見していない事を知らず、常に怯える中年男。

トールからは絶対的に信頼されており、出世街道をひた走る。


<ガウス・イーデン>

少将、憲兵司令部司令官。

気さくな憲兵にして、篤志家とくしかの一面もある。

フェリクスに長期出張中。


<パトリック・ハイデマン>

大将、火星方面管区司令官。

退役間近に控えた寡黙な老将。

内心で、トールを孫の様にも感じている。


<ヨーゼフ・ヴィルト>

統帥府長官。

生真面目で礼儀に厳しく口煩い。テルミナの天敵でもある。

妻がロイド家に連なるため、カドガン領邦へ亡命の噂もあった。

実際には忠義の男。


<リストフ・ビッテラウフ>

元国務相。

トールによる体制刷新で、政界を引退。

オリヴァー・ボルツの裏切りに、間接的ながら協力もしていた。

なお、ロベニカの父ヴォルフとは友人関係にある。


<カサンドラ・ビッテラウフ>

リストフの妻。

世話好きの婦人で、トールに妃候補を紹介する使命に燃える。


<ヴォルフ・カールセン>

首席補佐官ロベニカの父。

元々は……?


<セバス・ホッテンハイム>

先代エルヴィンの代から仕えている家令。

ともかく気は弱いが、トールに忠実。

な〇う系小説が好きな老人。


<トジバトル・ドルゴル>

剣闘士、実業家、そしてプール清掃員。

黒髪の孤児で修道院育ちだが今は金持ち。

旧帝都からベルニクに移り、トールの屋敷に居候中。

トールからとある依頼を受けており準備を進めている。


<クロエ・ラヴィス(ΠΠ)>

ベルニク軍中尉、ジャンヌの副官。

ジャンヌを「お姉さま」と慕っている。

血が怖い。


<リンファ・リュウ(ΠΠπ)>

統帥府商務補佐官。

黒髪のアジアンビューティ。

昔のトールからセクハラを受け国を出奔したが、現在は見直している。


<フィリップ・ノルドマン>

旧帝国の禁衛府きんえいふ長官、伯爵。

謹厳実直だが有能ではない。

トールの屋敷に居候中。


<クリスティーナ・ノルドマン(ππ)>

クリス。元はブリジットの傍付。

奴隷船叛乱がメディアで注目され話題の人となっている。

トールの屋敷に居候中。


<レオン・ノルドマン>

クリスの弟。気が弱い。

トールの屋敷に居候中。


<ディオ>

バスカヴィ地区の浮浪児だったがテルミナに拾われた。

ヴォルヴァ幼年学校に通う予定だが、学期開始まで特務機関デルフォイで手伝いをしている。


<アドリア・クィンクティ>

故ルキウスの養女にして、カッシウス家の血を引く元船団国神官。

秘かに眼鏡っ娘。

大衆に迎合しようと生きて来たが、周囲の変化に戸惑っている。

フリッツの計略でベルニクの人質となった。


<コルネリウス・スカエウォラ>

元ミネルヴァ・レギオン総督。スキピオの父。

ルキウスの良き理解者でもあり、カッシウスの啓示を受けた者の一人。

スキピオによる政変でミネルヴァを追われ、ベルニクに逃れた。


<サラ>

故ルキウスの奴隷で屋敷の使用人。

ベルニク軍に亡くなった母親の兄がいる。

フリッツ、クリスと共に、ミネルヴァ・レギオンからベルニクに逃れた。


<フリッツ・モルトケ>

宇宙海賊モルトケ・ファミリーの息子――らしい。

現在はテルミナ・ニクシーの部下となっている。

粗暴にして野卑な男であるが、機転と実行力、そして度胸はある。


<トーマス>

フリッツの手下だが、殺人鬼。

殺した男の婚約者によって左目を喪った。


<グレン・ルチアノ>

ルチアノグループ企業の役員。

常に自信満々で、ピュアオビタルが嫌い。

ロベニカの同窓かつイケメン。

新帝都フェリクスに莫大な資本投下を推し進めている。


<エルヴィン・ベルニク>

先代領主。トールの父。

良い領主だったそうだが、旅先で事故死。


<オリヴァー・ボルツ>

大将、叛逆罪容疑で拘留中。

ロリマゾの憎めない男である。

そろそろ……?


■新生派帝国、帝都


<ウルド(Ππ)>

幼名オリヴィア・ウォルデン。女帝、ウォルデン公爵家の娘。

乗馬服と鞭が殊の外に似合う至極の美少女。

トールをたらするための策を講ずる事に余念がない。

性格は悪いが、徐々に我慢強さを覚えつつある。

カドガン領邦領主グリンニスに恨まれている。


<シモン・イスカリオテ>

部屋付き使用人長→内裏常在役→侍従長と順調出世。

恨みからウルドを暗殺しようとするが失敗。

トールに弱みを握られており、ウルドから逃げたいが逃げられない。


<シャーロット・ウォルデン(ΠΠπ)>

ウルドの母。

ウォルデン領邦で奔放に暮らしていたが、フェリクスへと押し掛けてきた。


<イヴァンナ(ΠΠΠΠ)>

謎の組織に属する諜報員。

常にハイテンションな徒花系女子。

フェリクスにて暗躍中。

ニューロデバイスへの拒絶反応に耐える体質により、身許を幾らでも偽装できる。


■オソロセア領邦(新生派帝国)


<ロスチスラフ・オソロセア>

領主、侯爵。新生派帝国、筆頭元老。

数多の謀略で成り上がった男だが、ピュアオビタルではない。

嵌めようとしたトールに、徐々に取り込まれている。


<ドミトリ>

ベルニク領邦の領事。

諜報部上がりで、人の秘密が大好きな変態だが有能。

基本的に女は嫌いであるが、同性愛者ではない。


<フェオドラ・オソロセア(Π)>

ロスチスラフ三人娘の長女。

高飛車な一面は有るが、わりとお人好し。


<レイラ・オソロセア(ΠΠ)>

ロスチスラフ三人娘の次女。

最もクレバーで、ロスチスラフの血を色濃く受け継いでいる。


<オリガ・オソロセア(Ππ)>

ロスチスラフ三人娘の三女。

奥手な性格だが、思い込んだら一直前。


■マクギガン領邦(新生派帝国)


<ディアミド・マクギガン>

野人伯爵。ロスチスラフの友人。新生派帝国、元老。

荒々しい性格だが……?


■ラムダ聖教会


<アレクサンデル・バレンシア>

教皇、悪漢。

女と金とお菓子が大好きな巨体。

聖骸布艦隊出身で、現在も同艦隊に強い影響力を持つ。


<レオ・セントロマ>

枢機卿すうきけい、聖レオ。

罪悪感で自身を鞭打っている。

天秤衆と教理局に対して強い影響力を持つ。


<ブリジット・メルセンヌ(ΠΠΠΠ)>

天秤衆。ハルバード使いで、えっちな天秤衆装束がとても似合う。

アレクサンデルの命を狙ったが返り討ちにあった。

以来アレクサンデルの肉人形となっていたが、マリやμとの邂逅で何かに目覚め、マリのボディガードとなっている。


<大司教>

フホ、フホホ。


■カドガン領邦(復活派帝国)


<グリンニス ・カドガン(π)>

伯爵。カドガンちゃま。

抗エントロピー症候群により、身体年齢が遡行している。

実際の年齢は八十だが、身体年齢は六歳児となった。

やがて赤子に至るとされている。


<フォックス・ロイド>

グリンニス の側近。軍属。

カドガン領邦で製薬企業を営むロイド家に連なる者。


<ハンス・ワグネル>

元、宮廷道化師。

本来はベルニク軍に属し、五十年前のベネディクトゥスで観戦武官だった。

マリの父ニクラス・ベルツの親友。

カドガンの食客となったが、軟禁状態になっている。

グリンニスの依頼で、記憶を頼りに「ベネディクトゥス観戦武官の記録」の続きを書いている。


■ウォルデン領邦(復活派帝国)


<アーロン・ウォルデン>

ウォルデン領邦領主にして女帝ウルドの父。

気弱な性格で、エヴァンには頭が上がらない。

政治には興味がなく、妙な偽名を使って娯楽小説を書いている。


■グノーシス船団国


<ルキウス・クィンクティ>

故人。元船団国執政官。

解放奴隷からコメディアン、そして執政官になったが、最期は断頭台で処刑された。

カッシウスの啓示を受け、トールとスキピオに後事を託した。


<スキピオ・スカエウォラ>

ソルジャー。ルキウスの友人であり護衛官だった。

ミネルヴァ・レギオンで政変を起こし、自身がレギオン総督になる。

首船プレゼピオを崩落し大量虐殺者となった。


<らむだ>

ミネルヴァのレギオン旗艦λフロントに住まう女神?

みゆうと異なり、トールに対して敵対心を抱いている。


<アリス・アイヴァース>

オソロセア領邦にて、アールヴヘイム邸の女主人だった。

ルキウスとの間に子供もいたが、とある事件で失われている。

スキピオによる大量虐殺を、レギオン旗艦にて目撃した。


<ポンテオ・ペルペルナ>

故人。ユピテル・レギオン総督、臨時執政官。

ベルニクへの侵攻を指揮し敗北。また、ルキウス処刑を押し進めた。

待針の森で、巨大な赤子に舐られて死亡。


<ピラト・ペルペルナ>

故人。ポンテオの双子の兄。大神官。

聖レオと密議し、船団国と復活派帝国を結ばせようと動いた。

トールによって頭を刺し貫かれて死亡。プリンが好きだった。


<セレーナ>

ミネルヴァ・レギオンのソルジャー。

殺人鬼トーマスに婚約者を殺され恨んでいる。


■復活派帝国、帝都


<エヴァン・グリフィス>

宰相、公爵、グリフィス領邦領主。

巨乳戦記においては救国の英雄で、トール憧れの人物。


<エリ(ΠΠΠπ)>

G.O.Dの歌姫。バイオレットの髪。それ以外は謎。


<太上宮に住む女(ΠΠΠΠ)>

バイオレットの髪。何だか偉いのかも。それ以外は謎。


<フードを被った女(ΠΠ)>

太上宮に住む女の傍に居た。それ以外は謎。


■旧ベルツ家


<ウルリヒ・ベルツ>

ベルツ家次男。

抗エントロピー場に幽閉されている。


<ルーカス・ベルツ>

ベルツ家長男。

抗エントロピー場に幽閉されている。


---------------------------------


[乱] 1話は、本日22:30に投稿します。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る