カクヨミ

第1話


過不足なく運ぶ今日

不安になって涙なくして淵に立つ

繰り返した躊躇い 自分が正しいと思い込みたい


広がるワンドに悪を住まわせ

波に流される善を掬う篩

そんなので完成されたくない

私は自分を保てない

誰かに見つけて欲しい私の正義が

主張できるのはいつ


知りもしない誰かの主観で切り裂かれた心はズタボロ

存在を脅かす危険な核 放てば文字通り跡形もなく消えるはず

身を守る術が報復 真偽なんて置いといて未熟なサクランボ

ぶつかるなら認め合ってからって

人と同じになることが成長なら同調しないはずなのに

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カクヨミ @tanakajk

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る