漢検ファイターＡＴＥＪＩ

什質：対義と類義のツープラトン

第一段階　ひらがなを漢字に直して下記の熟語と組み合わせよ！

注意：下記の熟語は「対義語」「類義語」でＰＡＩＲ＝ペアに成る仕組み

かんさん＝閑散　けんきょ＝謙虚、検挙　

しんけん＝真剣　じんそく＝迅速

とうとつ＝唐突　にんたい＝忍耐　のうしゅく＝濃縮

はけん＝派遣　ふへん＝普遍、不変　やっかい＝厄介

「対」閑散＝繁忙「対」謙虚＝尊大「類」真剣＝本気「対」迅速＝緩慢

「類」唐突＝不意「類」忍耐＝辛抱「対」濃縮＝希釈「対」派遣＝召還

「類」普遍＝一般「類」厄介＝面倒

南下　対、呼共　類

ＮＡＮＫＡ　ＴＳＵＩ　ＹＯＢＵＴＯＭＯ　ＲＵＩ

の対義語、類義語　問題を攻略して

ＡＴＥＪＩ、斎藤ルビの勝利！

「劇的に難しかったＰＡＩＲってありますか？」

「私的には繁忙の対も類も出なかった感じですね。

消去法でギリギリ絞り込めた、と言うか……」

「僕は濃縮と希釈が最後まで残ってＰＡＩＲ＝ペアに成ったと言うか

ＰＡＩＲにしました。希釈は初見の熟語です」

とは言ったものの、それぞれが十五万円前後で

売れるようなことは無いだろう。

確かに希釈は難しいが、意味を知っている人にとっては

なんてことは無い問題に映る。

勝ち組なら、もっともっとＦＩＧＨＴを重ねるべきだ！

準２級ＬＥＶＥＬ：同じ響きを持つ漢字のＰＡＩＲ＝ペア

「ユウ」の付く熟語＝余裕　誘拐「ザイ」の付く熟語＝逸材　顕在

「コウ」の付く熟語＝貢献　甲乙「カイ」の付く熟語＝灰燼　海運

「トウ」の付く熟語＝追悼　雑踏「ドウ」の付く熟語＝禅堂　衝動

「ホウ」の付く熟語＝法律　裁縫「ボウ」の付く熟語＝解剖　傍聴

「～る」を含む漢字＝覚る　廻る「～る」を含む漢字＝執る　括る

古都ＢＡＮＫで売却出来そうなＰＡＩＲが見つからない。

それでも順調に勝星を拾って行くＡＴＥＪＩと斎藤ルビ。

最近の傾向としては、同じ送り仮名を連発することで

しりとりで言う所の「り」攻め「り」縛りの効果を発揮する。

ルビさんは漢字に関してはドＳな面がある為に

こう言う無理難題には真っ向勝負で向かって行く悪癖が……。

宿泊施設に戻って、リモート塾を開講。

最近は斎藤ルビ教官のＳＴＥＰ　ＵＰ漢字検定授業も人気だ。

ルビさんが初めて高座に上がったのは、中華料理奇譚と言う演目。

僕とルビさんが中華一番たちをぶっ倒した時の

記憶記録を、面白可笑しくアレンジ。

彼等彼女等に幾ら上手に教えても

青椒肉絲が書ける訳も無く、酸辣湯麵が読める訳も無いのに

子供たちはおそらく、両の眼をキラキラさせながら

ルビさんのフリップ芸をお腹いっぱいに堪能したことだろう。

このように、いきなり漢検ファイトの日々が始まっても

僕は僕なりに生計を立てていたし、

ルビさんも最優先事項は何かをいつも考えてくれていた。

講義に使用したフリップを眺めてみる。

「青椒肉絲」「酸辣湯麵」１回戦１問目２問目＝痛み分け

「拉麺」「老麺」「柳麺」 １回戦３問目＝ルビさんのファインプレー！

「北京烤鴨」「北京填鴨」「北平烤鴨」１回戦４問目の超難題！

ここから僕たちの快進撃は始まっている。

「甲子園の甲に鳥で書ける漢字がある！」

将来有望な漢検ファイターＪｒが答えた一言。お見事だ。

漢字は部品と部品の芸術だ。烤だって「火」「考」。

細分化すれば小学生でも数多書ける程の世界。