第122話 菊花賞振り返りとその他 ハズレ🥲
菊花賞振り返り
G1の数も増えてますから一概には言えませんが、イクイノックスは過去の歴史的名馬と肩を完全に並べましたね。国内外含むG1を5連勝。
G1を5連勝以上してるのは、過去にナリタブライアン、タイキシャトル、アーモンドアイの3頭。
6連勝がテイエムオペラオーとロードカナロアです。
しかも、レース展開やコース体型はバラバラですからね。
今日、行われた天皇賞秋なんてフランケルみたいな勝ち方でしたよ。ラップタイム観ても、イクイノックスに勝てる馬はいなかったですね。
個人的には少頭数ってものありますが、ジャックドール以下はミドルペース〜やや、スローペースの上がり勝負になると思ってました。1000m通過タイム57.7は完全に自分の中では想定外です。
そんななか、イクイノックスは3番手を追走します。
しかも、離れた3番手ではなく、ある程度付いていっての3番手です。
逃げたジャックドールは最下位と前目の馬には厳しい展開でした。2番手追走のガイアフォースは頑張って5着でしたが、馬券内の2.3着馬は最後方からレースを進めた2頭です。
そんななかイクイノックスは3番手追走から、1.55.2の世界レコードで圧勝しました。
まさしくフランケルみたいなレース運びですね。
12.4-11.0-11.5-11.4-11.4(57.7)-11.4-11.4-11.6-11.4-11.7(1.55.2)
これが、レースのラップタイムです。イクイノックスは6ハロン目までは少し遅くて、ラスト4ハロンからは、これより少し速いと思いますが、息を入れるところがありません。
エグいラップタイムです。
対抗にしたジャックドールが得意なレース運びは、3ハロン目から5ハロン目までは、ペースを落として息を入れます。そして、6ハロン目から加速ラップをしていくペース運びですが、今日はガイアフォースや、イクイノックスに突っつかれて、この様なラップタイムになりました。
武騎手や上手い騎手は、ペースを落としてレースを支配する事が出来ます。もちろんイクイノックスには通用しませんが、最下位になるようなレース展開にはならなかったと思います。
藤岡兄は、やはり上がり最速を出して展開がハマるかハマらないか。だけの騎手だと思いました。
で、このラップタイム馬なりのまま最終直線に入り、後は突き放す一方で、ゴール手前100mからは流したレースっぷりは圧巻です。
欧州偏重の世界競馬ですが、個人的には、世界競馬のなかでも歴史的名馬と言って良いと思います。
3歳の春までは、まだルメール騎手の指示に応えられず、取りこぼす事もありましたが、3歳秋以降は、どんなペース展開でも勝ち切れる強さを発揮しています。
競馬場や馬場状態、レースペース不問でこれだけ強い馬はいなかったと思います。
テイエムオペラオーが近いっちや近いのかな。とも思いますが、テイエムオペラオーより危なげ無い勝利をしますし。オルフェーブルやアーモンドアイより器用な感じもしますし。
コントレイルよりもスケール大きそうですし(個人的にです)
ディープインパクトとやり合ったらどうなるか?ですね。
ディープより前目で競馬出来る強みがある分、イクイノックス有利な気はします。
シンボリルドルフやシンザンはリアルが知らないので何とも言えませんが。
とにかく世界最強馬に恥じない世界レコードでの圧勝です。
馬券的にはしつこくて申し訳ないですが、ジャックドールが外枠発走かつスタートで出負けした瞬間にほぼ終わりましたね。
スタートがあまり良くなく、最初のコーナーまでも距離が短いので、ジャックドールってか、藤岡兄はハナを取るのに必死でした。
そこにガイアフォースも絡んで来て、イクイノックスも付いてきたので、レースプランが完全に崩れましたね。
結果論ですが、ジャックドールは番手でも競馬出来るので、ガイアフォースに行かせても良かったと思ってます。
ですが、ここは、昨年に消極的なレースをした。と言う事で藤岡兄も大分叩かれたので、抑えずに逃げたと思ってます。
ガイアフォースが5着に粘ってるのにジャックドールが最下位は悲しい(´;ω;`)
イクイノックスに勝つレースをして最下位なのかも知れませんから仕方ないと割り切り……ます。
2着にジャスティンパレス、3着にプログノーシス。
この2頭は終始、最後方と後ろから2番目を走っていたので、展開が向いた感じですね。
もちろん地力があるので1分55秒台で走れたのですが。
4着ダノンベルーガ。この馬は前に何処かの話しで『歴史的最強の2勝馬』になってしまう。と書きましたが、本当になってしまいそうですね。。母系にダンジグ入ってるハーツクライ産駒なので、早熟傾向かも知れませんし、ダノンベルーガの得意な東京中距離はイクイノックスもリバティアイランドもいますし。。
ただ地力はあるので掲示板は外さないと思います。今後もG1では3〜5着くらいに常にいそうです。
産まれてきた時代が悪すぎます。
いっそ、そこそこの海外レースを転戦した方が良いと思います。
ドウデュース。武豊騎手から乗り替わりの戸崎騎手。イクイノックスをマークしてたのか?思いましたが、少し掛かってたみたいですね。7着はこの馬にしては物足りないですね。
京都記念以来8ヶ月ぶりが響いたのか、思った以上に筋肉量増えて、パワー型マイル馬寄りになってしまったのですかね。
2歳時に朝日杯勝ってますし、マイル路線もソングラインとかいますが、来年以降は手薄になりそうな気もしますし、いっそマイル路線に行っても面白そうです。
改めてイクイノックスの強さだけが際立った天皇賞でした。
ノーザンファームの吉田勝己代表は、昨年の春前に『ノーザンファーム組でイクイノックスが1番強い』言ってましたので、ダノンベルーガとかもいましたが、ノーザンファームでは最初からイクイノックスがエース格だったのでしょう。
そんなイクイノックスは次走で、最強のお嬢さんリバティアイランドとの対戦があるかもです。
ジャパンカップですね。
オルフェーブルが凱旋門賞帰りで出たジャパンカップでは、3歳牝馬ジェンティルドンナに負けてますが、イクイノックスは斤量差を物ともせずリバティアイランドに勝てるでしょうか?
海外勢も来るのか来ないのか分かりませんが、馬券的には3着争いの話になるのかも知れませんね。
とにかくイクイノックスの強さに脱帽でした。
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