第2話 3

 先週と同じく、原宿駅で英郎は鳥海シェリを待っていた。


 約束の十時前に到着したが、構内にはまだゴスロリ服を愛している少女はいず、今日も人で埋め尽くされた密集空間の隅、ハンカチ片手にガードレールに寄りかかる。


『長崎君。娘のことをよろしくお願いします』


 ――って、言われてもなぁ……。


 彼はスマホでニュースをサーフィングしながら昨日の、少女の母から頼まれたことを思い返していた。鳥海家は自分と同じ母子家庭でも仲はよくないらしい、と。


 ミステリアスな少女のことが少し知れて嬉しい反面、他人の家庭の敷居を土足でまたいだ気がして、はっきり断れなかったことを後悔していた。


 ――あの封筒、三〇万はあった。もらっとけばよかったかな。子供の報告で、なんだ……


 二つ折りの財布から名刺を取り出す。昨夜からにらめっこしていた紙だ。




株式会社 キャロルレコード


制作部 音楽企画課 マネージャー


鳥海マリア Maria Torimi


本社所在地:東京都千代田区日比谷――ビル8階


電話番号:03-****-****




「――ねぇ、長崎君」


「わっ!」


スマホで会社を検索したとき、シェリが目の前に現れたのだ。


慌てて名刺もろともバッグに突っ込む。


「驚くことないじゃん」


 と、シェリは目を細め、口を結んだロボット顔だ。


「だって、黒くないじゃん! 白じゃん! どうしたんだよ」


 いつもの真っ黒な服装を想像していた英郎には、お嬢様風な真っ白なゴスロリッ子の少女に気づけなかった。「黒は暑い。私、バカじゃないんで」


 いやいや、ずーっと黒かったじゃん!


 とはいえ、これでも都立日暮里高校の美術部、次期部長だ。深呼吸で落ち着く。


「今日も代々木公園で? たまには表参道でも――」


 彼の提案を断るよう、シェリは持ち前の素早さで公園へと向かう。


 そして、シェリは歩道橋を渡り、競技場側、イベント広場で立ち止まった。


 土日祝日はフリーマーケットで活気づく広場も、暑さとセミがやかましい平日の朝ではがらんとしていた。野外ステージをじっと眺める少女の背中に声をかける。


「今日はこっち?」


「うん。公園は飽きたもん」


 ――だったら、表参道でよくね? 日陰もある……


 雇い主にバイトは何も言えず、来て早々、シェリは人を物色し始めている。鼻と耳を立て、キョロキョロ周囲をさぐる様子はハツカネズミそのもの。


「長崎君。あの人!」


 少女がハツラツと指さす先には、ベンチに座ってビールを飲むスーツの中年男性だ。


「えぇ~! 違う人にしようよぉ~」


 おじさんには頼んだことがあるものの、雰囲気がややアウトローで足がすくんでいる。


「子供を連れたお母さんでいいじゃん」


「ヤダ。今日は変わった人がいい」


「(いつも変人じゃねーか)わかりました……」


 英郎は大きなため息を吐きつつ、静かな足取りで丸いおじさんに恐る恐る話しかけた。


「あ、あの……」


「ああん?」気が立っているようだ。


「あ、いや、別に……」ガン!


 諦めようとしたバイトに雇い主が強烈な足踏み!


「ツツツッッッ!」


沈痛な顔で飛び跳ねる少年を見ると、おじさんでさえ気の毒に思うようだ。


「今のはかなり痛いぞ。お嬢さん、彼氏にフラれるぞ」


「彼氏じゃないです。バイトです。未来の社畜です」


「なんだ、それ……。おい、君、大丈夫か?」


 ウルウルな眼差しで、「ありがとうございます……」と、優しさに感謝した。「で、なんか用か? ベンチで座っているこんなおっさんに」


 おじさんは自虐めいた笑みを浮かべた。


 英郎は夢インタビューのことを話す。おじさんは鼻で笑う。


「夢ねぇ……こんな真夏の平日に、ベンチで座っている人間だぞ?」


 返事に困る。それを見越したうえで、「悪いけど、俺には夢はないよ。公園のカップルとか、ピエロとかいるじゃない。そーいう人に尋ねたら?」


 遠目から感じた不器用さとは違う、不思議な温かさを感じた。


「あの、なにかあったんですか?」


 だから、純粋な気持ちで尋ねることができた。


 おじさんは返事に迷いながら、


「いやぁ、会社に居場所がないだけよ」とボヤき、笑った。


「……会社員なんですか?」


「ははは。朝からビール飲むダメなおっさんだもんな。そー見えるよね」


「いえ、すみません……」


「いーよ。謝らなくて」おじさんは缶を飲み干し、横の手提げ袋を抱きしめた。


「君らは高校生?」と訊く。


「あ、はい。俺は長崎英郎で、この子は鳥海シェリ。同じ高校で」


「そっか。――私は小川兼おがわけん。君らぐらいの息子がいて、今はリストラされそうなサラリーマンって思われてんのかな?」


「どこも不景気ですもんね」と、適当な相槌を打つ。


「大人みたく言わなくていいって。俺は窓際族だから、若者いわく、現代の勝ち組らしいよ。俺は、そうはまったく思わないが――」


 小川は再び口調が強くなる自分に嫌気がさした。これは、癖だ。


 こんな態度だからダメなんだ、背徳感が言葉を継ぐ。


「なんちゅーか、若手に『パワハラ』で告発されて。飲み会で一気飲みさせたのがダメらしい。他にも理由があんだろうけど、それで外されちゃって、今は会社から依願退職を勧められていて」


「依願退職?」


「早い話がリストラ。パワハラもその口実。こっちからしたら、会社からパワハラ受けたようなものさ。どこに訴えればいいかわからないけどね」


 パワハラと聞いて悪者と思ったが、どうも裏事情があるらしい。


「ハメられた、ってことですか?」


 裏表のない感想だ。「――おじさん、コレとは別のビール会社でね。営業で頑張って主任に出世したけど、それが全盛期。うだつが上がらないゆとりどもの指導係をさせられて排除された感じかな。大人でもいじめってあるんだよ」


 寂しげな目元は、捨てられた子犬のよう。


 ギター一本で歌う男、多田の言葉を思い出す。


「何かに酔っぱらう感覚ってやつですか?」


「何かに……」小川の目は宙に浮く。「そうだな。高校生もそんな風に思う世の中になったのか。世知辛いね。あははは」と、缶をぐびり。


「あっちの公園で、ギターで歌っている人がいるんです。多田さんっていう」


「多田さん? ありがと! じゃあ、せっかくだし、聞きに行くか」


 と、小川は重たい腰をあげた。暗い話は大人も苦手なのだ。


 多田が歌っているかはわからない。英郎は小川のことが気になった。


「あの、奥さんと旅行とかどうですか? お盆も近いですし」


「家族旅行か。ずいぶん行ってないな。そーだな……おじさんの夢は、家族とハワイに旅行することかな。ありがとう、元気が出たよ」


 そういって、小川は足早に二人の元から去っていく。


「『サラリーマンは仮面被って』……」


 彼の袖をシェリが引っ張る。「絵だよ! 絵!」


「え~、おじさん、行っちゃってるじゃん」


「じゃあ、バイト代返して!」


 なんじゃ! これがパワハラか!


 スケッチブックとクレヨンを渡され、急かされる英郎はとにかく描く。


 太陽が輝く、ハワイの海でビール片手に笑う夫婦とその子供――。


「できたら追って! はやく!」


 公園ではなく、渋谷駅方面、裏渋へと歩く小川を追い、彼は懸命に走る。


 幸い人通りが少なく、放送局を過ぎた宇田川の十字路で、丸い背中が見えた。


「小川さん!」


 彼の呼び声に振り向く。とても驚いた様子で、彼の絵を受け取った。


「え、わざわざ? いやぁ、かわいい絵だねぇ」


 その絵は速記なので白地が目立ち、園児が描いたようなニコニコ笑顔が並ぶ。


「もっと巧く描きたかったんですけど……時間なくて」


 申し訳なさそうに話す少年に、


「いーよ。この絵のほうがいーよ」と、財布から千円札を渡す。


「そんな、受け取れませんって!」


「いーんだよ。これであの子とスイーツでも食べて。じゃあね」


 丁寧に絵を四つ折りにして財布にしまい、小川は手を振って彼と別れた。


 遠のく背中は電柱のようしゃんと伸び、とても大きかった。




 絵を渡せてほっと胸を撫でおろす英郎がシェリの元へ戻ると、小川が座っていたベンチで少女は中学生ぐらいの少女と話していた。


 ただ、オフィスカジュアルのようなパンツスタイルと、艶やかな紺色髪の小さなお団子ヘアーから、その子は就職活動中の学生か社会人のようだ。


「鳥海さん。その人は?」


 シェリと似た、丸く幼い顔立ちのその人が返す。「私は根岸詩音ねぎししおんという、大学に通いながら俳句を詠んでいる、ただの俳人(廃人)だ」


「は、はぁ……」どうやら変人でもありそうだ。


 詩音が隣に訊く。「シェリ。この子はだれだ?」


「長崎君。夢インタビューを手伝ってくれる男子」


「なるほど……。おっ、早速一句浮かんだぞ。


《長崎君 もしもし君は ロリコンか》ほれ、出会った記念にあげよう」


「いらねーよ!」と、短冊を叩きつけた。


「何すんだ、キサマ! 私の句を投げやがって、失せろ!」


「お前が失せろよ! いきなり、ロリコンかどうか聞くっておかしいだろ!――鳥海さん、こいつはなんなんだ!」


「根岸さんだよ。ここに座っていたら、話しかけられた」


 類は友を呼ぶ、か。とりあえず、この変人とは関わりたくないと思う。


 固い決意から、シェリをこの場から連れようとする。


「あの、根岸さん。僕ら、ちょっと用事があるのでこの辺で」


「そうなのか、シェリ」


「ううん。用事なんてないよ」


「なんだと?! 私を騙すとはいい度胸だな、このロリコン野郎ッ!」


「俺はロリコンじゃねーよ! この謎キャラ!」


 猫のワッペンを付けたリュックから再び短冊を手に、素早いタッチで一句詠む。


「チッ! こんなときに一句浮かぶとはな……。


《ロリコンと 心覗かれ キレる俺》。フン、キサマにピッタリだ!」


「だから、ロリコンロリコン、しつけーよ! もしも俺がロリコンでも、絶っっっっ対、あんたはムリだから!」


「私も、お前のようなロリコン被害妄想男子は願い下げだ。失せろ!」


「あんたこそ失せろ!」


「待って」いがみ合う二人をシェリが止める。「私も一句浮かんだ。


《代々木では セミがいっぱい 鳴いている》どうかな?」


「おおーっ! 名作だ!」


「どこがだよ! 赤ちゃんでも作れるよ!」


「ひどい。せっかく作ったのに……」


「キサマ、シェリを泣かすとは……だったら、キサマが作ってみろ!」


「なんで、そーなるんだ」


「そーだよ、長崎君も一句詠んでよ」


「鳥海さん……?」


 俳句など経験がない。川柳とどう違うのかもわからない中、「ほ~ら、詠めないのか? キサマ程度のザコが作れるわけがないのだ!」と、人格がおそろしく破綻している廃人から煽られる中、彼は必死に考え、一句詠む。


《妻と飲む ハワイでビール 夢の味》


 俳人が眉間にしわを寄せてブツブツ呟きだす。


「季語がハワイで、ビールを妻と飲んでいたが夢だったという……。いや、ビールは苦くて泡がある。夢は儚いものだ。つまり、夏休みにハワイへ家族旅行がしたいが、お金がかかって大変という意味……じゃない?! 大変だが、その夢を叶えるために頑張れと、今日も汗水垂らして働くサラリーマンお父さんたちへの応援メッセージか! 深い、深すぎるぞ! なんだこの句は……?! 大賞ものだ!」


「そ、そんな意味なの、長崎君?!」


 キラキラと、女子二人の視線を浴びた男子高校生は火照る。


 意を決した様子で武士のよう地面に膝をつき、詩音はキリリとした目で訴える。


「ロリコン改め長崎殿、御見それしやした。あっしを弟子にしてくだせぇ!」


「はあ?」口が開くとはこのこと。シェリが補足する。


「根岸さん、スランプなの。思うように作れなくて、私に相談してきたの」


「いっちょ、無垢な少女に話せば脱すると思ったが、まさかロリコンが救いの手を差し伸べてくるとは……背に腹は代えられん。私を闇から救ってくれ!」


 どんな態度だよ、人にモノを頼む姿勢か。


 だいぶ変人耐性はついたと思うが、根岸と話していると上には上がいるようだ。


「救ってくれと言われても、俳句なんてわかんないですし……」


 困り顔でシェリを見るも、ビシッと両手の親指を立てる。「がんば!」


 うーん、可愛い……英郎はたまに覗かせる上目遣いの雇用主に従うしかない。


「えー……テキトーに浮かんだのでいーじゃないっすか」


「私が絶好調のときは、湧き水のように名作が生まれ、全国コンテストで銀賞まで輝く」


 と、スマホで表彰式の写真を見せびらかす。ものすごいドヤ顔だ。


 さりげなく自慢してきたわ……てか、銀賞すごっ!


「だが、最近はめっきり浮かんでこない。もはや私は終わり。時代の流れに取り残されていく、哀れな美少女なのだよ。社会に穢れていく運命なのだよ」


 悲哀に満ちている、ビールが似合いそうだ。


「まー、楽しくやればいいじゃないですか」


「アホ! 私にはファンがいる! 少し大きなお友達だが、活動資金を寄付してくれる大切なスポンサーさまなのだ。彼らの期待を裏切ったとき、私は写真集を……クソオッ!」


 ロリコンを敵視する理由を垣間見た二人だ。


 とはいえ英郎は、この変人のお悩み相談よりも、夢インタビューに戻りたい。しかしながらシェリの一言で、まだまだ詩音と関わるのだが――


「根岸さん。夢はありますか?」


 唐突なシェリの一言に、詩音は訝しげな表情を浮かべた。


「夢……だと?」


「うん。私たち、夢を聞いているって言ったでしょう。だから、スランプを解決する代わりに聞かせてほしいの」


「取引ということか、いいだろう。――私の夢は俳句で有名人となり、テレビに出て、スポンサー企業の御曹司ボンボンと結婚し、玉の輿に乗ることだ!」


「すげー不純だな!」


「フン。女はな、男を尻に敷きつつ、男が稼いだ金で、悠々自適にママ友と麻布でカフェるのが夢なのさ! よく覚えておきな、坊ちゃん」


「根岸さんは、どうして俳句を選んだの?」


 珍しくシェリが質問を続けている。初めの頃は英郎に任せっきりだった。


「良い質問だ。俳句は有限と無限の螺旋階段なのだよ。十七音と限られた中で、私色の世界に染められる。だが、ゴールはない。歩き続けるのみだ。不自由さにある自由を見つけたとき、仕事終わりに飲むビールのような、爽快感があるものなのだ」


 英郎にも、詩音が言いたいことはなんとなくわかる。白いキャンバスに色を塗っていくのと一緒だと、彼と彼女の間にある知恵の差はわからないが、含蓄を噛みしめた。


「きっかけはなに?」


「それは私の家庭環境に関わる。私の両親がともに警察官で、幼少期は同居していた祖母に世話をされて生きてきた。ちびっ子だった私は祖母に老人会に連れられ、そこで俳句と出会った。彼らは私のつたない俳句でも喜んでくれた。誰かが喜ぶ姿を見れば、子供は楽しくなる性だからな」


「今でも子供でしょうに」


「なんか言ったか?」女の勘で少年の心を見抜く。


「いいえ、何も。――じゃあ、その頃の俳句でも見たらどーです? 原点回帰じゃないですけど、なにか思い出すのでは?」


「ほぉ! さすがは私の師匠、御見それしやしたァ!」


 キャラがわかんねーっ!


 英郎に言われ、詩音はスマホに保存している過去の力作を振り返る。


「――これだ。私の初めての一句、


《夏祭り はじける花は 恋模様》どうだ、天才だろう?」


「どーいう意味なんです?」


「訊くな、感じろ!」


「なんだ、それ!」師匠は都合のいいおもちゃだ。「いいか、夏祭りにデートする男女は必ず花火を見る。鮮やかで美しい花模様は、これからの明るい未来を想像させる。だが、それは一瞬の蜃気楼だ。花が散れば現実だ。男は言う、『実は好きな人がいるんだよ』と。女は一人泣いて帰る。これは恋人ではなく、失恋の一句なのだ」


「せつねぇー! 涙がホロリだよ。――てか、ちびっ子がこんな失恋を詠むとは末恐ろしい!」


「だろ! これが私の真の実力かつ才能だ。だが、それも過去の栄光だ。原体験を思い返しても、同窓会で昔話に花を咲かせる哀れな――」


 ビビビ! そのとき、目の色が変わった。


 短冊を手に持ち、インスピレーションのまま筆を入れる。


 そして、《ラムネ味 苦味に変わる 同窓会》


「どんな意味なの?」シェリがどや顔の詩音に尋ねた。


「真夏の同窓会で、子供時代を懐かしんでラムネを飲んだが、好きだったあの子も結婚し、クラスでアホだった奴が社長に出世したのを見ると、今の自分が悲しくなり、甘さよりも苦いビールを飲みたくなる哀れな男の一句だよ」


 ――多田さんに刺さりそ。というか、ダークサイド強い……。


 詩音は爽やかな面もちで、彼の右手を両手で握った。


「ありがとう! 師匠のおかげで以前の勘が取り戻しそうです!」


「はぁ……それはなによりです」


 きっと人の闇が大好きなんだろうな、と英郎は納得する。


「長崎君。絵をプレゼントしなきゃダメだよ」


 シェリが言うので、「もっと可愛く!」「旦那はメタボじゃない!」「麻布のママ友はブサイクに!」と、本人の強い要望を全て受け入れ、詩音に絵をプレゼントした。


 彼女はいまいちな顔をするも、


「また会おう!」と言い残し、原宿方面へと消えていった。


 世の中、変人ばっかりだな。この国は大丈夫なのか?


 日本社会を危惧する少年に、少女がぼそりと訊く。


「長崎君は、どうして絵を選んだの?」


 まっすぐな言い方に、幼心が硬直する。「どうして……かな。正直、あんまり考えたこともない。気づけば、絵が好きになっていた、みたいな」


「……そう。次の人を探そう」


 ――え……それだけ?


 英郎は言葉少なめに原宿駅へと歩き出す少女を追うも、心の内では本音を話せなかった自分に後悔していた。心に描いた夢を話すチャンスを逃して。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る