音楽百夜出来るかな? 第四夜

 男の独断と偏見でお送りする、『青春と音楽』の世界。

 メジャーなものからマイナーなものまで…。

 さてさて、皆さんどこまでご存知ですかぁ?


 本文構成は、以下のとおりです。

 ◇【曲名】【(アーティスト名)】

 【男の講釈】


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 ◇ Silhouette (Kenny G)

 秋の日差しを思わせるゆったりした曲調に乗って語らうように奏でられるアルトサックスの音色。

 フュージョンかく有りかし、と言えるものではないでしょうか。

 静かに聴いて、しっとりとした時間が楽しめますよ。


 ◇ 異国の女たち (日向敏文)

 幾つかのバージョンが存在しますが、私のおすすめは最初期のグランドピアノバージョン!

 とにかくエレガントでベルベットのような音楽にうっとりします。

 異国の女性も、これなら納得です。


 ◇ Chariots of Fire (Vangelis)

 炎のランナーという邦楽題名で知られているこの曲。

 確か映画のタイトルも同じだったような…

 何故か朝日をバックに走りたくなる楽曲です。


 ◇ 図書館音楽 (溝口肇)

 図書館というよりも、列車旅のお供に最適な楽曲です。

 列車の疾走する様な効果音があったり、停車場の一幕を思わせる間奏あったり、ワクワク感が堪りません。


 ◇ Twilight Tone-Twilight Zone (Manhattan Transfer)

 ドラマのテーマ曲だったと思います。

 バックコーラスが秀逸で、曲調にも、かなり合っています。

 ホラーチックさと、コメディを掛け合わせた面白い楽曲です。


 ◇ 宝島 (T-SQUARE)

 フュージョンの雄登場です。

 秋空の下、この曲を聴きながら散策、露店巡りをすれば、この上なく楽しい気分になること、請け合いです。

 マーチングバンドの演奏でも、耳にする機会があるかもしれません。

 楽器同士の掛け合い、曲全体のバランス、まさに名曲です。


 ◇ Caribbean Blue (Enya)

 スウェーデンの歌姫が織りなす不思議空間。

 あまり聞き慣れない曲調だけに、好き嫌いも分かれるところです。

 しかし、その澄み渡る美声は、誰でも惹かれてしまうでしょう。


 ◇ Merry Christmas Mr. Lawrence (坂本龍一)

 世界のサカモトをメジャーに押し上げた名曲

 映画のテーマであり、エンディングも飾ります。

 ほとんどの人が一度は聴いた事があるはずです。


 ◇ Arcadia (T-SQUARE)

 二度目の登場、T-SQUARE。

 かなり攻めた楽曲で、F1のオープニング曲はこちらが良いと言うファンがいるほどです。

 実際比較すると、あまりの違いに驚くばかり…

 モータースポーツ全般の競り合うシーンで使うと、緊張感と疾走感で場面にのめり込めるでしょうね。


 ◇ パラレルワールド (溝口肇)

 吹き荒ぶ風の様な音色

 広陵とした丘陵を思わせる音色

 その只中を疾駆する一騎の騎馬

 そんなイメージで始まる楽曲

 チェロの低音が小気味良い楽曲です


 以上、第四夜の10曲をご案内しましたが、如何だったでしょうか?

 皆さんがお気に召す様な楽曲に出会えたならば、幸いです。

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