第20話 今日は一人で

 今日は、綾香さんたちとではなく、僕一人で出掛けることにした。

僕は、いつものようにまずは、女装用の服を着た。

ちなみに、今日の服は、ジャンパースカートにした。

そして、今日もいつものように40分ほどかけてメイクをした。

そして、今日は1人で家を出た。

 ちなみに、今日は水族館に行こうと思っている。

僕は、その水族館まで公共交通機関で行ったことがあったので、おおよその行き方は知っていた。

しかし、女装では行ったことがなかったので、僕はかなり緊張した。

 そして、バスや電車を乗り継ぐこと2時間、僕は水族館に着くことができた。

ちなみに、僕はそこでは大人料金(中学生以上)で入場料は1000円だった。

僕は、外にある自動券売機で入場券を購入して、そのまま入場ゲートに券を入れて、入場した。

この前来たときは、女装もしていなくて、普通に友達と行っただけなので、今日とは全然違う感じだった。

「今から10分後にイルカショーを開始します」

館内アナウンスが鳴って、僕はイルカショーが気になったので、イルカショーを見に行くことにした。

 イルカショーの会場に着くと、僕は「前の方の席に座ると、水が跳ねて化粧が取れてしまうかもしれない」と思ったので、僕は後ろから3列目の真ん中の方の席に座った。

まもなく、イルカショーは始まった。

イルカショーの迫力はあの時見たものより迫力を感じたが、後ろの方の席に座っていたので、少しもったいないかもと思った。

 そして、イルカショーが終わると、僕はジンベエザメの展示コーナーに行った。

すると、ジンベエザメはとても迫力があった。

僕は、近くの表示を見てみると「フラッシュ撮影は全面禁止ですが、フラッシュをしないで撮影するのはかまいません」という張り紙があった。

ちなみに、張り紙にはかわいいこの水族館のキャラクターの絵もあった。

そして、僕は、スマホでサメを背景に撮影することにした。

 僕は、誰かに撮ってもらうことも考えたが「女装は気持ち悪い」と思っている人もいるので、僕は1人で写真を撮ることにした。

僕は、フラッシュがついていないことを確認して撮影した。

すると、とてもいい写真が撮れた。

そして、僕は、その写真をその場でSNSにあげることにした。

ちなみに、近くに貼ってあった張り紙にはSNSにあげても大丈夫だと書いてあった。

僕は、今月あまり残っていないギガを使って、さっきの写真をあげた。

 そして、次はカメのコーナーに行くことにした。

カメのコーナーは、小さなカメがいてかわいいと思った。

そして、その後も僕は、しばらく水族館の中を回った。

途中昼食を取ったが、それはカレーした。服にカレーが付かないか心配だったが、カレーは服に着かなかった。

そして、僕は退館するころには100枚ほど写真を撮っていた。

 退館してお土産ショップに寄ると、そこにかわいいカメのキーホルダーがあったので、僕はそれを自分の分と綾香さんの分と沙喜子さんの分とお母さんの分とお父さんの分で5つセットのものを購入することにした。

ちなみに、価格はそれで300円と、お財布にも少し優しかった。

僕はそれだけを持ってレジに向かった。

そして、お会計をした。

「こちら、お土産別々の人に渡しますか?」

そう店員さんに聞かれたので僕は「はい」と答えた。

すると、店員さんはお土産用の袋を5つも用意してくれた。

僕は、結構親切だと思った。

そして、僕はおみやげショップを出た後もしばらくの間外のスペースで写真を撮っていた。

 帰りも行きと同じように電車に乗り継ぎ、家に帰った。

そして、家に帰ると、すぐにおみやげをお土産用の袋に入れて、リビングにいるお父さんとお母さんにそのお土産を渡した。

すると、お父さんもお母さんもとても喜んでいた。

 そして、綾香さんと沙喜子さんの分もお土産用の服に入れた。

そして、僕は夕方になっていたので、今日の女装の写真をもう一枚とって、メイクを落として、服も脱いだ。

そして、今日一日着てた服は、洗濯機で洗うことができる服なので、僕は洗濯機でその服を洗った。ついでにおふろにも入った。

 お風呂から出て来ると、僕はSNSをチェックした。

すると、今日の投稿に300いいねが付いていた。しかし、もう一度見てみたら、300いいねではなく、3000いいねだった。僕はこんなにいいねが付いたことは初めてだったので、とても嬉しかった。

そして、今日は明日からの学校のことを考えて10時までには寝ていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る