第7話 特別実習訓練
第21ウルフダンジョン前広場
「はい、というわけで、今近くにい6人が今回潜る仲間です」
校長先生のその言葉を聞きながら俺は周りを見ながらため息をついた。
一人目は広人の親友?の
前日
「はい、じゃー今から一緒に潜る人を決める。基本的にメンバーは自由だが強さの平均は大体同じにしろ、それさえ大事にすれば好きに組んでいいぞ〜」
そう、先生が言い終わると急に教室が騒がしくなった。
「おい、広人一緒のメンバーになろうぜ」
「えー」
俺は紅炎にそう言った。
「あっ、佐々木と日下部は一組にいけよ〜」
先生のその言葉に対して紅炎が
「えっ、何でですか?」
「知らん、まあ、実力がいい奴らが何人か呼ばれてたし実力がいい奴らだけで数グループ作るんじゃないんかな?」
俺たちはその言葉を聞きながら教室を出て一組に向かった。
◇ ◇ ◇
----ガラガラ
紅炎が扉を開けた。教室には10人ぐらい人がいた。
「ああ、君達で全員だよ」
黒板前に立っている先生がそういった。
「では、なぜ集められたかと言うと。まあ、分かっていると思うがこの中でグループを作る」
先生が名前を読んでいく。そして、右と左に分かれた
「よし、分かれたな。これが明日一緒に潜る相手だ覚えとけよ。じゃー解散な〜」
そう言って先生は教室から出ていった。
しばらくして、みんなが帰って行った。
◇ ◇ ◇
そして今に至る。
「とりあえず、主なスタイルと能力、あと名前を言って行こう。 まず、俺からだな。俺の名前は佐々木 紅炎、能力は基本に【火炎魔法】を使う。基本的には後衛だな、まあ、やろうと思えば前衛もできるが」
「じゃ〜次は俺だな」
紅炎の隣に立っていた、がたいのいい奴が喋った
「俺は大久保 俊道。能力は【大地魔法】、前衛だ」
「僕は青木 晴翔。能力は【光魔法】で前衛もできるし後衛もできるよ」
メガネをかけた細長い男がそういった。
その次に丸メガネをかけた長い髪の小さい女性が喋った。
「わ、私は柊木 零です。能力は【魔物鑑定】と【支援者】です。【魔物鑑定】はその名の通り魔物のステータスやスキルを持っているかがわかります。【支援者】は味方にバフをかけることができます。なので後衛です」
「次は私ね」
白くて長い髪がトレードマークの女性が喋った。
「私は白川 凛。能力は【氷結魔法】スタイルは弓を使うから後衛ね」
「最後は俺か、俺は日下部 広人。能力は【領域】、索敵能力だ。基本的に剣を使うから前衛だな」
俺が言い終わると同時に校長先生が喋りだした。
「では、今から第21ウルフダンジョンに潜ります。基本的にはグループごとで別々に潜ってもらう。だが、何かあった時は先生達がダンジョンの中に散らばっているから先生に報告するように。今からお昼の12時までに11階層まで魔石を20個持って集合してください。では特別実習訓練を開始します。」
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