第4話 私の知らない私自身
さぁ、いよいよ、本題に入ろうか。
「自分とは何者なのか?」と言う事だ。
2話で述べたように、今いる私の知る自分以外に、まだ、ここに来る前に私は何処で何をしていたのか?
そんなもの、記憶もないんだから、知りようがないわけで。
何か、手がかりがないものだろうか。
今いるこの自分自身から、探るしか方法は、ないわけだ。
勿論、そんなのが、解るような占い師や、診てくれる人でもいれば、容易いかもしれない。
が、そもそも、なぜ記憶がないんだ?
それについて、述べているのを読めばいろいろと出てくる。
ある人は、「今生」と言う今を生き学ぶ為に邪魔になるとか。
またある人は、悪い者達が人を操る為に奪ったとか。
いずれにしても、今現在、記憶が無いことは確かなわけで、それを言われてもどうしようもないわけだ。
では、今の自分から探すしかない。
まず自分を内観し観察してみよう。
うーん・・・(゜-゜)
何もわからん。。。💦
解るとすれば、自分の好みや、思考の傾向、そして、職種を選び、その仕事についていること。
あとは・・・癖や、本能的に、感じる事。。。
これしか解らないが、ここから何かが解るのか?
今生辿った経緯を思い返してみよう。
あっているかは、解らないが、私の人生の土台は実は、神仏様と言うものがある。
日本人で、キリスト教でもないのに、なぜかその幼稚園へ通っていた。
又、同時に祖母の信仰の中に、常に自分はいた。
学生の頃は普通の学校へ、高校は、なぜか、これまた、賛美歌の校歌を歌うような学びの園。
勿論その間、神社仏閣への参拝など。
気がつけば、私の人生の土台は、神様や仏様ではないか。しかも、キリスト教でもないが、キリストに纏わる何かがでてくる。
私の周りの友人達、学生の頃に私のような宗教ではない、個人的な信仰など信心深い人はそうは、いなかった。
よし、これは、有力な手がかりだ。
そう考えると、自分自身は、神様や、仏様、もしかしたら、キリスト教に纏わる何方に知らない私は関わっているのかもしれない。
あとは、音楽の趣味とかに注目する。
これは、かなり心惹かれた要素だ。
人とは、違う視点からの好みだ。
まずは、歌詞なんて、いきなり入っては来ない。
何に一番惹かれるのかを考えると、
奏でる音と、リズム。
これは、共通する。
何にしても、音とリズムがかなり癒やしとなっている。。
となれば、声や言葉の歌詞がないような音楽に触れていた? のか?
あのリズムからは、とても日本で聴ける感じではないならば、外国か?
ならば、キリストと言うキーワードと当てはまるのでは?
日本に今はいるが、日本ばかりではないのかもしれない。
そして、私が読み漁っていた漫画に注目すると、これも、ある傾向が見えてくる。
好みの傾向が、現代的ではなく、異世界的だったこと。
そして、胸に残る話しは天使やら、悪魔の登場するもの、しかも、両者は、敵対しておらず、それぞれ役目があり、仕事をしていた。
未だに内容は勿論だが、印象的な場面があり、脳裏に残ると言うことは、その場面は私が知らない所で、何か同じような事をしていたのではないか?
ここまでを考えてみるだけで、
私と言う自分自身は、日本に留まらないのかもしれない。
次回は、もう少し探るとしよう。。。
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