【アスカ!巨人来襲】
チュン、チュチュンガチュン。
朝です!
朝風呂から上がると、物々しい雰囲気になっていました。
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朝ごはんを、頂きます。
みんな意外と、リラックスしたムードで雑談しています。
塩鮭と沢庵とご飯と味噌汁。美味しいです。
時刻は8時。大スクリーンにニュースが写っています。
政府の汚職や列車事故のニュースが続いた後、
「日本政府と連合軍部は今日、長野の龍門渕討伐にウィッチーズの精鋭部隊を差し向けることを決定しました」
えっ!
「昨日の私のアレ見て決めたんでしょ。つまり、ウィッチーズ全部死んでこいってこと」
「まあな、あれだけの力の差を見せられちゃアチラも利用したい気になるだろ。本番前に小うるさいハエどもを全員一掃!いいアイデアだ。しかも、ウィッチが血まみれになってる様子でも放送できりゃ。アンチ龍門渕には最高の材料になる」
「何しに、いらっしゃるのでしょう?」とアスカ。
「さあな、上層部の言うとおりにしか動かん連中だ。詳しい情報を聞かされてるかも怪しいもんだ」
「・・では、私ひとりで、相手します。皆さんは、総攻撃に備えて万全の用意をしてください」
えっ、いくらアスカでも、一人で精鋭部隊の相手なんて・・
アスカを見ます。普段どおりのアスカに見えます。
アスカなら大丈夫だよな、きっと。
アスカが言うことなら、全部信じられる気分になっています。
時刻は、午前9時を回りました。
「太平洋沖合に、巨大な飛行物体を捉えました!スクリーンに送ります」
オオーーーーーーーーーーーン。
何だありゃ?
鍋の蓋、いえなんというか・・コンビニで売ってるアルミ容器のうどん!
そう!あれを逆さまにして、果てしなく巨大化したように見えます。
「ウエルカムツージャパン!いらっしゃいませ」
「やっと、きよったか」
「やはりエイリアンのUFOを使ってきたか。あの大きさならエイリアンを10億以上収容できるじゃろ。船内のエイリアンの遺体を、1体1体焼却しているうちに、悪魔の心に落ちてしまったのじゃ」
前の大戦で、欧州の何とかコーストとかいう海岸で撮られた、山積みの男たちの死体写真を、京太郎は思い出します。
黒焦げの死体を、1体、1体・・気が遠くなるような気がします。
「決まりね!ウィッチーズは、アスカ1人でやってもらうわ。私たちがバタバタしてたら先制の機会、奪われちゃう」
京太郎は大スクリーンを見て、ひたすら唖然としていました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
アスカ!巨人来襲。
いつか放送予定!お楽しみにーーー
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