第4話 時間潰し2
「僕が元々いた世界線って番号とかついてたりしないの?」
質問とかしないと暇だ。
「ついてるよ、ただ識別番号が1000000桁は言ってたよ」
「え?いや、そりゃそうか」
無量大数なんかじゃあ測れないほど並行世界あるからなぁ。
「よくその情報量を記録できたね」
「凄いでしょ!」
ルフエルは嬉しそうだ。
「リノエルのところ行ってみようかな」
「おっけー!2人きりで話しておいで!」
「え」
ニヤニヤしやがって、天使と人間だぞ!
運転席まで歩いて行く。
リノエルが見えた、さぁどう話そうかな。
「や、やぁリノエル」
リノエルは咳払いをした後にこっちに向いた。
「な、何?」
「寂しそうかと思って…」
「寂しかったよそりゃあ…」
リノエルはキョロキョロしている。
強がりかと思ったら思ったより甘えん坊かもしれない。
「人間みたい。天使なのに」
まずい、言っちゃ悪かったかな?
「あ、あらそう」
動揺した!?やっぱりダメだった?
「そんなことよりそろそろ危なくなるよ、気をつけて」
はい?
「な、なんで?」
「ここらへんは神話の生き物が生きている世界線の並行世界が沢山あって、神話の生き物なだけあってこの
一気に不安とワクワクが襲ってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます