第19話 友達と一緒に
今朝起きるとも僕のスマホに一通の通知が来ていた。
それは、綾香さんたちから「また遊びに行かない?」という通知だった。
僕は、その二人とちょうど遊びに行きたかったので「うん、行こう」と返信した。
そして、二人の返事が乗るまでの間に僕はメイクをしていた。
ちなみに、先に着ておいた服は、この前に買った緑色のおしゃれスーツを着ることにした。
僕は、40分ほどかけてメイクをした。
僕のメイクが完成するころに、綾香さんから連絡が来た。
「今日は、ここの駅でいい?」
僕は、そのメッセージに添えられた地図を開いて、それがどこかを確認した。
すると、家からそこそこ近いところだった。
「いいよー 今から行くね」と返信して、僕は綾香さんたちとの約束場所に向かった。
そこに着くと、僕は、綾香さんと沙喜子さんを探した。
すると、綾香さんが「久しぶりだね」と言った。
「今日は楽しもうね」
僕は、そう綾香さんに言った。
そして僕たちは、かなり離れた公園まで行った。
公園に着くと、私たちは自転車を駐輪場において、まずは公園を散歩することにした。
散歩中に、今日のファッションのことについて話した。
「そういえば、今日のはるなちゃんの服装お洒落なスーツだね」
僕は沙喜子さんにそう言われて嬉しかった。
「沙喜子ちゃん、ありがとう」
「沙喜子ちゃんも服似合ってるよ」
僕がそういうと、沙喜子さんはとても喜んでいた。
「そういえば、今日はるなちゃんズボンのスーツだけど、ちゃんと女の子に見えるよ」
僕は、そう綾香さんは僕に言ってくれたので、僕は「ちゃんと女装できているんだ~」と改めて実感した。
そして、僕たちは公園を散歩している間に何枚か三人での写真を撮影した。
それは、普通の女の子3人組の写真であるかのように見えた。
「やっぱり、はるなちゃんかわいいね」
「ありがとう」
「ぜったい私よりはかわいいよ」
そう言ったのは、沙喜子さんだった。
僕は、沙喜子さんにそう言われてとても嬉しかった。
「ありがとう。でも、きっと沙喜子ちゃんもめっちゃかわいいよ」
「ありがとう」
「そういえば、ここの近くに雑貨屋があるんだけど、みんなで行こう」
そう提案したのは、沙喜子さんだった。
「うん」
僕は返事をした。
「綾香ちゃんはどうだと思う?」
「私もいいと思うよ」
そうして、みんなの意見が一致したので、僕たちは雑貨屋まで行くことにした。
雑貨屋に着くと、僕たちは文具コーナーに行った。
「何かおそろいのもの買おう」
そう綾香さんが言うと、沙喜子さんは「私はいいけど、はるなちゃんは?」
「僕も買おうかな」
僕は正直今月のお小遣いはほとんど残っていないが、それでも友達と楽しむためにお金を使うことにした。
そして、何を買うかはいろいろと考えて、結局みんなでおそろいの蛍光色のシャープペンを購入することにした。ちなみに、お値段300円だったので、お小遣いも思っているよりかは減らなかった。
そして、僕たちはそこで解散することにした。
家に帰ると、僕は綾香さんたちと一緒に買ったシャープペンで少しだけ勉強してみた。
使い心地はそこそこよかった。
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