第21話 大ファン
あれから一週間がたった。
今日は、綾香さんと沙喜子さんにお土産を渡すことにしていた。
昨日僕は二人ととある公園で午後2時に会う約束をした。
僕は、午前中はいつものように学習をして、昼頃なると、今日はお母さんを休ませるために、昼食としてインスタントラーメンを作った。
そして、インスタントラーメンを作って、それをみんなで食べ終わると、僕は出発する準備をした。
まずは、女装用の服に着替えて、そこから、今日はいつもとは少し違うメイクをした。
そして、僕はいつものように出発して公園まで行った。
綾香さんたちと約束している公園に着くと、そこにはもう一人女の子がいた。
僕はあってすぐにお土産を渡したかったが、今日はもう一人一ので、お土産は後に渡すことにした。
「今日、学校ではるなちゃんの大ファンで会いたいって言ってた子連れてきちゃったけどいい?」
「全然いいよ」
僕がそういうと、もう一人の女の子が僕の所に来た。
「私は、はるなさんの大ファンの
「いつも僕の投稿を見てくださいましてありがとうございます」
僕が敬語で話していると、沙喜子さんが「二人とも、敬語じゃなくてため口で話した方がいいと思うよ」
「わかった」
「はるなちゃん、そういえばSNSでは女装って書いてあるけど本当なの?」
「うん、本当だよ」
僕はそう言って、スマホで女装していないときの写真をみせた。
「本当だったんだ」
「僕のこといま当思ってる?」
「普通にかわいいよ」
「今日一緒にプリクラ撮ってくれない?」
「いいけどね近くにある?」
僕がそう聞くと、綾香さんが「全然近くにあるよ」と言った。
そして、僕たちは近くのゲームセンターのプリクラの機械まで行った。
そして、僕はまず莉佳子さんと二人でプリクラを撮ることにした。
僕は莉佳子さんと二人きりでプリクラを撮っていた。
そして、落書きも二人で楽しんだ。
そして、写真が出てくると、莉佳子さんはとても喜んでいた。
「この写真半分で分けるのでいい?」
そう莉佳子さんが聞いたのでね僕は「もちろん」と答えた。
そして、僕たちは近くで待っていると、綾香さんたちは違うプリクラの機械から出てきた。
「待たせてごめん」
「あと、みんなでもう一回撮らない?」
「うん」
僕たちはそう言って、もう一度プレイすることにした。
そして、今度は4人で楽しんだ。
ちなみに、写真は4人で4等分することになった。
「きょうはみんなありがとう」
そう莉佳子さんがいうと、僕は「こちらこそありがとう」と言った。
そして、僕たちはゲームセンターの外のベンチで少し雑談をしてから帰宅した。
家に帰ると僕は、今日のプリクラの写真を見て「やっぱり僕の女装って綾香さんたちには認められているんだな~」と改めて実感した。
しかし、今日お土産を渡しそびれてしまったため、僕はまた今度会ったときにおみやげを渡すことにした。
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