【アスカ!ザデイビフォー】

マーティーのセリフが少ないですが、BTTFでも、たいしたセリフが無いんですよね。

結末までに、マーティーが活躍する場面があれば、いいんですが。

ああ、これは伏線じゃありませんから。


「じゃあ、月に行くメンバーはアスカ、京太郎さん、あの11号、ぽの256号にします」


え、俺?

俺なんかより、オッサン行くほうが戦力になるのに?


繊細な透華はこの時、すでに、オッサンの中の決意に気づいていたのでしょう。


「座席は6つあるけど、帰りのリソースを確保しときたいから4名。龍門渕重工製イプシロン改ロケットで、天国にお連れしますわ!」


案外、あっさり決まりました。


頑張ってくださいね。ありがとう、深雪。


明日は、月か・・


「それで、今更ではあるんですけど、月が落下するようになった理由を、ご存知?」


「はい・・それが・・。はい、正直に話します。ラピュタを破壊した呪文、あれを唱えたとき、致命的なミスを、してしまったんです。京太郎、呪文を唱える直前に、WAROSのWAは、『ば』か『わ』か聞いたよね?」


「ああ覚えてる。「わ」に決まってるって、怒られたけどな」


「それで・・私、それが、妙に気に残って・・」


「まさか、BAROSと唱えてしまったと!!」


「えーーーーーーーーー!!!!!」


「その通りです。私が、すべての根源です!申し訳ございません。すべて、私のせいです!」


「まあ、そう言わんと。変なこと聞いた、京太郎が悪いとも言えるじゃろ」


え、俺、え、俺?


京太郎、さっとアスカの横に移動して、一緒に土下座。

すみません、すみません。


「ま、終わったことを責めても、しゃーないだろ」とオッサン。


「ちょっと、気になるんだけど、BAROSなんて、普通に生きてたら、口に出ちゃいそうな単語でしょ」


「あのとき、私たちは、滅亡に瀕していました。人口の99.99%が、すでに、未知のウィルスで死亡し、生き残った人たちも、絶望の中で日々を過ごしていました。プログラムを開発していた博士たちも、それは同じ。すでに、ウィルスに感染して暗澹たる絶望の中で生きていたことでしょう。そんな彼らが望むものは、何でしょうか?自分たちがこんな目にあってるのに、地球で、原始人ごときが!のうのうと、生きているのは許せない!彼らは、すでに気が狂っていたのだと、思います。彼らは、鬱鬱とした、黒い黒い呪いを、プログラムに込めました。早く、地球も、滅亡しますように!」


「その結果が、呪いの呪文。WAROSなのです」


アスカ!ザデイビフォー。

そのうち放送予定!お楽しみにーーー

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