なんとか次に繋げることができましたね。
まあ、相手方にしてみれば、これも計算の内なのかもしれませんが……

粘り強さが功を奏しましたね。
思わずこちらもガッツポーズでした。
吸血鬼VS自衛隊は未知数ですが、戦いにおいて数が大きな武器であることは間違いありませんから心強いですね。

ハードボイルドな経済小説はたまた政治小説を読んでいるかの筆致……流石です。
掴んだ力を羽原は活かせるのか、刮目です！

　こんにちは、御作を読みました。
　羽原さん、凄いなあ。これは、芥子川さんには出来ないムーブだ。
　青山さんの本心が気になりますが、次回が楽しみです。面白かったです。

「前回の件だけでどれだけの費用が消し飛んだと思っている？市街地の一角を戦場にした挙句に廃墟同然にして復興にどれだけの時間が必要になると思う？」こういう経済損失を考えてそろばんはじく人間、政治のかじ取りには必要ですよね。
人の命より金か、という反対意見が大半だとしても。

交渉事って難しいですよね。
自分がベットできる掛け金を、どれだけ大きく見せることができるかが重要なんだなぁ〜と。
手持ちが足りなければ、そりゃもう土下座しかないっすね。

青山さんも恐らく共同戦線を張ることは最初から決定していたんでしょう。
その思惑をおくびにも出さず優位性を確保するんだから、さすが政治家！

>「…力を貸してください」
羽原は畳に膝をつき、土下座をした。それこそ額を押し付けた。自分より年が10以上も離れた存在に頭を下げたのは生まれて初めての経験だった。

羽原さんがここまでするとは驚きましたが、共同戦線することになってよかったです。