雨男
明日晴れたなら、この気持ちを君に伝えよう。月が綺麗だねなんて、格好をつけて言ってやるんだ。でもそれは無理だと僕は知っている。僕は雨男。この空が晴れることはないし、君の表情を曇らせることしかできない。
140字の小説 南木 憂 @y_ktbys
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