どうせ投下するなら火薬樽の方が良かったのでは

フロレンツの天才的な閃きってやつですね。
これせいで、偵察役が不足したり、皇帝の悪評が広まったり、同盟軍が怒って士気が上がりまくったりして、逆効果になって欲しいw

天下の大帝国が敵後方への少人数による暗殺作戦、しかも万の兵を動員可能な帝国軍にあってわずか一桁しか確保できていない貴重な航空兵力を集中投入とは。完全にハーゼンヴェリア王に対するごく個人的な復讐(しかも嫌がらせレベル)しか考えていない作戦ですね。騎士四騎(しかも航空作戦のために通常より軽装)ではハーゼンヴェリア王家の一族の一部を弑することは可能でしょうが、そのまま王城に籠城して後方撹乱を続けるのは困難でしょうし、本当にフロレンツはハーゼンヴェリア王が悔しがって泣く顔が見たいとしか考えてなさそう。

策が成功しても、既に戦略上の劣勢が覆せない（主人公の陣営が帰っても大勢に影響がない）というかそもそも劣勢なことに気づいていないあたり最高にフロレンツという感じですね。
言い方は悪いですが王家の血筋ではない王妃と、後でつくれる世継ぎを○したところで軍が止まるわけない。
あと成功したのが知られたら敵軍の指揮が上がりかねない。
私怨で戦争ふっかけてるから今更ですけど、なんでこんなに小物なん？