第151話 有馬記念、簡易的な振り返り

 中山2500トリッキーなコースだけあって、騎手の差も如実に出ましたね。


 スターズオンアースが絶好のスタートダッシュを見せました。

 これが大事な所で出来るルメールさんも流石なのですが、この辺がスターズオンアースが馬券内を常に確保してる強味なのでしょうね。


 第一コーナーに差し掛かる頃には、楽にタイトルホルダーが逃げました。

 番手には大外枠からスターズオンアース。これは凄いとしか言えない。。 

 3番手に内からシャフリヤール、ウインマリリン、ハーパー。


 中団の前目にタスティエーラ、ソールオリエンス、ディープボンド、スルーセブンシーズ


 後方から2頭目にドウデュース、最後方にジャスティンパレス。


 ドウデュースはうしろでも内側を走れましたが、ジャスティンパレスはスタートが良くなかったのもありますし、外を常に回される形になってしまいました。

 ジャスティンパレスは相当タフなレースを強いられましたね。



 そのまま隊列は動かず1000m60.4秒のミドル〜ややスローペース、4.5馬身離してタイトルホルダーは得意な形に持ち込んで逃げてます。


 向正面でペースが落ち着いた時に後方2番手ら辺にいたドウデュースは外に出しました。

 少しずつドウデュース鞍上の武騎手がポジションを上げています。

 結果論ですが、ここでジャスティンパレスが付いて行くのがワンテンポ遅れてるのが1着と4着の差になったと思います。


 第3コーナーを回る所でジャスティンパレスは、ドウデュースのさらに後ろから外をブン回して来ます。

 一瞬ですが、横山弟は乗ってる馬をソールオリエンスだと勘違いしてんのかと思いました笑


 ドウデュースは抜群の手応えでマクって来ましたね。

 大箱向きかと思いましたが、鞍上の技術なのかコーナーリングが抜群に上手い馬ですね。

 今まで、武騎手乗っててもそんなにコーナーリング上手い馬とは思いませんでしたが、ビックリです。。



 最終コーナーを周っても、まだタイトルホルダーのリードは4.5馬身はありましたね。

 番手にはスターズオンアースと、絶妙なコーナーリングで一気に上がって来たドウデュース。

 手応えはドウデュースの方が上。


 ジャスティンパレスは大外ブン回ししてるので、コーナーリングで少し離された。 


 ラスト200mを切ってもタイトルホルダーはまだ粘る。

 後ろからはスターズオンアースとドウデュースが馬体を併せ接近して来る。


 ラスト100mくらいでドウデュースとスターズオンアースがタイトルホルダーを交わす。

 後ろからはジャスティンパレスとシャフリヤールが何とか3着に上がって来ようとする。


 最後は半馬身前に出たドウデュースが優勝。

 絶好のスタートを切って、終始番手で競馬をしたスターズオンアースが2着。

 全盛期には足りないながらも、粘り強さを見せたタイトルホルダーが3着。


 以下、大外ブン回して来たジャスティンパレスが4着。

 終始内ラチを走って直線は外から伸びてきたシャフリヤールが5着。


 スターズオンアースは大外枠じゃなきゃ、勝ってたかも知れませんね。

 大外枠なので、スタートダッシュは決められたものの、脚を使いましたから。

 内枠で絶好のスタートダッシュ決められたら、もう少し脚が溜まって、最後までドウデュースの追撃を交わせていたかもです。


 タイトルホルダーは有終の美こそ飾れませんでしたが、この馬のやれる事はやった上での3着ですし立派だと思います。

 お疲れさまでした。


 ジャスティンパレスは何でしょうね。最後方からレースを進めるとは思いませんでした。

 天皇賞・秋の時もですが、馬の行きっぷりが悪くなっていて、鞍上が押しても前に行けなくなってきたのかもです。

 コーナーリングもそこまで下手じゃないと思いますが、やたらと鞍上の横山弟が押してたので、ズブい馬が、めちゃくちゃズブい馬に進化したのかもですね。

 まぁ、単純に鞍上の騎乗ミスな気はしますが笑

 エフフォーリアやソールオリエンスの様な乗り方をしてしまった感じでしょうね。

 これを騎乗ミスと言うには厳しいかも知れませんが、どうなんでしょ? やっぱりコーナリングの差なのかなぁ。


 しかも、最終直線ではタスティエーラの進路を取ってますからね笑

 ジャスティンパレスが3着だっとしても審議対象になってたと思います。

 タスティエーラはジャスティンパレスに塞がれて、ブレーキ掛けて再度外から追ってますが、もう本気で追うのは辞めてる感じなので、次走は狙い目だと思います。



 スルーセブンシーズ、おそらくですが池添騎手はルメール騎手の後ろのポジションでレース運びする予定だったと思います。

 ルメール騎手にくっついて行って、いつも通り後方から馬群を割ってどこまで行けるか? みたいなビジョンだったと思います。

 そうしたらスターズオンアースがスタートダッシュ決めたので、釣られるようにポジション上げてしまった。感じだとは思います。

 このメンツですし、宝塚記念と同じく最後方付近で競馬進めて良かったと思います。

 終始スルーセブンシーズのレース運びが出来ず終わった感じですね。




 展開もペース読みも微妙だったので、馬券的にも微妙でした。

 2.3.4着の3連単は、どんな組み合わせでもありましたが、ドウデュース自体を切ってますからね笑


 ドウデュースは枠順発表の時に記載しましたが内枠のタイトルホルダーの1つ外に入ったので、競馬はしやすくなるとは思ってました。

 ただ、朝日杯勝って、ダービー勝つような馬が3歳ではなく、古馬になって有馬記念は勝てないだろう。って、先入観が完全に邪魔しましたね。。

 それ、ありきで過去映像とか観ちゃってるので、脳が有馬記念では消しモードにしてしまいました。


 馬個体で見れば叩き3戦目とか、主戦騎手の手戻りとか枠の並びとか、買える要素はてんこ盛りでしたね。


 的中された方はおめでとうございます🎯✩



 まだ、アディショナルタイムで28日にホープフルS

 29日は東京大賞典ありますから。

 出来れば的中して終わりたい笑

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る