第18話
朝が来てしまった、砂の中に埋もれるベットも悪く無いが人によって好き嫌いがはっきり分かれるかもしれない。
そういえば、朝昼の二食制という事を思い出し朝食が無い事に気付く、昼に迎えに来ると言っていたがお腹を空かせて待っているのも苦痛なので、バルクの家に食べに行くことにした。
昨日の事を思い出すと、おそらく塩田の近くでここからでは反対側になる、どうせなら町の人に挨拶しながら朝食を集りに行こうという算段だ。
町に出ると誰もいなかった、昨日は早々に出てきたので誰もいなかったのは解るが誰もいない、塩田や倉庫周りにも誰もいない、これは洞窟に居るのだろうかと思い洞窟の中に入ってみたが誰もいない
洞窟を抜ければ畑があるそうだが、洞窟の明かりはあまりなく迷いそうな気がしたのであきらめて倉庫に帰る事にした、途中この町住居しかなく店とかも無いんだなと思って家を眺めて思う。
コレで一年は長いと言うより辛いかもしれない。
昼にバルクが謝罪とともに現れるかもしれないと思い倉庫へ戻ると、すでにバルクが居て
「すいません、昨日朝食の話等聞いて無かったですよね」
頭をかき申し訳なさそうに聞いてくる、
「それで、聞きに行こうと町へ出たのですが誰も居なくて戻ってきたんですよ」
チラッと町の方を見るが誰もいない
「本当は昼にと言って居たのですが、このまま案内してしまいますね」
なし崩しに時間が早まったものの既に腹は決まっていた。
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