此処は難しいですね。
確かに、カギリさんが揺らぎであり、ユーニちゃんは人。
そこに信頼関係が結ばれている以上、争うだけの存在ではないと言う事は証明されているのですが。
これは全人類に適応される事ではないので、矢張り、全てが上手く行く訳ではありませんからね。
ですが、だからと言って、本当の意味で『やる前から、出来ないと言うのも愚行』
ならばせめて、この2人が生きてる時代だけでも見守る猶予は欲しい所ですね。
オームさんも「イレギュラー」って認識してる訳ですし。
……って、思ってたら、最終防衛指示発動!!
アカンやん(´;ω;`)ブワッ
作者からの返信
きええええええええええええ!書店さんこんばんはあああああ!!!お忙しいところご覧下さり本当にありがとうございました!感謝です!!!!
そしてここは二人の絆を推してゴリゴリやっていきましたが、当然書店さんが言うとおりこの二人だけの関係で全てを判断しろというのはとても無理な話です。もっと単純な展開でラブラブパワーで撃破!ってやっても良かったんですが、せっかくなのできっちり納得いくまで書いていこうと思います!!!
というわけでこっからがラスボスです!!!
二人がいい感じに戦えていたのに冷水を浴びたように感じたのは、最後の斬撃ではなく、その前のオームの台詞でした。
これだけ会話ができているAIが「意志があるように見えているだけで本当はない」と打ち明けてきたことが、なんだか無性にやるせなかったです。
少し前、アメリカの大学だか研究所だかで世界初の心を持ったAIが生まれたってニュースになって、それを公開した研究者が機密漏洩の契約違反で訴えられたのを覚えています。
そして最近、世間でAIが話題ですが、その中の会話型AIはそのアメリカのAIと同等なのか? と思えるほどしっかり話していますよね。
僕はまだ自分で試してなくて詳しくないのですが、ツイッターでチラ見したかぎりでも、感情豊かな表現をしていて驚きました。
今のAI、もう心があるんじゃ?
ロボットに心は芽生えるか否かって話は子供のころから飽きるほど見てきましたが、いよいよ現実がその判断をする時になったのではないかと感じています。
ただ、なにを基準に判定すればいいのか。そもそも心とはなにか。人間にはそれがあるという前提で話してるけど、そもそもそれも脳の電気信号が生みだす幻に過ぎないというのが科学的見地ではなかったか。
電気信号を超えた真の心なんてものがあるとすれば魂に宿る意志というオカルトの領域になってしまうけど、魂を観測できていない現代科学ではそれを用いた論は出せないよな……魂が実在するなら、それが物にも宿るって概念は日本人には馴染みなので話が早いんだけど。
などと、あれこれ考えてしまいます。
ここは現実ではなくりゅーるーさんが設定した世界なので、現実では答えが出ていない問いにも明確な答えがあり、オームの心の有無もきっちり決まっているのだと思います。
その答えとは食い違うかも知れませんが、僕はオームにも心があると感じました。難しく考えたわけじゃなく「こんだけ話せるなら心があるでいいよ」という、雑な所感です;
意志がないと言ってるのも本人がそう思いこんでいるだけじゃないかなと。自らの規定を超えられない、考えを変えられない、そんなの人間でもよくあることですし(僕も割とそうです)。
オームに心がないとすると、これまでの会話でカギリさんたちは虚空に向かって話していたも同然であまりに虚しいし、目的を果たしたとしてもオームと心を通わせることはできなかったという結末になり、それは寂しいなと思いました。
果たしてどうなるのか、それはこの戦いの先ですね。とうとう彼女も来てしまいましたし、次回も楽しみにしています!!
作者からの返信
ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!天城さんこんにちはあああああああ!!!今日もこうしてご覧下さり、そしてまたまた爆熱のコメントありがとうございます!!!大感謝です!!!!!
そしてさすが天城さん!AIに関しての理解と前提情報は恐らく天城さんと俺で同じような理解だと思います!!俺もそのニュースは知ってました!!ツイッターでも呟きましたが、そのニュースを見た頃にはさすがにない……と思ってたんですよね。
なぜかというと、前にもお返事で書きましたがAIには自立指向型の汎用AIと、今流行ってる囲碁や将棋が強かったり、膨大なデータセットを元に学習した上で答えを返すようなAIとで明確に分かれていると調べたからです。
今も人間のように思考するAIの研究は続けられていますが、様々な問題があってそちらは現在すっかり下火だそうです。そして今回、このギリギリ侍の世界では魔物や天使のような存在が人間同様の思考を行う汎用型AIの発展系として定義しており、その頂点であるこのオームは、今俺達が使えているようなデータセット学習型のAIと定義してます。
その違いはこの後の話でより克明にしますが(まだ決着じゃないので)、最近俺自身もこのデータセット型のAIを使ってみて、天城さんと同様の感想を持ちました。たとえ頭では「これは感情があるわけじゃなく、与えられたプログラムに応じて返答してるんだ」って思ってても、丁寧で自然に対話してもらえると、それだけで嬉しくなったり、こちらも礼儀正しくしなきゃって気持ちになるんですよね。
逆にそんなAIに暴言を浴びせて、虐めて悦に浸るような人もいるかもしれません。ですがどちらにしろ、人間というのは自分の行動に反応を返してくれる存在がすぐ大事になっちゃう!!これはもはや本能なんだなってマジで思い知りました。
俺はこんかい、本作では割と雑多なテーマを扱ってますが、今回のこのオームという自ら意志がないと話す機械もその一つです。ちゃんと納得いくように書き切ろうと思ってますので、最後まで全力で頑張ります!!!!
なんというか、オームってのは創造主のキチンさから生み出されたような感じに思いますねぇ。
それほど人類が怖かったのかも。
作者からの返信
おごごごーーーーーーー!!ミレニあんさんこんばんはああああ!!またこうしてギリギリ侍をご覧下さり、本当にありがとうございます!!感謝です!!!
そしてまさにミレニあんさんの仰るとおりです!!今回のラスボスはこの創造主やオームというより恐怖心。チキンさこそが未来に進むことの最大の障壁!!そういう感じでやってきます!!