西崎創夜

第7話 学校

2022年9月14日 水曜日


朝起きると時計は8:00を指していて、不快な音を鳴り響かせていた。

「やっば!」

急いで学校に行くための準備をする。

別に待っている人がいる訳では無いが、遅刻すると目立つので出来るだけ避けたいのだ。


急いだ結果、8:10には出ることが出来た。

なお何も食べていない。


(飯食ってなくても、飯食ってないって話のネタにすればいいか…)


友達は数人程度だった。


学校に着くと時計は8:35を指していて、どっちにしろ目立ったが、遅刻は避けることは出来た。

出席確認が終わるとようが話しかけてきた。

「最近さぁTwitterで裏垢女子てきなのがよく来てさぁ」

陰キャ同士の会話だ。会話導入も会話内容もなんかおかしい。「よう」って名前のくせに。

「そっかそっか無視しろよ、ちなみに別にお前はモテてないから」

「それは知ってる」

会話は完結した、どうもこのまま続けられないのが悔しい。

直ぐに1時間目が始まり、周りを見渡し「30秒後には授業が始まるってのに未だに机に座ってる陽キャは大丈夫だろか」と思いながら授業の準備をする。


また1日が始まるのか…


そういえばなんか夢を見た気がする。とても幻想的で、爽やかで、そして残酷な…まぁいっか!

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