無いものネダリ(傾倒画伯)

高田明美嬢の描いた音無響子めぞん一刻の大ファンだった男。

お陰様で、何かを描こうとすると、そちらに傾倒してしまう。


ファンタジーの世界に昭和の香りは似合わない。

じゃぁ、現代劇れいわには…とてもじゃないが、お呼びではない。


風景を描こうにも、パースやら、立体表現やらをまともに勉強した試しのない男。


そんな奴が「サウンドノベル」をやってみようというのが、そもそもの間違いだった。


◇ ◇ ◇


まぁ、人物は風にすることで、逃げ切りを図る事は出来る。


人物描写キャラの表情から、感情を読み取りにくい!

という反響が聞こえてきそうだが、元々「読ませて情景を想像させる」という事に力点を置いているので、文章力と語彙力が高ければ、何とかなる!

と考えていた。


…文章力と語彙力は…まぁ、置いといて。


とにかく難儀なのは、背景画うしろの方である。


こいつは、言葉で説明もできるが、背景画うしろが一発入るだけで、文章の補完はもちろん、情景説明を半分以上削減できる。

おまけに、場面の使い方次第で、「本人悲劇の周りは喜劇」という典型的なコメディー世界を再現する事が出来る。


サウンドノベルにコメディーが必須かどうかは別としても、話しの幅が一気に広がるだけに、こいつだけは落とせない。


…のだが、男の画力は、背景方面に対しては大幅に棄損している。


Aiのイラスト作成を試しもしてみたが、後々「著作権」で揉めそうな画像がたんまりと戻って来たので、諦める事にした。


◇ ◇ ◇


音楽に始まり、絵の話もしてきました。

…そっかぁ、男の美術系の成績はツクシかアヒルだったんだねぇ。


さぁ、三段落ちを締める話は何なのでしょうね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る