音楽百夜出来るかな? 第二夜
男の独断と偏見でお送りする、『青春と音楽』の世界。
メジャーなものからマイナーなものまで…。
さてさて、皆さんどこまでご存知ですかぁ?
本文構成は、以下のとおりです。
◇【曲名】【(アーティスト名)】
【男の講釈】
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第二夜
◇ I Like Chopin(Gazebo)
出来ればイントロが長いバージョンを聞いて貰いたいところですが…まぁ、いいでしょう。
しっとり感とピアノの伴奏が
心なしかシャンソンの雰囲気も感じるこの曲、ユーロ調のセンスも光る一曲。
そう言えば、日本人もカバーしていたような気が…。
◇ あまく危険な香り (山下達郎)
過ぎゆく夏の陽炎のような恋を思わせる楽曲です。
山下達郎と来れば、『クリスマス・イブ』という人も多いかと思いますが、こちらもいいですよ。
夜景を見ながら、一人静かに街を流す時にも、良いお供になること請け合いです。
曲調が懐メロっぽいのも評価点の高いところでしょうか。
◇ Private Eyes(Daryl Hall & John Oates)
ロックともPOPとも取れる不思議な楽曲です。
8ビートの小気味よいテンポにさり気なく散りばめられる歌詞がいい味を出しています。
電子楽器やディスコサウンドが闊歩し始める時代に有って、きっちりと抑えた音楽は中々ありませんよ。
これも、そんな中の一曲です。
◇ たそがれ (Off Course)
ニューミュージック界の雄、ここで登場です、グループサウンドと一線を画する独特の楽曲と歌詞の世界。
曲のセンスは、『I Like Chopin(Gazebo)』と通じるものを感じます…まぁ、出処はてんでバラバラなんですけど。
時代性なのでしょうか、電子楽器やその奏法が取り入れられた結果、似たような方向性へ進化したのかもしれません。
英語版のセルフカバーもありますが、こっちはちょ~~と、歌詞がクドイかなぁ。
◇ The Human League (Human)
非常に「アーバン(都会的)」で「メロウ(落ち着いた)」な楽曲です。
楽曲全体の作りも中性的で、しっとりと艶があります。
ゆったりとしたユーロでも通用するかもしれませんね。
ただ、ユーロほど重低音には振っていないので、聞きやすいかと思います。
◇ 青春の影 (財津和夫)
グループサウンドとニューミュージックの過渡期を走り抜けたバンドのメインボーカルによる、セルフカバー的一曲。
中高生には、ちょっと早すぎる大人の感傷を伴った恋の物語を歌い上げた楽曲です。
古き良きグループサウンド時代を垣間見せてくれる名曲でもあります。
◇ I'm Free (Kenny Loggins)
Kenny Logginsと言えば、最近話題になった映画『TOP GUN』のOPを飾った『Danger Zone』がありますが…。
個人的には、こちらの方が私としてはお気に入りです。
◇ あの頃のまま (稲垣潤一)
同曲は『ブレッド&バター』さんのものであり、これはカバーの方なのです。
でもねぇ、『稲垣潤一』さんが歌い上げると、スマートで都会的なんですよねぇ。
これって、『稲垣潤一』さんの透き通るような歌唱力がスマートで都会的な雰囲気を醸成するのでしょうか?
失恋後の喪失感を歌い上げる曲ですが…何だか雨上がりの澄んだ朝を感じてしまう一曲です。
◇ I.G.Y.(Donald Fagen)
場末のJAZZ喫茶から聞こえてきそうな独特の演奏から始まる楽曲です。
何でしょうか、曲の作りから歌い上げ方から、ゆりかごで揺すられているような不思議な感覚に陥る曲。
この不思議ワールドはチークタイムに流れてみても味がありそうですね。
◇ あした天気になれ (中島みゆき)
失恋ソングの大御所にして女神!中島みゆき登場です。
演歌だよなぁ…この作り方、っと思ってしまう曲ですがJ-POPしてます。
たぶん、この方の楽曲は彼女でないと実現しない領域のものなのでしょう。
以上、第二夜の10曲をご案内しましたが、如何だったでしょうか?
皆さんがお気に召す様な楽曲に出会えたならば、幸いです。
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