>“〈薬〉とは実のところ〈毒〉と紙一重である”
まったくそのとおりですね。誰にでも薬局で買えるお薬でも、多量に摂取すれば毒。よく効くからと二種類以上を一緒に使用することで効果が消えたり、危険な毒に変わるものも。だからお薬手帳なるものがあるんですよね。
そういえばコーヒーも、豆を炒って飲まれるようになる前から眠気覚ましとして食べられていたそうですね。コカインの原料となるコカの葉も、現地の人たちにとっては高地で過ごしやすくしたりするためだけのものなんですよね。……と、ここぞとばかりに自分の得意分野の話をしてみる(笑)
老ドワーフさん、なんかいいなあ。
作者からの返信
確かに千弦さんのテリトリーヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
これって「薬の用法用量を守って」につながる基本概念ですよね。少量で人体に悪影響が出るものを毒と呼んでいるだけで。毒草とよく知られるトリカブトも、厳密に量を調整して薬として使用されていますし。
珈琲って出がらしですらインパクトのある香りしますもんね。こりゃあ何かあるなと口にしても不思議じゃありません。でも眠気覚ましとして食べてたなんて初耳です。面白い!ヾ(*´∀`*)ノ
体質や生活環境次第で、同じものを摂取しても違った効果になるはずです。マル秘レシピの『コカ・コーラ』も昔は原料にコカインを含んでいたからこそ、そう名付けられたと聞いたことがあります。それも現地の方たちの真似をして、手軽にコカインを摂取しようとした試みだったのかもしれませんね。
上司と部下でありながら、爺ちゃんと孫のお昼時の一幕。笑
ごきげんよう、ああ、草の根調査団、ドワーフさんは、本当に薬草の根っこから研究されてるんですね。
確かに植物の生育具合によって薬効成分は変化するのも理解できますが、どこでどれだけ薬草として完成していて、しかもその代替を探す、というのは雲を掴むような、気の遠くなってしまう研究ですよね。
でも、ドワーフさんは、それが楽しいんでしょうね。
学究の徒、人生を捧げているという感じ、加えて、世の中には研究してもしつくせない程に未知が溢れていると知っているのでしょうね。
ノームさんが、ドワーフさんの元で励んでいたのなら、絡み合う糸を解して理を探求する、その姿勢も判るような気がします。
作者からの返信
しのぶさん、ごきげんよう!
老ドワーフさんですから、もうほとんど後進育成の姿勢。
でも一つのことに長年打ち込んできた方の眼って、とても澄んでいて少年みたいなんですよね。
(自転車に乗れば、どこまでも行けるぜ!みたいな心をずっと持ち続けているような)
私は自身の土台を作るような年の頃に、ビー玉みたいな瞳の持ち主(しかも3名も)に出会いました。その経験はちょっとした財産じゃないかなと今でも思っております。
次回、もう少し師との時間が続きます。
そして概念を覆される一言をお見舞いされる……
(私だけかも知れませんが)
いつも丁寧に読んでいただき、そして言葉にしてくださることで、改めて振り返ったり考える機会をいただいたりして、有り難く思っております。
〈薬〉とは実のところ〈毒〉と紙一重である
たしかにー!!
薬を飲みすぎても、ダメですからね。
すごくいい師弟関係ですね。いいなぁ。
作者からの返信
一帆さん、用法と容量を…というやつですね。
年が離れると、師弟関係もいい意味でマイルドな感じになりそうですよね。
師がバリバリの現役の中堅の方とかだと、尖った感じになりそう。