【アスカ!世界大戦】

ンゴゴゴ!諏訪から松本まで、猛スピードで龍門渕部隊移動中。


透華の運転テクニック!街中を250キロオーバーで突っ走ります。


「お嬢ご帰宅」


絶好のタイミングで、サングラス部隊が門を開けました。


それにしてもでっかい門です。


威嚇してるようで、透華の家は地元住民と、とても仲がいいらしい。まあいいんすけど。


いつも自信満々の透華ですが、弱いもの悲しいものを思いやる気持ちを持ってます。

車の運転以外。


############################


邸内に止まると、颯爽と降り立つ透華さん。


一瞬で周囲を固めるサングラス部隊。


「さぁCome on up. 司令部まで案内しますわ」


広い廊下を進む京太郎たち。大きな部屋、100畳ぐらいあります。


「状況は?」


「はっ、空軍と陸軍が侵攻中。まもなく空軍が、本宅爆撃体制に入る模様」


その瞬間、


「ドガがが~~~~ん!」


邸宅のあちこちから、火の手が上がっています。

瞬時に消火作業に入るサングラスたち。


「ご安心なさいみなさん。この程度の爆撃。龍門渕本宅はビクともしませんわ」


「次回攻撃は?」


「F15J 40機が、全速飛来中。殲滅体制です」


「アレ10機で、全部落としてしまいなさい!」


「はっ!」


即座にサングラス部隊が、いずこかに走り去ります。


「滑走路5本、全部使ってすぐにエンゲージ。ミサイルは使わずに」


駆け抜けざまに全機撃墜!


「あれってラプター?」


「はいF22です」


「アメリカは、どこにも売らなかったんだろ?」


「お嬢が買えとおっしゃれば、我々元商社マン、買えないものはございません。ワカ」


「相変わらずじゃなハハッハ」


狂蔵のオッサンが、嬉しそうです。


「皆さん身内ですから言いますが、マッコイって腕利きの爺さんに頼めば、次元爆弾でも調達してみせます」


「マッコイとコンタクト取れるのは、アメリカ欧州の最上層の大金持ち、中東の石油成金ぐらいですが。ただ、うちの場合は、我らの交渉力でゲットした確信があります」


鼻高々です。


「八ヶ岳山麓に、敵戦車100両、展開中」


「ティーガー改。20両で十分すぎるわね」


「はい、すでに迎撃態勢」


「ティーガーに、龍門渕家に伝わる術式と機密テクノロジーを施した魔法と技術の権化、たっぷりと味わうがいいわ」


交戦開始。全車両、一瞬だけネウロイ弾発射。敵全車両、大破確認。


一瞬だけネウロイ弾は、敵に着弾した刹那、敵車両もろともネウロイ化して光の粉にします。

龍門渕私設軍の前に敵はありません。


「新潟の首尾は?」」


「はっ、核原潜トライデント改50隻、空母ニミッツ改ともに待機中」


「フン。そちらはアメリカと欧州の出方次第ね」


ついに始まりました。アスカ!世界大戦。

そのうち放送予定!よろしくねーーーー。

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