⑫漢方ってなに?

 ここでは漢方についてお伝えします。調べたものを必要部分だけわかりやすくしてみました。


 漢方とは、日本へ古代中国より医学が伝わり、そこに日本人の体質や、気候・風土にあわせ、発展と実践をつみ重ねた日本独自の医学体系のことです。


 そして「漢方薬」とは、生薬とよばれる植物や動物、鉱物などを2種類以上組み合わせて作られたものをさします。


 抗生剤などの病院の薬(西洋医学)との違いは以下の通りです。


 漢方医学は、一番つらい症状だけでなく、体質の偏りや体力の程度、生活スタイルを含めた、その人の様々な要素から薬を選びます。


 対して、西洋医学は、病気を起こしている臓器や検査結果で分かった原因を的にして、薬を選びます。


 そのため同じ症状でも人によって処方される漢方薬は異なるんです。

 西洋医学だと、同じ病気の人に同じ薬が出されることが多いかと思います。


 漢方医学は、西洋医学では対応しにくい冷え性など体質による症状や、更年期障害など検査値に現れない不調、病名がつかない「未病」の段階にも効果が期待できます。


 未病とは、肩こり、ニキビ、便秘、不眠、冷えなど身体が何らかのサインを出している状態のこと。つまり、漢方薬のメリットは、より早期の段階で治療が始められるというところにあると言えます。


 対して、デメリットは、効き目に個人差があり、西洋医学なら見える血圧など数値の改善や殺菌効果など、目に見えて評価することが難しい点にあります。


 時として併用されることもあるので、どちらが良いということではなく、治療の幅を広げる選択肢として漢方をとらえるといいですね。


 ピルに抵抗がある方は、漢方から始めることもあります。難点は粉なので飲みにくいことがあること、効果がわかりにくいときがあることでしょうか。

 あと、1ヶ月分とか処方されると少々かさばります。


 私は色んな分野の症状で10種類くらい飲んだことがあります。味も色々ですね。

 飲みにくさも慣れると苦にはなりません。本当に身体に合っていたものは、悩ましい鼻炎がピタッと止まって感動しました。


 少々お高めですが薬局でも買えたりします。選択肢のひとつとして知っておいていただければ幸いです。


 次回は、ミレーナ(子宮内にいれるリングのひとつ)の話です。

 内服は忘れる、薬にお金をかけたくない。子育てで忙しいお母さんなんかにおすすめな方法です。(経血量が減りますし、入れてる間は避妊になります)


 そして、その話が終わったら、やっとワクワクパートに入ります。ダイエット等々の話です~。


 興味がある話だけのぞいていただければと思います♪

 では、読んでいただきありがとうございました!

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