君と彼女 作者の失恋を添えてw
@mt0719
第1話
僕は、桜が舞うこの四月南第一高校に進学した。偏差値はあまり高くなく、部活の成績が少し良いぐらいで正直周りの高校には劣っている方だ。
なぜ自分がこの高校に進学したのかというと、家から近いのは勿論、この学校なら推薦が貰えるのと、憧れていた自転車競技部があったからだ。
入学式の校長先生の長いお話が終わり、やっとクラスが発表された。
張り出された紙を見ると、どうやら自分は1年6組のようだ。
微かに木の匂いがする廊下を通り、教室に入る。教室は廊下などと比べると新しい作りで、大きなホワイトボードがあり、プロジェクターが設置されていて、一部だけが新しいものになっていた。
クラスメイトが席に着くのを見て、自分の番号が書かれた席にゆっくり座った。
「全員席についたか」
そう言ったのは初老の担任と思われる男だ。
「私はこのクラスの担任今村と言います」
先生は他にも色々言っているが、それを適当に聞き流してクラスメイトを見回した。
その中に黒髪のポニーテールで、少し気が強そうな女の子がいた。
何故だか知らないが彼女に目線が釘付けになってしまっている自分がいた。
そうこうしているうちに先生の話が終わりかけていた。
「それでは最後にクラスの委員を発表するぞ!」
「委員長は24番中渡 相馬だ」
自分の名前が呼ばれて少し驚いたものの正直選ばれるのではないかと思っていた。
その後なんやかんやがあり、放課後になった。
君と彼女 作者の失恋を添えてw @mt0719
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