話題のゲームを覗いてみると

 すっかり、ご無沙汰しております男です。

 気がつけば一ヶ月も放置プレイをしてしまい、みなさん気を揉まれたことでしょう。

 大丈夫…ではありませんが、ぼちぼちやっていきたいと思います。


 年末から年明けにかけて、いろいろなゲームが登場してきましたが、何気にが多いなぁ…という印象があります。


 まぁ、ファンが多いのだから、成功する定石セオリーとしては、当然の帰結なのですが…。


 最新のゲームたちを眺めてみれば…

 ゲーム自体のアニメ化も進んでしまいましたね。

 シナリオパートや、移動イベントの動画演習に始まり、戦闘シーンの爽快感、圧倒的なインパクトと拘りのエフェクト効果。

 登場人物達への感情移入を追求するための個性あるスタイルと、人気声優の投入。

 そして、費用や開発期間のしわ寄せは、シナリオに降り掛かってくる。


 結果、シナリオというスポンジが無味無臭ながら、ゲームを飾る果物演出が山積みになった 12インチサイズのフルーツショートケーキ三段重アニメといった奇妙な物が出来上がってしまうのだろう。


 まぁ、オンラインであれば、追加物語オカワリを付けることが出来るので、どうとでもなってしまうのですが…。


 ◇ ◇ ◇


 昔であれば、ハードウェアの限界で、ドッド絵に始まり、乏しい音楽再現性、キャラは手足が動くだけ、文字の表現もひらがなが対応できる。

 そのような状況では、シナリオをいかに充実させるかが、ゲームの生命線だったように思います。


 オンラインという便利アイテムはありませんから、如何にシナリオを破綻なく纏められるかも腕の見せ所になってくる。


 総じて言われることは、「昔のゲームはシナリオが良かった。」という事になるのですが、当時の斬新さを差し引いたとしても、やはり物語シナリオに重点を置かれていたのだと思われます。


 そんな旧世代昭和のゲーム達が、今世紀令和の技術で再生リメイクされるとなれば、楽しみも一入ひとしおなのかもしれない。


 ◇ ◇ ◇


 ああ、それから…

 最近、特に思うのは、一般的なシステム製品においてもそうなのですが…

 開発者が必死にバグ潰しを出来ていないように思います。


 そう、開発者自身がゲームを楽しめていない。

 そんな時間が準備されていないという、何とも世知辛い時代になってしまっているのは、一番の問題かなぁ…と思ってしまう男でした。

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