国↑交↓
朝早くから出かけて、営業から帰ってきた時には昼を少し過ぎたあたりになっていた。村長と共に屋敷へ戻るとナタリアとマリアが迎えてくれる。いつものようにマリアは微笑みを浮かべながらこちらの方を見つめてきた。
「アキラさんお仕事お疲れ様です。疲れたでしょ?美味しいエールも用意してありますから、私の部屋で休みませんか?」
はい来たよ。
いよいよだよー。
もちろんイクよ。
ちなみにエールはマリアとナタリアの自家製です。
これがまぁ美味いのよ。正直売れるレベル。
でもここらでは宿屋を除いて、買うよりも自家製が一般的らしい。
あれだな、キッチンカーみたいなの作って都市部の主要街道を渡り歩いてこのエール売れば良さそうだよな。ここ最近は戦乱の影響があって傭兵崩れの夜盗が多いらしいから、街道沿いに屋台を開いたところで結果は見えてる。そんな危ないところで商売をする人はいないから競争相手はいないはずた。こっちは軍馬があるから最悪逃げれるしね。それに村長いわく、都市では高名な魔法使いが作った魔道具に冷気を出すものがあるらしい。すでに食料の保存などに使われているが、高価だから一般的に広まっていないようだ。旅の途中でキンキンに冷えたエールと簡単な軽食でも出せば最高だろ。
おっと脱線したな。戻ろう。
「それは良いな。すぐに行く」
俺はタタールの亡命王子だ。
村長にたいしての態度とは対象的に偉そうに話す。
「ええ、お待ちしてますね?」
ちっ近い。
おっぱいしゅごい……。
そしてマリアが屋敷に戻ろうと後ろ振り向けば、
2つのスイカがあった。
マジで何なん?あのケツ?
あぁもうマジチンチンイライラしてくるわアレ。
村長とナタリアがやけにニヤついていたが、澄まし顔で気づいてないふりをしながら、視界の隅にケツを抑えつつ、二人と共に屋敷に戻った。
「きれいなお嬢さんが酒を注いでくれると聞いて来たんだか…まさかこんな綺麗なお嬢さんだったとは」
軽い冗談を交えながら俺は彼女の部屋に入り込んだ。
相変わらずこの部屋は臭い。なにせ毎日のようにグリとグラを高速スピンさせながら、大量の潮と白濁マ○汁を床に吹き散らかす女の部屋だぞ?香草で臭いを消そうとしてるらしいが、部屋中の床と壁に染み着いたマ○臭は消えん。
え?なんで知ってるかって?
そりゃあの喘ぎ声を毎日聞いてたら、覗きたくなるだろ?
この淫乱雌豚めっ…と言いながら裸で気を失っているマリアの顔と〇〇〇に謝謝したのは内緒だ。
は?性犯罪?だからなに?俺は泣く子も黙るタタールの王子だぞ!!ふざけんな!!
「あっ!アキラさん!!もう遅いから来てくれないかと思いました」
「申し訳なかった。ヤロスワフと今後の話について長くなってしまってね」
「父は迷惑かけませんでした?」
床にドスンと親父座りで座った俺の肩に、マリアが寄り添ってきた。相変わらずいいケツしてるよ。
「いやむしろ大いに助かった。君のお父さんは本当に立派な人だよ」
そう言いながら俺はすっとマリアのケツに手を添えた。
「あっ…」
「なあどうだろう?商談や経済の話もいいが、私と君との今後についてもゆっくり話さないか?」
マリアは少しだけ恥ずかしそうにコクっと頷いた。
俺は彼女を床に押し倒す。
まるで待ってましたと言わんばかりに、なんの抵抗もなく素肌を晒した彼女に俺は……。
……。
…………。
………………。
…………………っ……ふぅ。
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