第10話 何をしに生まれたのか?

またもや、今生に逆戻りだ。


今生から、紐解き、なんとか、私自身の見えなかった事にはたどり着いたわけだが、


沢山の神仏様のお姿があるわけだ。


そして、必ずいらっしゃるはずのご先祖様。


他にもいるのかもしれない。


それでは、解ることから話すとしよう。


いい事ばかりなら、自慢話になるだろうが、私の今までを振り返れば、すったもんだばかりである。


育てられた両親だが、平和な感じからは、ほど遠い。


特に父との縁は薄く、親子関係など築けなかった。


では、母親といえば、愛されはした。

が、母親の愛し方は偏りが有りだ。


私には妹弟もいる。


ここで、家庭不和な事を考えてみよう。なぜか、父は悪魔的な存在であり。愛など・・・


母からは、こんな事を聞かされる。

父の実母は早くに亡くなり、義母がくる。

まぁ、よくありがちだが、これでは終わらない。そのもう一つ上の代の祖父の代でも同じで、先妻は早くに先立ち、後妻がきていた。

しかも、祖父には男の兄弟がおり、兄弟全て同じく先妻は亡くなり後妻が来ていたのだ。


これは、もう、何かあると疑うしかない。そして、父の元へきた母もこの流れから想像すれば、やはり早くに亡くなるというパターンだ。


だが、母方の祖母が、熱心な神様、仏様信仰をしていた為に免れたといえる。しかし、私達を育て上げ、霊界へと帰っているわけだ。


そして、私自身だが。これまた、おかしな生まれ方をしている。


仮死状態で生まれてきていた。


つまり、どうやら、私の生まれし家系には、とんでもない悪霊がいるというわけだ。


それが、解ったのが、私が小学生位の頃だった。


祖母は、とある霊能者とも言えるような、お坊さんなのかはわからないが、そんな方と繫がっていた。


その方が調べた結果は、まさに悪霊の巣窟とも言える状態だったのだ。


しかも、短命にて、亡くなりし嫁達はまともには帰れず、悪霊達につかまっていると言うではないか。


どうやら、悪霊に命を奪われたご先祖様達が沢山だ。それ以上に悪霊達の勢力は、凄まじく、私の家庭不和など、解消もなくだった。


さぁ、ここでも登場してくるキーワード。


「霊能者」のような人物


そして、「信仰」


そして「悪霊」

この「悪霊」を祖母は、「因縁」と呼んでいた。


ある程度は、霊的な事情がわかり、祖母は段々と霊能者に近いようになっていった。


私は、母親はなぜあんな父と一緒になる事をしたのだろうか。


そのように、よく考えたものだ。しかし、それは、私のせいだと、知るまでにはまだまだ、時間がかかったのである。


それを聞いたのは、成人も済ませ、社会人になってからだった。

どうやら、母は授かり婚だったらしい。


つまりは、私がお腹に宿らなければ、母は、父から免れたかもしれないのだ。


これこそが、私の生まれなければならない事情があったからだとしか、思えないではないか。


そうして、考えると、仏様ばかりに縁があったことから、


「供養」やら、「もと来た所へ悪霊達をお返しする」ことをするのでないか。と考え始める。


そして、何故だか、わからないが、きょうだいのなかで私だけが、祖母の形見をもらっているのである。


しかも、形見は「まくら」

なぜ?まくらなのか。。。


普通はもっと良いものをもらわないか?


だが、私が手にしたのは


「まくら」だったのだ。


そのまくらの意味は後に解るのだ。


まくらは、寝るときに使う。


それに繫がるものは「夢」である。


ちゃんと必要なものを渡されたようだ。


夢にて霊界からのメッセージが届くようになるのだ。


たが、問題が発生する。


夢を見ても、明らかに霊界からのメッセージだとわかるが、内容が全くわからないのだ。


夢の謎が解読できない。


そうして、何か事が起こってから、その夢と繫がるという始末。。。


これでは、なんの役にも立たないではないか。。。。😓😓😓


そんな事が何年も続いたのだった。。


そのうちに、本屋で、夢占いの本を見つけ、読んでみる事に。


すると、どうだろう、霊界側の神仏様のメッセージが、「夢占い」寄りになるから面白い。


つまり、夢占いを参考にし、夢を私に見せ、メッセージを送るようになったというわげた。


そのおかげで、夢も解けるようになる。


もし、祖母から何かを受け継いでいたならば、予知夢などの霊能ともいえるだろう。


こうして、私は供養等に勤しむ事になっていくのだ。


今生生まれた理由とは間違いなく、生まれた家系を綺麗にする事。


これにつきる。


これで、今生での役割もわかった。


かなり厳しい家系に生まれなければならなかったと。


そして、家系を綺麗にするだけではない事に少しずつ知らされていくのである。


私は幼き頃から祖母から聞かされてきた事があった。


それは、この家系は、神仏様が怒って邪神となっていると言う事だった。


それも、それがかなり多くいらっしゃると。


なんだって?!


神仏様が怒り、邪神となる?


私は疑問だ。神仏様は、人々に寄り添い救けてくれ、また、導いてくれる。

そう言う存在だと考えていたからだ。


え??・・・その神仏様が怒っている?


天罰ということか?


祖母の話す意味がわからない。


いったい、どう言う事なのか?


次回にその理由をお話しよう。。。

















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