第三章 〈騎士長〉

1

 急いで警視庁本部に戻ると、捜査一課のデスクで東雲警部が待っていた。

「やっと帰ってきたか」

「遅くなってすみません。長濱はどこに?」

「取調室だ。お前ら――というか、速水が来るまでは何も話さんと言い張って、ずっと黙秘してやがる」

 言って、東雲警部は忌々しげにこちらを一瞥する。その気持ちはわからないでもないが、自分に当たられても困る。

 警部の不機嫌さを無視して、槇原は強引に話を進める。

「では、長濱の聴取は俺たちに任せてもらえるんですね?」

「……他の捜査官たちも手が足りていない。やむをえんだろう。だが、所詮は芸能人のゴシップ記事を乱発してるだけの雑誌記者の言うことだ。真に受けて捜査方針を撹乱されるなよ」

「肝に銘じます」

 槇原は短く応じると、取調室のほうへ足早に歩き出す。速水もその背中を小走りに追いかけた。

「このタイミングで『次の標的は自分だ』なんて、長濱はどういうつもりだと思いますか?」

「お前はどう思うんだ?」

 質問を質問で返され、速水はパッと思いつく可能性を上げてみることにする。

「警部が言っていた捜査の撹乱という線もありますが、くみしやすそうな女刑事から捜査情報を引き出すつもりとかでしょうか? もしくは、被害妄想で錯乱してありもしないことを言っているか……」

「あとは、本当に『自分が次の標的だ』と確信できる情報を握っているか、だ」

「槇原さんはあの男を信じているんですか?」

「ちゃんと情報を整理しろ。蓑田殺害の際、やつは真っ先に現場に現れて俺たちから捜査の進捗を引き出そうとした。蓑田にはリベンジポルノを大々的に公表するためのツテがあり、殺された須賀にも雑誌記者とのつながりがあった。須賀がメッセージアプリで、情報をリークするために連絡を取ったアカウント名は?」

「『ハマー』……って、まさか長濱はあの二人と繋がっていたんですか?」

「まだわからん。だがそれが事実なら、やつが『次に殺されるのは自分だ』と考えたとしても不思議じゃない」

 槇原の声は至って平静だったが、その目には静かな怒りが宿っていた。

 長濱が本当に蓑田と須賀の両名と繋がっており、二人からスクープのネタを買っていたとすれば、彼の行為は吐き気がするほど下劣だった。蓑田のようなテレビ界の権力者に媚びへつらい、須賀のような詐欺師まがいの小物には目もくれず、傷だらけの女性たちを更に傷つけて自らの飯のタネにする。身震いするほどの嫌悪感が湧くが、そんな男相手に絶対に退くわけにはいかなかった。

 取調室に入るなり、長濱はだらしなく弛緩した目つきで速水の体を眺め回したあと、立ち上がって握手を求めるように手を伸ばしてきた。

「いやあ、刑事さん。またお会いできて嬉しいですよ」

「こちらこそ、捜査にご協力いただきありがとうございます」

 全力の愛想笑いで答え、速水は彼の握手に応じる。汚物に触れた感触に鳥肌が立ち、今すぐに振り払いたい衝動に駆られるが、それを懸命にこらえた。

 ――相手が女だからと油断しているのなら、それを利用しない手はない。絞り上げるのは槇原がやってくれる。自分は徹底して、この男の油断をさせて舌の回りをよくし、下世話な本性を引きずり出してやる。

 速水は獰猛な衝動を必死に抑え込んで、長濱の聴取を始めた。

「さっそく長濱さんのお話をうかがいたいのですが……長濱さんはどうして、次に殺害されるのがご自分だと思われたんですか?」

「まぁまぁ。そう焦らんでくださいよ。それに、まだ邪魔者が一人おるようですし」

 言って、長濱はじろりと槇原を睨んだ。だが当然、槇原を聴取の席から外すわけにはいかない。目の前の男が持っている情報をすべて搾り取るには、万全の態勢で臨むべきだ。

「申し訳ありませんが、槇原は私のパートナーですし、不正な取り調べがないよう記録官は不可欠ですので、彼を外して聴取を行うことはできません。同席を許していただけますでしょうか?」

「参ったなあ。私としては、信頼できる方にだけお話したいのですが……」

「槇原のことは信頼してくださって大丈夫ですよ。警視庁の中でも非常に優秀な刑事で、私も信頼しています。それに長濱さんのお話が事実であれば、あなたには警護をつける必要が出てくると思います。警護をつけるためには結局聴取の内容は共有しなければなりませんし、槇原の同席があったほうが話が早いかと」

 やんわりとした口調で伝えるが、その実「警察の警護を当てにしたいんならさっさと話せ」という圧力をきっちりかけておく。

 さすがに警護をふいにしてしまうのは得策ではないと感じたのだろう。長濱はようやく本題について口を開いた。

「……わかりました。ではお話しましょう。刑事さんは私の職業については覚えておいでですか?」

「週刊晩秋の雑誌記者をされてるんでしたよね。確か、芸能関係の記事が多いんだとか」

「ええ。主に著名人のゴシップやスクープを中心に記事にしております。そういう仕事をしている身としては、やはり芸能関係者とのコネが重要になってくるわけです。例えばテレビスタッフであったり、交際していた芸能人に手酷く裏切られた元恋人であったり、芸能人から縁を切られた家族とかね。面白いもんで、彼らが話す内容はたいてい尾ひれがついていて、実際の事実以上に対象の評判を落とす内容を話してくれるんです。そして我々もセンセーショナルな内容のほうがありがたいので、彼らの言説がどこまで真実かはさておいて、一意見として記事に載せる。つまりウィンウィンの関係ってわけです」

「ですが、事実と異なる内容で記事を出したりしたら、名誉毀損に当たるのでは?」

「尾ひれがついてるとは言っても、七八割は事実に基づくものですよ。第一、名誉毀損なんてありがたいじゃないですか! 有名人が名誉毀損で訴えるようなセンセーショナルな記事なんて、大衆はみんな読みたがります。訴えてもらったら最高の宣伝になりますよ。仮に訴えられたとして、我々は所詮一意見を載せているだけで、主張自体は我々のものではないですからね。編集責任があったとしても、高い賠償金を払うほどの責任はないですよ。それに我々がターゲットにする著名人の方には、大抵後ろ暗いことがあるので、わざわざ大事にして世間の注目を集めようだなんて思いませんよ。訴えたところで、痛い腹を探られるのは彼らのほうですからね」

 興が乗ってきたのか、長濱は大げさな身振りを加えながら話を続ける。

「まぁそんなわけで、記者にとってコネの数は記者の格や評価と密接に繋がってくるわけです。私もこの業界が長いもんで、それなりのコネは持っているのですが……何人か、金脈と呼べるようなコネがありましてね。大勢の芸能人の不祥事やスキャンダルを握った、大口の情報提供者がいたんです」

「それが、蓑田さんや須賀さんだったんですね」

「お気づきでしたか。さすが聡明な刑事さんだ」

 こちらの推測を肯定すると、長濱は媚びた笑みを浮かべた。

「蓑田さんが情報提供者になってくださったのは、私の営業がきっかけです。蓑田さんの女性関係の噂は私の耳にも届いていたので、彼に情報の提供先として売り込んだんです。蓑田さんとしても、下手に大きな雑誌の記者を利用すると藪蛇になる可能性があるので、私くらいの記者がちょうどよかったんでしょう。週刊晩秋くらいの小さな雑誌にとっては、でかいスクープを一度打ち上げるよりも、そこそこのスキャンダルを定期的に載せられるほうがありがたいですしね。そういった意味で、私と蓑田さんの利害が一致したんです」

「でも、蓑田さんの提供するスキャンダルってリベンジポルノですよね? 今はリベンジポルノ防止法もあるので、雑誌側としても載せるデメリットのほうが大きいのでは?」

「まぁ確かに、十年前と違ってやりづらくなったのは間違いありませんよ。ですが、結局は出し方の問題ですからね。例えば、有名な女優のセックス写真を雑誌に載せるとして、顔出しのまま載せたらリベンジポルノ防止法に引っかかって一発アウトです。ですが、顔を載せずにイニシャルで出したとしたら? それで、ファンなら気づくような位置のほくろを強調したり、特徴的なネイルやアクセサリーなんかをわざと映るようにしてね。そうすれば、ファンはすぐに気づいて勝手に憶測をネットに拡散してくれます。そのままネットで炎上してくれれば、元記事を読みたくて雑誌は飛ぶように売れる。当の女優としては、雑誌を訴えればスキャンダルを認めたことになる。できることとすれば、せいぜいネットで自分を叩いてる連中を名誉毀損で訴えることくらい。しかしそれだって、真実が表に出ることを嫌がって、大概は炎上が終わるまで泣き寝入りするのがオチってわけです。しかも、これが面白いんですがね……実際に誰かが炎上した時に、炎上した人間を叩くのが誰だかわかりますか? 本当のファンなんておそらく三割もいませんよ。残りの七割以上は、炎上した人間のことなんてどうでもいいと思ってる連中ばかりです。多くの人間は無条件に叩いていい相手を求めていて、大衆ってやつは、自分の怒りや不満を義憤でコーディングしてぶつけられる相手なら、誰にだって石を投げられるんですよ」

 長濱は自慢げに話しているが、速水は聞いている内に気分が悪くなってきた。ゴシップ記者という仕事のおぞましさに生理的な嫌悪感を覚えるが、それでも聴取を続けねばならなかった。

「……それでは、須賀さんとはどのように出会ったのですか?」

「須賀さんを見つけられたのは僥倖でしたね。ある日、若い女の子が『こんなひどい男がいる』という話を私に持ち込んできたんですが……その男というのが須賀さんでしてね。須賀さんにはまるで芸能界での知名度がなかったので、記事に載せることはしなかったんですが、私は彼にとても興味を持ちましてね。直接会って、情報提供者にならないかと誘いに行ったんです。彼はそれからタレントの卵を積極的に漁色するようになり、私にスキャンダルを売ってくれるようになったというわけです」

「つまり、あなたが須賀さんを情報提供者として育てたと?」

「そこまでは言いませんよ。正直、彼がここまで大口の情報提供者になるだなんて、私も想定外でしたしね」

「ですが、結果的に貴重な情報源を二人も手に入れて、お仕事はさぞ順調だったんでしょうね」

「それはもう! まったく、彼ら二人から得られた情報には脱帽しましたよ! ブレイク中の女性タレント、有名俳優との交際が報道されたグラビアアイドル、テレビドラマの主演が決まった若手女優……そんな大物のスキャンダルをタイムリーに寄越してくれるんだから、情報提供者としては最高の存在ですよ」

 つまり、他人の幸せをめちゃくちゃにするのがこの男の仕事というわけだ。話を聞いているだけで胸糞が悪くなる。

「彼らがどういった方法で情報を入手していたのか、気にはならなかったのですか?」

「まぁ情報の確度は大事なので、そのあたりは掘り下げますがね。どんな方法で入手したとか立ち入ったことを聞いて、情報提供者の機嫌を損ねたら困りますからね。第一、情報の入手方法がわかったところで、我々記者に真似できるとも思えませんし」

 そういうことを聞きたかったわけではないが、とにかく長濱が蓑田や須賀の行状など歯牙にもかけていないことはわかった。速水は沈黙で話の続きを促す。

「まぁそんなわけで、私は彼らと情報と金のやり取りをしていたわけです。二人を殺した犯人が私を狙うのには、十分な理由じゃありませんか?」

 長濱の主張は理解できるが、証言が決定的に欠けている部分があった。それについて言及しようか迷っていると、後ろで槇原が立ち上がる気配がした。

「おい、長濱さんよ。あんた、肝心なことは何一つ言っちゃいないな」

「な、なんですかいきなり」

「あんたみたいなヤクザな記者が、その程度の不安で警察に頼るとは思えなくてね。あんた、本当は自分が狙われると確信するに足る何かを知ってるんだろ?」

「失礼な方ですね。何の根拠があってそんなことを」

「根拠があるわけじゃねえ。だが、どうしてもでかい疑問が解消されなくてな。それに答えてもらえりゃ、すぐに納得してやるさ」

 槇原はテーブルに手をついて長濱に顔を近づけ、相手にプレッシャーをかけてから続ける。

「あんた、なんで『自分の存在が犯人に知られてる』と確信してるんだ?」

 長濱は「しまった」と言いたげに顔を歪めてから、槇原から目をそらした。当然、槇原が逃がすはずがない。相手が答えに窮している間に畳み掛ける。

「自分が狙われてるという確信があるのなら、当然犯人に自分が認識されているという確信もあるってことだ。須賀がスキャンダルを売ってる記者なんて、俺たちだってまだ聴取のリストに入れたばかりだ。それなのに、どうしてあんたは『自分が犯人に認知されている』と確信を持てる? 警視庁本部に出頭するくらいあんたが必死なら、当然あんたは相当な確信を持っているはずだ。その確信の根拠は一体なんだ?」

「そ、それは……」

「まぁ大方予想はついてる。あんた、記事を書いたな?」

 確認するような問いかけに、長濱は深い溜め息をついた。

「……察しがいいですね。さすがは優秀な刑事さんだ」

「で、一体誰の記事を書いたんだ?」

「刑事さんなら、とっくに予想がついてるんじゃないですか?」

「秋森しずくか」

 槇原が言うと、長濱は無言でうなずいた。速水が説明を求めるように槇原を見ると、彼はこちらも見ずに説明する。

「蓑田、須賀が共通してスキャンダルのネタを握っていたのは、光石音乃、秋森しずく、七瀬瞳の三人だけだ。その内、光石と七瀬には雑誌にスキャンダルを載せられるだけの知名度がない。あんたが記事に載せるとしたら、必然的に秋森しずくしかいなくなる。大方、秋森と蓑田の関係をすっぱ抜いた記事を書いて、その雑誌が明日には発売される手はずになってるんだろ?」

「まったく、嫌になるくらい頭の回転が早い人ですね」

「しかし、どうしてあんたが秋森のスキャンダルを知っているんだ? 蓑田のスマホにも、須賀のスマホにも、あんたに秋森のスキャンダルについての詳細が送信された記録はなかったはずだが」

「私が彼らをただ泳がせてるわけないじゃないですか。こっちはこっちで、蓑田さんと須賀さんを追わせていたんですよ。彼ら自身がスクープのネタになるかもしれないし、あわよくば彼らが掴んでいるスクープをかっさらえる可能性もある。我々にメリットはあってもデメリットはないですからね」

「あんた、蓑田とも須賀とも会ったことがあるんだろ? 面が割れてたら尾行なんてできないはずだ」

「当然、私が直接張り付くわけはないですよ。そういうのはアルバイトの助手にでもやらせておけばいいんです。蓑田、須賀に日替わりでバイトを張り付かせて、更にそこから派生した人間関係にも追跡調査をする。そうやって見つけたのが、秋森しずくと蓑田茂のスキャンダルというわけです」

 確かに、それなら彼らに尾行がバレることもなく、万が一バレてもバイトだけ切り捨てて新しい人を雇えば、長濱までたどられずに済んで情報提供者を失うリスクもない。こういった悪巧みに関しては、恐ろしいほど頭の回る男だ。

 長濱は渋い顔をして話を続ける。

「しかし、このバイトってのが厄介でしてね。最初は勤勉に働いてたんですが、徐々に暴走し始めましてね。特に秋森しずくに対してとんでもなく執着し出して、正直持て余し気味だったんです。その上、今月に入ってからまったく連絡もつかなくなってしまって……」

「つまり、あんたはそのバイトを疑ってるわけか」

 槇原の言葉に、長濱は神妙にうなずいた。

「秋森しずくをリベンジポルノで脅した蓑田を殺し、秋森しずくと蓑田のスキャンダルを雑誌にリークしようとした須賀を殺した。同じように、私が秋森しずくと蓑田のスキャンダルを雑誌に載せれば、やつは間違いなく私を殺しにくるでしょう。私が彼にあんな仕事を振ったせいで、彼が犯罪に手を染めたなんて信じたくはないですが……もしそうであったとしたら、これ以上事が大きくなる前に片を付けていただきたいのです」

 長濱は殊勝な態度で頭を下げるが、速水は冷めた目でそれを眺めていた。

 この男がそんな理由で犯人を止めたいと思うわけがない。どう考えても、本当の目的はブレイク中の秋森しずくのスキャンダルを雑誌に載せることだ。彼女のゴシップとなれば雑誌は飛ぶように売れ、長濱のゴシップ記者としての評価が上がる。スキャンダルを載せる上で最大の障害なのは真犯人の存在だが、警察に駆け込んで警護をつけてもらえば何の脅威にもならない。本当に、寒気がするほど悪事のためなら機転が利く男だ。

 当然、槇原も同じことを考えているだろうが、そんなことはおくびにも出さずに決定的な質問を投げる。

「教えろ、長濱。あんたが犯人だと思っている人物の名前を」

「……高樋です。高樋光男。詳細なプロフィールはここにあります」

 言って、長濱は持参したカバンから履歴書を取り出した。履歴書に貼り付けられた顔写真の、特徴が乏しくて幼さの残る顔を見て、速水はすべての糸が繋がったのを感じた。

 秋森のストーカーである高樋光男。そして光石の回りをうろついていた雑誌記者。その二人はやはり同一人物で、この事件に深く関わっていた。

 高樋の行動を整理すると、こういうことだろうか。秋森しずくが芸能人となり、高樋はかつての恋人への想いが再燃し、彼女のファンとしてイベントなどに通うようになる。高樋は秋森に会えば会うほど一方的な想いを募らせていき、ついには彼女の私生活を知るためにゴシップ記者のバイトまで始める。記者を続ける内に、秋森と蓑田、秋森と須賀の関係を知ってしまい、秋森をスキャンダルや不誠実な男たちから守るために凶行に至った――と。

 長濱はこちらの反応を見て、満足気な笑みを浮かべた。

「どうです? 私の情報はお役に立ちましたか?」

 不本意だったが、長濱のおかげで捜査の焦点はかなり絞れた。

 今までは後手後手だったが、ついに犯人の先手を取れる時が来た。速水はわずかな興奮とともに、槇原を見やった。彼は小さくうなずくと、長濱に断ってから二人で取調室の外に出る。

「警部に頼んで、長濱の警護と犯人を捕まる手はずを準備してもらう。その間に、俺たちで高樋の周辺を当たるぞ」

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