銀色線虫
銀色線虫を踏み潰したら中身が飛んで弾けて手の先にまとわりついて皮膚が剥がれ肉が溶けて骨に染み入りひび割れて髄液が流れ出してそしてようやく痛みに意識を持っていかれた瞬間すべてはもとに戻っていてあるいはその肉片の飛び散った先は別の場所だったのかもしれず銀色線虫が眼球の中を今も泳いでいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます