第176話 皐月賞振り返り
馬場状態は内が多少傷んでるとは言え、気温が高く晴れだったのもあり、そこまで悪い馬場状態ではなかった。
発送直前にダノンザテイルが歩様の乱れから除外となり17頭でのスタート
スタート後にビザンチンドリームが大きく出遅れる。
ハナ争いは大方の想定通り、メイショウタバルとシリウスコルトにアレグロブリランテ、少し後ろにジャンタルマンタル。
勝馬ジャスティンミラノはジャンタルマンタルを観る形で、後ろの外目を追走。
レガレイラは後方5番手辺りを選択。
メイショウタバルが後ろを離して行き、1000m通過は57.5秒とハイペース。
メイショウタバルから7.8馬身後ろにシリウスコルト、ジャンタルマンタル。
レガレイラはこの時点でもまだ後方5番手
3角では一杯になったメイショウタバルが下がっていき、2番手以下の馬群が一気に差を縮めてくる。
4角過ぎて最終直線に向かう頃にはジャンタルマンタルが先頭に立つと早め抜け出したを狙う。
なかなか後ろとの差が縮まらないと思ったが、急坂を登り終えた位に、外からジャスティンミラノとコスモキュランダが併せる形で急襲。
ゴール板では真ん中ジャスティンミラノがクビ差1着、ジャスティンミラノと一緒に突っ込んで来たコスモキュランダが2着、早め抜け出しで粘りきったジャンタルマンタルが3着。
そこから1馬身半遅れて、アーバンシック、シンエンペラー、レガレイラと入着。
勝ちタイムはメイショウタバルがハイペースで引っ張った事もあり、レースレコードの1.57.1秒。
ジャスティンミラノが3戦3勝とし無敗の皐月賞馬となる。
まず上位3頭は終始10番手以内でレースを進めた馬です。
ハイペースとは言え、今日の馬場状態では後方勢はキツかったです。
勝ったジャスティンミラノ、スタート良く切れたのが全て。ハイペースの中でも終始リズム良く運べて、早めに抜け出たジャンタルマンタルをしっかり最後に差し切った。
2歳王者ジャンタルマンタルに2戦連続で土をつけたのは本物。
調教ではずっと藤岡康太騎手が乗ってた事もあり、戸崎騎手も友道調教師も藤岡康太騎手への感謝を述べていたのに号泣。
馬券はハズレたけど文句なしの皐月賞馬。藤岡康太騎手への餞にもなった。
改めて藤岡康太騎手ありがとうございました。
2着コスモキュランダ、モレイラ騎手が上手い。この騎手、本当に芝レースでは超一流を通り越して神の領域まで届いてるんじゃないか。思いました。もちろん馬も強いのですが、展開読んで長く良い脚を使える馬を持て余すことなく走らせる。
クビ差の2着ですが、地力はジャスティンミラノの方が数段上に見えました。
騎手の差でクビ差の2着まで持ってこれた感じですね。
並みのジョッキーなら、無駄にポジション上げて、無駄に早仕掛けして5.6着が良いとこだと思います。
芝レースのモレイラ騎手はどんな馬であれ抑えてた方が良さそうです。
3着ジャンタルマンタル、勝つ競馬をした上での結果ですから仕方ないです。
良く3着まで粘ったと思います。強いて言えば早仕掛けだった分、差されてしまったのでしょうが結果論な気もしますし、この馬の力は十分に出したと思います。
2歳王者の底力を見せましたね、次がダービーかNHKマイルカップか、どちらになるのか楽しみな馬です。
本命にした唯一の牝馬レガレイラは上がり最速を出すも6着。
位置取りがさすがに後ろ過ぎました。最終直線だけの競馬になってしまっては6着も仕方なし。
ルメさん復帰後にどうなるか注目ですね。
今回はペース読みも馬場読みも違う感じだったので、馬券もコスモキュランダ以外は4.5.6.10着とイマイチでした。
共同通信杯組を無印評価にしたのは、4つのコーナーを周る皐月賞ではパフォーマンスを下げると思ったらからです。
ハイペースになった事で、折り合いが良い感じに付いたのも味方しましたね。
ホープフルSの様はレースにはならず、本当にもっとも早い馬が勝つ。みたいなトップスピードを維持出来る馬が上位に来た感じですね。
ジャスティンミラノはダービーの方が向いてそうですし、無敗で二冠も見えてきましたね。
ジャスティンミラノの優勝には藤岡康太騎手も天国でニッコリですよ。
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