第9話 五大種族の協約(1)

 その部屋は広くなく、さしたる調度品もない。そう言うと、まるでアーヤの王国週報ピットブルク支局のようであるが、その部屋は立場ある人物の執務室だけあり、家具の構成要素や内訳がまるで違っていた。


 重厚な執務机は南方から取り寄せた黒檀。来客用のソファはピンと張った革製。書棚にはれっきとした装丁の本が並び、そのページは純白の高品質紙だ。数は少ないがどれも貴重品であり、部屋の主の立場相応の品質を持っている。翻るに王国週報のピットブルク支局たるや、いや、言うまい。


 そして何よりもその部屋の中で最も珍しく、目を引くのが、シェイマスからの報告に耳を傾けている部屋の主たる男性だった。


 短駆で恰幅が良いので、縦と横の比率が同じように錯覚する。酒樽のような胴体からは太くて短い四肢が伸びており、特に腕などはアーヤの胴回りほどもある。贅肉が付いているが、その下には十分すぎる筋肉が備わっていた。

 重心が低く、まるで岩のようにどっしりとしていた。

 顔も岩石のように彫りが深く刻まれているが、下半分は見事な白髭で隠れている。もみあげまでつながった髭の脇から、先が少し尖った耳が見えた。


 岩妖精ドワーフだ。光の神々の加護を受けた五大種族のひとつ。鍛冶と細工の業に長けた職人であり、勇敢で頑健な戦士であり、酒と美食を好むこだわりの人々。

 特にここピットブルクの商工街にある鍛冶師ギルド長の部屋の主となれば、いくつもの大きな工房を束ねるひとかどの人物、という事になる。


 付け加えるならピットブルクは人間の街なので、ドワーフ《彼ら》の姿は珍しい。

 そのギルド長に、どういう訳かシェイマスは色町で聞いて来た事柄を報告していた。何も知らされずに連いて来たアーヤも証人扱いだ。


『えー、貧乏男爵家の三男坊とかじゃないって、言ってたじゃないですかー』


 と、内心で文句も出てくる。

 何でこんな事になっているのか。先程まで下町の露店で遅い昼食に—―アーヤにとっては食べ損ねていた朝食も—―ようやくありつき、通りのベンチで食べていた筈だった。

 棒パンに香辛料を利かせた牛の燻製肉を、これでもかと挟んだゴキゲンなやつだ。後でコニーとまた来よう、と相好を崩してもぐもぐしていると、同じものを食べていたシェイマスがふと思い出したように言った。


「あぁ、そうだ、ちょっと鍛冶師ギルドに用があってね、少し付き合って貰えないか」


 その時は深く考えずに同意した。鉱石屋と仇名される変わり者の冒険者だ。鍛冶屋とつながりがあっても、おかしな話ではないだろう、と。

 予定では午後は翠玉の塔へ向かい、マイルズを水路に落としたと見ているベーゼル・ヘイデンの周辺を聞き取りしようと思っていたが、日頃まったく接点のない鍛冶師ギルドというのも興味を惹かれていた。


 時間も圧しているので、慌ただしく食事を終え、二人は下町を抜けて街の東側へ。冒険者ギルドも建っている商工街の大通りへ戻って来た。


 相変わらず足繫く行き交う荷馬車の車輪が、道の轍を更に深く彫り込んでいる。

 街の中の方へ移動している馬車に並列して足早に歩き、商工街の奥へと進んでゆく。この辺りは平屋の大きな建物が多く、下町のような木造で小さな間口の家は少ない。大きいのは、だいたいが何らかの商家や工房だからだ。特に工房は鍛冶屋などの鉄鋼業者や、ガラス工房が多く、どれも火を使うので、レンガづくりの難燃性の建物が多かった。


 到着した鍛冶師ギルドも、そうした仕様に合わせたのかレンガ造りで、二階建ての重厚な建物だった。

 中に入ると冒険者ギルドと違い、実に静かだ。同じようにカウンターの窓口があるが、利用者が押し寄せているような事はない。カウンターの向こうのオフィスで幾人かの職員が書類—―わら半紙、木棺、羊皮紙など—―仕事をしている。

 商工街の工房をつつがなく回すための資材調整や、流通の管理を行っているようだ。

 と、そんな事務局の窓口の一つにシェイマスは近づくと、


「ギルド長は?いるかい?」


『なに軽く言っちゃってるの、この人ッ?!』とかアーヤがびっくりしたのも束の間。対応した受付嬢は、


「執務室におられますよ」


 まさかの顔パスであった。

 この時点で『ちょっとした用事』なんてレベルではすまなそうな、いやな予感がしていたのだった。


~ ~ ~ ~


 ピットブルク鍛冶師ギルドの長、ブレンダンは齢180になる中年ドワーフである。人間の数倍とも、300年ほどとも言われるドワーフの寿命であるが、人生の大半は、今の彼のように酒樽体形の髭面だ。


 いずれにせよ人間よりも長命で、知識・経験も深いため、アーヤにはとてつもなく厳めしい老人がデンと座っているように見える。ましてシェイマスの報告を腕組みして聞きながら、時折、髭の下の口の中でうぅむと唸っているのだから、居心地良いとは言えない。


 しかも気軽に入室したシェイマスが立ったまま話し始めたものだから、彼女もその後ろに立ちっ放しだ。

 それで待つことしばし、ようやくシェイマスの報告も終了し、ブレンダンが納得に口を開けた。


「それが先日、光明神の神殿までお前を迎えに行かされた事の顛末か……」


 アーヤはその物言いにピンとくる。あのヤヴィエ警邏神官長がシェイマスに食って掛かっていた『大物連れて来やがって』との言葉。あれは鍛冶師ギルド長の事だったのではないか。

 と考えていたら、ブレンダンの目がこちらを向いた。


「カーソンさん、だったか。うちのやつ《シェイマス》のいう事で、間違いはないかね?」


「え?えぇ、間違いないですっ……状況証拠ばっかりですけど……」


 水路のある路地であった、魔術師同士の言い争いの件だ。が、彼女の言葉が尻すぼみになる通り、状況証拠と僅かな目撃情報だけで物証はない。


 アーヤ的にはこのレベルで犯人を決めて掛かったら、編集長からお𠮟りを食らうのが目に見えている。この辺り、王国週報は情報リテラシーに気を使っていると解る。

 さてそれで不確かな情報ですが、と念押しされたブレンダンは今度は軽く唸った。


「ふぅむ、しかし、キミは王都の本局の差配で、本件を調べているのだろう?」


「は、はい」


「ならば編集長殿は俺たちの事もお見通しかもなぁ……」


 ブレンダンがそんな事を言うと、シェイマスは無言で肩をすくめて見せた。ますます居心地悪いのはアーヤであった。


『こわっ……なんでこの人だち、編集長を知ってるみたいな口ぶりなの!?』


 まるで自分だけ蚊帳の外である。だいたい、今の状況の何処が、シェイマスの言うちょっとした用事なのか。

 とか思ってると、ブレンダンが更に驚くべき事を口にする。


「ところで、その魔術師な。昨日、第二次調査団の名目で、カナル村へ出発しとるぞ」


 そう言って、一枚の低品質紙を机の上に出す。

 魔術師が【複写】の魔術で文字列を写しコピーったものだろうか。そこにはベーゼル・ヘイデンの名前もあった。


「鍛冶師ギルドからも地質調査員が一名出向していてな。名簿が廻って来ている」


「何とまぁ、間の悪い」


 シェイマスは紙を手に取り、ぼやきながら目を通す。と、アーヤも気になったので隣りから見上げる。ちょっと不用心な距離かも、とは思ったが、職業的な好奇心が勝った。


 翠玉の塔からカナル村での変事の追跡調査のため、再び魔術師たちが募られていた。そこに名が挙がっているのが、さる教授の派閥であり、溺死したマーティン・マイルズは本人が語っていた通り除名されている。

 アーヤはふと、名簿を見ていて気付いた。


「御者の方までわざわざ名前が載っているんですね」


「ん?知ってる人かい?」


「いえいえ、こっちの塊り、役割が名前の前に載ってます」


「お、本当だ。”うち”の地質調査員の名前もあるな」


「翠玉の塔の組織外からの参加者っぽいですね。こっちにも、土木建築に五人……」


「大工が?」


 シェイマスがブレンダンを窺うと、彼は頷いて見せた。


「うむ、第二次調査団はミスリル鉱滓こうさいを、湖から引き揚げるつもりかも知れんな」


「ミスリル鉱滓!?」

アーヤはオウム返しにその単語を口にする。

「……って何でしたっけ?」


「はいはい、ノリツッコミとかしないからね」


 シェイマスに淡々と流されてしまい、アーヤとしてはやり場がない。とりあえず小さく頬を膨らます。

 その様子を見てブレンダンは穏やかに笑いながら、


「鉱滓というのは金属の精錬の際に出てくるものでな、溶かした金属から分けた不純物のことだよ」


「……ということは」アーヤはすぐに自分の中の雑多な情報に当て嵌める。「ミスリルから分離した、精錬の際に強い魔力を帯びているゴミ、という認識で良いですか?」


「おぉう……」


 ブレンダンは目を丸くして頷きつつ、シェイマスの方を見る。彼はまた肩をすくめて見せる。


「……こういうお嬢さんですよ、ギルド長。俺を探して留置場にブチ込まれたかと思えば、色町のやくざ者を相手に魔法の杖を躊躇なく抜いたりする。はたまた、物覚えが良いのか、今みたいに集めた話でブスリと刺してくる」


「なんとまぁ。騎士の家にでも生まれるべきだったか」


「わたし女なんですが……」


 アーヤは苦笑。魔王との戦争が手打ちになって二十年。荒事業界も人余りで、わざわざ女性が手を染める仕事でもなくなっていた。それでも向いている、なんて言われたとしたら、それはとんだお転婆という揶揄だ。


『でもドワーフは天性の戦士ともいうから、そういう風に言うのは失礼にあたらないのかも……たぶん……』


 等と自分を鼓舞し、これは取材なんだと頭を切り替える。


「改めてギルド長、カナル村の湖には自然由来のミスリル鉱石でなく、人の手が加わった後の、魔力を帯びたゴミがあるという事ですね?」


「おそらくね」


「根拠を聞かせていただいても?」


「シェイマスからも聞いていると思うが、真のミスリルを鍛える業は、我らドワーフが鍛冶神より授かった恩寵だ。魔王との戦のために、一分の業は特別に人間にも解禁されたが、鍛冶場の数と生産量はドワーフに申告されている。そういう”協約”があるのだ」


 ”協約”。人間の国々が次々と魔王軍に攻め滅ぼされるなか、最後の大国となったアメリアと他の小国、そして大陸各地の四種族の郷との間で結ばれた約定であり、ここにアメリア連合王国が誕生する。


 ”協約”は魔王禍の中で光の神々の加護を受けた五大種族の生存を第一とし、併合された小国の領地の安堵や、人間と比べると少数になる森妖精エルフ岩妖精ドワーフ土妖精ノーム草原小人ハーフリングの保護と、その多様性を敬重する旨が盛り込まれていた。

 図らずも大陸史上初めての他種族国家となった——魔王の国も闇の神々の名の下に他種族国家を名乗っていたが——アメリアにとって、法とは別のゆるやかな強制力を持っているのが”協約”である。


 少なくともアーヤはそう習っていた。


「”協約”ですか……では、この辺りにミスリルを取り扱う工房があるのですね?」


 アーヤの問いかけにブレンダンを首を横に振る。


「逆だな。無いんだよ、この辺には。そもそも珍しいものだからね。それでも調査団がミスリルという言葉を発したのだから、我々ドワーフが与り知らぬ工房があったのではないかと、そう見当がつく」


「さすがに……事情を知っているドワーフの皆さん相手に、すこし杜撰に過ぎませんか?」


「そうでもないのだよ、王国週報の記者殿」


 ブレンダンはあえて、その言葉を使ったようだった。アーヤはちょっと考えて目線を宙に泳がせ、気づいてあっと口を開けた。


「”風の声”……!?確かに、カナル村の反響は大きかったし、それで翠玉の塔の調査団の見解とか、地母神の医療団とかも追跡取材で流れてるし……あれで?!」


 思わずシェイマスの方を確かめて向いて見ると、彼もうんうんと首を振っている。


「あれで……皆さんの耳に?」


 ブレンダンは一度、大きく頷いた。


我々ドワーフときたら、どいつもこいつも鍛冶場か坑道に籠ってばかりでな。そこへ声を届けてくれたのはが、まさにキミ等だったのだ」


「……ッ」


 アーヤは口の端が笑みで吊り上がりそうになり、慌てて頬に力を入れた。我ながら現金なモノだった。先程は娼婦ガーネットとの遣り取りに、すっかりと自分の仕事への自信を失い意気消沈していたのだが、思ってもみない形で、今度は自分の仕事の成果を知らされた。


 嬉しかった。思わず小躍りでもしたくなる心持ちになるが、あいにく、そういうレパートリーはない。あんまり浮足立つ気持ちだったもので、背後のシェイマスが人の悪そうな笑みを浮かべているのに気付かなかったし、ブレンダンの細めた目の意味にも気づかない。

 続く彼の言葉に、アーヤはギョッとなる。


「だから王国週報さんには、俺達のためにもう少しはたらいて欲しい」


「ばっ!買収には応じませんよ!!」


「なぁに、キミらの言う特ダネだってあるぞ」


「そ、そんな甘い言葉にぃ……」


「シェイマスの後をついていれば、特ダネ続々よ」


「なんでそんなに自信満々なんですかー!?ぜったい堅気じゃないヤツじゃないですか、やだー!?」


 ひとしきり騒いでからシェイマスの方に見開いた目を向け、


「貧乏男爵家の三男坊とか言わない筈じゃあッ?!」


「言わないよッ!?」


 シェイマスは立てた手の平と首とを、器用に交互に横へ振った。


「というかギルド長、彼女の反応が珍妙だからって、面白がって弄り回さないで下さい。埒が明きませんから、さっさと訳を話してくださいよ」


 そう言うからにはシェイマスはやはり最初から分かっていて、ここへアーヤを連れ込んだのだろう。さっきは何気なく鍛冶師ギルドの方を”うち”呼ばわりしていたし、彼は鉄級冒険者でなく、こちらの組織に属している認識なわけだ。

 してみれば昼前に色町のヤクザ者たちに刃物を向けられたのも椿事だったが、こうして今、何らかの意図を持った集団に拉致……もとい、招待されているの状況というのも、椿事加減では似たり寄ったりだろう。


 これはもう、またしてもアーヤは下手をうったという事だ。 

 とりあえず心の中で『同行するから、今回は下手はうたない』みたいに言ってたシェイマスを、信用できない人間枠に格下げさせる。


「さて、冗談はさておき」


 ブレンダンは話の骨子に踏み出す気になったのだろう、居住まいを正し、椅子の背もたれから背を離した。


「これも”協約”の内なのだよ」


「はぁ……」


「真のミスリルを人間が適切に取り扱っているか。必要があれば俺たち《ドワーフ》は先任者を選び、捜査をする事ができる。森妖精エルフ連中や土妖精ノームにも、同じように一族の大事と、それを秘匿する者がいる筈だ。草原小人ハーフリングは……あれは知らん。あの底なしの楽天家どもに、クソ真面目に守るような誉れや秘密があるとは、ついぞ聞いた事がない」


 そう言いながらブレンダンは懐から鍵の束を取り出す。おそらくこの話の最後に必要になるのだろうが、まだ語り終わっていないようで、


「とかく王国では寡頭になる四種族が、”協約”が守られているかを直接確かめる、そういうお役目でな。”真の銀のお役目”と我々は呼んでいる。人間の中では、確か五族の連合捜査官とか……森妖精エルフ連中は守り手だとか、守り人だとか、御大層な名だったな」


 微妙にエルフばかり悪し様に聞こえるのは、この二種族の仲が悪いからだった。


「と言っても」ブレンダンは執務机の棚の一つに鍵を挿しながら続ける。「俺たちにしてみても、生来の偏屈、引き籠りゆえな、面倒事は人間の街に住むギルドの顔役なんぞに押し付けられるのが常でなぁ……」


 カギを回すと、ガチャリと重々しい金属音をさせて錠がひらいた。彼は恭しく頭を下げてから、そこから取り出した物を机の上に置く。

 それは深い紫で上品に染められた絹に包まれており、手のひらに収まる程度の大きさだった。

 そして年嵩のドワーフは椅子から重い腰をあげ、改まった調子で告げるのだった。


「シェイマス・タガートに”真の銀のお役目”を申し渡す」


「承りました」


 シェイマスも背筋を伸ばし、改まって応えると、絹の包みを一礼してから取り上げて、胸のポケットにしまい込む。それはお役目に関する、何らかの委任の証しのようだった。


「”王意の鑑札”、確かに」


「うむ、大儀である。すみやかにカナル村へ発ち、湖底に沈むミスリルの真偽を確かめよ。また、王国週報殿と協力し、もしも隠匿のうごき等あったならば、白日の下へ明らかにせよ」


 二人の古体なやり取りをアーヤは芝居か何かのように見物していたものだが、唐突に自身の事が出てきたので、思わず頓狂な声を上げた。


「え”? えぇぇぇえぇぇぇえッ!?」


 その反応を待っていたとばかりに、ブレンダンは呵々大笑するのだった。


「ハハハハッ、さぁ特ダネだぞ。王都の編集長殿もこれが判っていたから、この件を追うように指図したのだろうよ」


「飛躍しすぎじゃないですか!?”協約”違反のミスリル密造って事ですよね?」


 自分で口にしてみると、なるほど一大事に思えてくる。が、それにも増して、なんで自分はこんな処で巻き込まれているのかと、場違いに感じる事の方が大きかった。

 何しろ心根は生粋の田舎者である。大それた事になり過ぎて、何とも落ち着かない。

 言い換えるなら、十八歳はまだ子供であった。突然、底の見えない陰謀じみた沼に飛び込もう、と誘われても戸惑ってしまう。


 だから大人であるシェイマスが、後ろから突き落とすのであるが。


「旅費はこちらで工面するよ。カーソンさんは俺のやる事を記録して、王国週報の記事に加えてくれれば良い。なに、『下手はうたせないさ』」


 そこまで御膳立てされて、否やもないだろう。だが聞き捨てならない言葉が最後に聞こえたものだから、アーヤは振り返って一礼してから、にっこり微笑んでこう言った。


「うそつき」

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