【アスカ!スーパードクターD】

みんなが、ホッとして、座っています。

リラックスした雰囲気が、戻って来ました。


「良かった・・誰も、傷つかないで」


「良かったですね」

アスカが、言います。


本当に、ホッとしました。


時間は、午後3時過ぎ。

おやつの時間だな。オッサン。


次の瞬間には、龍門渕食品が誇る、スイーツとティーが食卓に並んでました。

チョコやクッキー。日頃、甘いものはあまり食べない京太郎ですが、美味しいです。


「甘いものは、普段食べないみたいですね」と深雪。


「龍門渕食品のお菓子は、なんでもお勧めです。和菓子も、とっても美味しいですよ」


「なんだ、販促活動かよ!」と、横からオッサン。


ワハハ!


すっかり、和やいだ雰囲気になりました。


「さてと、そろそろ本題に、入らなければなりませんね。そう、月です。月の落下を止めないことには、明日の総攻撃を凌いだとしても、意味はありません。明日?今日は、満月ですから、攻撃はないでしょう」


「そうだな」とオッサン。


「一応、現状を報告しなさい」


「はっ!南極大陸から、徐々に巨大な飛行物体が近づいています。巨大です!長野県を優にカバーするサイズです」


「速度は?」

「マッハ1前後。ここに到着する予想時刻は、明日正午!」


「南極の地下で、エイリアンの巨大基地が見つかってな。基地には、エイリアンの宇宙船もあった。恒星間航行用の巨大なものじゃ。あれを、流用するつもりじゃろ。ワシも、最初は、年甲斐なくワクワクして、つい協力してしまった。エイリアンのテクノロジーに、ワシのステートオブザアートの技術じゃ。落とすのは容易ではないじゃろう。そんなことより、ワシが発明した武器が使われてなければ良いが。

地球に飛来する隕石の消滅を、当初の目的としておったが、エイリアンの遺跡をあれだけ見せつけられてはな・・。ついつい、惑星間戦争向けに作ってしまった。あれは、悪魔の兵器じゃ。使うことはない、と願いたいが・・」


「そりゃ甘いな」とオッサン。


「あっちは、ここまで二度も、面目潰されてる。何が何でも、叩きに来るぜ」


しゅんとなる面々。


「じゃが諸君、こんなこともあろうかと、対抗兵器を持ってきた。今、サングラスたちが準備中。明日には、お披露目できる」


ほぉーーとなる面々。お茶で、一服します。


「月の話に、戻しましょう」

アスカが冷静です。


「そうね。戦略の話から長引いてしまったわ。率直に、聞きます。月を止めることは、可能ですか」


「はい。ですが、落下モードに入ったプログラムの書き換えに、時間がかかるでしょう」


アスカでも、時間がかかるのか・・


また、鬱な雰囲気が・・


「諸君。こんなこともあろうかと、ワシが、とっておきのワクチンを作っておいた。ありとあらゆる知的生命体の思考パターンを読んで、落下を止めて、元の軌道に戻す!タイムマシン以来の大傑作じゃ!」


「おおおーーー」


ドク大活躍。

アスカ!スーパードクターD。

そのうち放送予定!お楽しみにーーー

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