第157話 レーティングのお話と金盃競争(大井)三連単的中🎯🎯高回収率💰

 23日に2023ロンジンワールドレーシングアワードが英国ロンドンで行われました。

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)がワールドベストレースホースランキングを発表し、見事競走馬とレースの2冠を日本が制覇しました!


 レーティングトップの競走馬はもちろんイクイノックスです。

 日本馬では歴代最高の135ポンドになります。

 レーティングトップのレースはジャパンカップになりました!


 日本の競走馬がレーティングで世界1位になったのは、ジャスタウェイがありますが、日本のレースがレーティング世界1位は史上初になります。


 ウシュバテソーロのドバイワールドカップ制覇と合わせて、本当に競走馬含めて日本競馬が世界に追い付いた感じでしょうか。

 今までの競馬関係者の尽力あってでしょうが素晴らしいですね。


 少し詳しく見てみると、2023年の世界競走馬のレーティングが上位5頭が下記になります。



 1位 イクイノックス (135ポンド)

 2位 エースインパクト(128ポンド)

 2位 モスターダフ  (128ポンド)

 4位 ビックロック  (127ポンド)

 4位 フクム     (127ポンド)


 2位と4位は同率ですね。

 無敗で凱旋門賞を制したエースインパクトは、個人的にもう少し上でも良いとは思いますが、イクイノックスが圧倒的ですね。


 他の日本馬だとタイトルホルダーとドウデュースが124ポンドで10位タイです。


 2014年にジャスタウェイが日本馬で初めて世界1位になった時のレーティングは130ポンドでした。

 イクイノックス以前で日本調教馬の最高レーティングはエルコンドルパサーの134ポンドでした。

 エルコンドルパサーの時はモンジューとデイラミが135ポンドだったので、世界1位にはなれませんでした。


 こう見るとイクイノックスの世界的評価が凄いことが分かりますね。

 過去20年くらいを遡っても、イクイノックスのレーティングより上だったのは多分ですが2頭だけだと思います。

 14戦全勝サラブレッド史上最強馬の呼び声高い、芝の怪物フランケル(140ポンド)。

 6戦全勝、6戦で2着馬に付けた合計着差は71馬身。異次元のスピードで米国ダートレースを席巻した、ダート史上最強馬フライトライン(140ポンド)


 この2頭は別格中の別格ですが、イクイノックスが欧州か米国芝でG1を1つでも取っていれば、さらに評価も爆上がりだったとは思います。

 欧州や米国と言った競馬の本場で1度も走ってないのに、この海外からの評価は凄いです。




 世界のレースレーティングは下記になります。


 1位 ジャパンカップ (日本、126.75)

 2位 ドバイシーマクラシック 

 (UAE、126.50)

 3位 凱旋門賞 (フランス、124.75)

 4位 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS (英国124・50)

 5位 宝塚記念 (124.25)


 トップ5のレースに唯一日本から2レースがランクインされてます。

 トップ10まで見ると、天皇賞・秋(6位、123.50)と有馬記念(8位、123.00)も入ってますからね!


 今までの日本のレースで最高レーティングを獲得したのは2020年のジャパンカップ(124.50)になります。

 無敗の牝馬3冠馬デアリングタクト、無敗の牡馬3冠馬コントレイルを一蹴したアーモンドアイが勝ったレースになります。


 レースレーティングの決め方が、4着馬までの当該年度のレーティングの最高値の平均(牝馬は+4ポンド)で導かれるので、今年のジャパンカップですと、下記になります。


 1着 イクイノックス (135)

 2着 リバティアイランド(120、牝馬なので+4で実質124)

 3着 スターズオンアース(120、牝馬なので+4で実質124)

 4着 ドウデュース (124)


 135+124+124+124=507

 507÷4=126.75


 こんな感じですね。G1で上位に入った日本馬のレーティングが平均して高い+イクイノックスが突き抜けたレーティングなので、日本のG1(総じてイクイノックスが出ていたレース)が、世界ランキングでも上位にランクインしました。



 世界に通用する馬作りの結果が結びついて来たのでしょうが、個人的にはやっぱり凱旋門賞を日本馬が勝ってほしい。。

 エルコンドルパサーが2着になって以降、近い内に凱旋門賞を勝てる馬が登場すると言われて、はや25年が経ちました。


 今までに述べ34頭が出走してきましたが(0.4.0.30)

 エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴル(2着2回)、ディープインパクト、ゴールドシップ、ドウデュースと言った時代の最強クラスさえ届かなかった凱旋門賞の戴冠。

 ここを勝たない限りは、欧州や米国より歴史が浅い日本競馬のコンプレックスが付き纏うと思います。



 ガラパゴス化し独自の発展を遂げたと言っても良い日本競馬ですし、日本馬もシャトル種牡馬含めて、色々な国に根付いて血を広めて行ってます。

 それはそれで良いのですが、凱旋門賞を勝った時に初めて、世界競馬に並んだ。と言えるような気はします。


 馬場の違いはあれど、昨年の凱旋門賞では、日本馬向きの高速馬場になった結果、スルーセブンシーズが4着と健闘しました。


 凱旋門賞出走への負担やリスクも承知ですし、一競馬ファンの戯言ですが、日本馬が凱旋門賞制覇するとこは観たいですね。

 近い内に来ると信じてます笑



 交流重賞以外はあまり地方競馬には手を出しませんが、仕事が休みなので大井の金盃はやろうかと思います。


 大井 ダート2600m 16時35分発走予定

 ◎ランリョウオー

 ◯セイカメテオポリス

 ▲ミヤギザオウ 

 △アンタンスルフレ

 △マンガン


 本命ランリョウオー、距離延長+大外枠が嫌われて人気下がってるなら美味しい。

 東京記念では2年連続でセイカメテオポリスと勝ったり負けたりしてる辺り、大井の長距離戦は向いてる。去年の金杯はレース映像観たけど、後方組に展開向いたので度外視して良いと思う。むしろ逃げて勝馬から0.6秒差は内容的に悪くない。


 上位2頭は固い気はする、大外8枠に実力馬2頭ミヤギザオウとランリョウオーが入ったけど、そこまでオッズ人気してないのが良い。

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