第6話 精神からものを見る中国人

○ 精神からものを見る中国。台湾客家はものとカネだけ

  何億かかったのか知りませんが、壮大な軍事演習という形(出費)で、中国は今回の中台紛争に付き合ってくれました。

  しかし、それは何も、台湾客家というガキの挑発に乗ったのではない、聞き分けのない子供に拳骨を食らわすのでもない、大声を出して怒鳴って威嚇するのでもない。

  中国は、今回の紛争を通じて、自分たちのポリシー(信念)を淡々と貫いたというところが、同じ大国でも暴力団的な米国とその飼い犬となってしまった台湾客家の台湾と異なる点でした。

  脅しとか威嚇という暴力団的な行為ではなく、自分たちの本気度という心を、軍事演習という目に見える形で見せたにすぎない。


  だいたいからして、世界一の金持ち・文化国家でありながら自らを世界一の発展途上国と(謙虚に)自認する中国にとって、台湾島に何の魅力を感じるというのか。

  人材も資源も十分すぎるくらいに自国のものを活用して、精神的にも物質的にも裕福な彼らが、「中国の紛(まが)い物」である台湾を自分のものにしたところで、(欧米からの借金漬け台湾客家の台湾など)お荷物にしかならない。

  韓国にしても、(韓国(百済)人支配の)日本にしても、台湾客家の台湾にしても、これら(ユダヤ人支配の)英米金儲け主義という病原菌に「精神を汚染されてしまった」国(民)など、中国にとってはアフリカの最貧国ほどの価値も無い。


  東アジアの3バカほど汚染されていないアフリカや南米の国々なら、まだ中国(東洋)的な、誠・和・徳といった「まともな人間」に必要な特性を自覚してもらうことで、これを共有していくことができるだろう。その意味で、アフリカの最貧国のような国々の方が、東アジアの三国などよりも、ずっと重要なパートナーとなる可能性を持っている。

  中国が(パートナーとして)必要としているのは、カネや技術や資源のある国ではなく、精神的に大切なものを共有できる、誠実で信義に厚い国であり人間なのですから。

 

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終始変わらずに世界の発展への貢献者であり続ける中国

http://j.people.com.cn/n3/2022/1012/c94474-10157423.html

人民網日本語版 2022年10月12日


  ケンカを売った側の台湾客家が、選挙だの利権だのという意地汚い料簡によって、神聖な政治を俗っぽいイベントにレベル・ダウンさせたのに対し、中国はあくまでも大国としての責任と、国家としての矜持(きょうじ)を守り通してきた。


  その意味で、台湾客家と中国の意見がかみ合わないのは致し方ない。一方は口先だけの「民主主義」で内実は金儲けだし、中国は真に思想や理念の問題として「台湾問題」を捉えているのだから。


  なるほど、台湾客家は「民主主義を守る」とか「世界平和のために戦う」というスローガンを掲げてはいるが、実際には「羊頭狗肉」。

  台湾客家という宗教集団の繁栄のための利権確保を政治に見せかけて行っているに過ぎない。それは「同じ穴の狢」である、多くの諸外国の議員たちも同じこと。利権に集まる亡者たち。

  8月に台湾を訪れたアリゾナ州議員は「米台友好」のための訪台を看板にしながら、実際には「台湾積体電路製造(TSMC)の工場誘致」が目的だと正直にマスコミに話していたようですが、それとても、その議員の夏休みの家族旅行を兼ねての「仕事をするフリ」程度ではなかったのか。

  夏休み期間中に、一日だけでも台湾総統と面会した、というだけで、1年間飯が食えるなんていうのは、日本や台湾のみならず世界中どこの国の政治家(屋)も同じこと。

だから、そういう私利私欲で政治をやる者たちをして中国は「政治屋」と呼ぶのです。

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