【アスカ!故郷はロシア】

「月が、落ちてきてる?」


「猛スピードで接近中。ここに落下するまで、あと5日」


ここ?


「これについては、アスカさんがお詳しいんじゃなくて?」


「知ってたでしょ。アスカの身体、ときどき透明になるの」


「知ってたよ」


狂蔵のオッサン。

それがどうした。ともに消え去るのならそれで上等。


「じょーーーーーだんじゃないわよ。公爵か伯爵さっさとゲットして、欧州社交界席巻。

全世界でミリオンヒットミリオンセラー連発。紅白のトリ楽勝ゲト!のわたくしの夢はどーなるの」


透華さん。方向性がマニアックです。


じゃない月、落ちてるって。そういや、今日の月は、大きいみたいな。


「もうすぐ、ロシュの限界を突破するわ」


アスカちゃん?


涙が、涙が次々に溢れていいます。


アスカちゃん?


「フン。龍門渕では、涙と絶望は禁止。わたくしは、最後の一人になっても戦うわ」


「お嬢!」

いきなりサングラス部隊20名が周囲を固めました。


「何かが、来ていいます」


「何か?報告は、はっきりクッキリ具体的に」


「はっ、巨大な熊のようなのですが、すでに20人が死傷、同期は頭をふっ飛ばされて、敵の詳細不明」

さっきから、肌が痛い。というか、寒い。9月なのに、2℃ぐらい?

「松本周辺の気温、急激に下がっていいます。このままだと、10分以内で零下40℃。部隊および施設の運営が、困難になりいます」


「洗脳されたロシアの娘か。小者かと思ったらなかなかやるな」


来ました!4メートル近い巨体です。灰色の獣毛が、全身を覆っていいます。


「フン、獣化か。小娘にえげつないことを」


えっ、今なんて?


さらりと日本刀を抜く狂蔵さん。たのもしーーー、って。


「小僧、これを使え」


何か投げ渡されました。長い針?でも3本だけ。


「目を狙え」

え、俺、俺、京太郎ターンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。


ちょっ、書いてる瞬間にストーリーが変わっちゃって。もうなんすかね。

ピンチ京太郎。アスカ!故郷はロシア。

そのうちたぶん放送予定!よろしくねーーーー。

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