徹底的に鼻詰まりネタで固めた人物設定、登場の瞬間にストーリー全体のカラーが確定しきっている印象です。期待に違わずズッコケキャラでも、意外にやり手であっても楽しめそうで、読み手の一気読み意欲を煽りますね。
小さなことなんですが、最後の方での「車のキーを回す先生」という言葉。まあ最近は自動車もプッシュボタン式のスターターだし、「エンジンをかける」という意味に取る人は少ないかも知れませんが、急な場面転換があったのか、と一瞬迷う年配読者に配慮していただくなら、「車のキーをくるくる指先で回す」ぐらいに言葉を補ってもよろしいかも知れません。せめて「指先で」がほしいかな。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
今回は「タイトルだけ自信あり」だったので、気軽に読んでもらうのを徹底して書いてみました。斬新なトリックとか無理なのでコメディタッチで……とりあえず想定通りには読まれてるようなので満足です。いつか本格的な推理小説も思いついてみたいものですがw
花水木は昔書いた推理小説もどきから生まれた限定名探偵、ネピアは今作の新キャラです。ノリで適当に書いた方がこの手の作風には向いてる感じです。モデルは特にないつもりですが、今思えばギャラリーフェイクの主人公ペアが似てる気がします。女の子外人だし。
>最後の方での「車のキーを回す先生」という言葉。
ははは、最初に書いてた「指先」を、推敲で削った奴ですw
確かに、そう誤解される可能性もありますか。
よく考えたらそこまで絞るべき作品でもないので、復活させておきます。ありがとうございました。
イベントへの参加ありがとうございます。
野木は消えたところを目撃したと主張してるんですよね?
それは警察に対してもですか?
その上で秋介は行方不明なんですよね?
それでまだ一月? 警察の対応がまずありえません。野木が嘘をついているのでは?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
企画お疲れ様です。
逐一お答えすべきか迷うところですが、答えてよいところだけ。
秋介が消えた状況は、野木から警察に話しています。
修介は行方不明のまま、一月経過ですね。
警察対応については他の方からも指摘がありましたが、
捜索願いを出しても、特異行方不明者(誘拐、子供や老人など事件性があるもの)でなければ、警察は捜索はしてくれません。
https://www.police-ch.jp/shissoutodoke.html
特にこのケースは常軌を逸しているので、悪戯と思われるのが普通だと作者は考えております。
まあ、そこまでリアリティにこだわる作品でもないのですが……