応援コメント

第19話「アインズの権力者②」」への応援コメント

  • ごきげんよう、ううん、確かに領侯の票の切り崩しに一喜一憂、利益を解きつつ票田を開拓している方法に比べたら、各派閥の領袖とトップ会談、というのは効率的に思えますけれど、宰相の口説きが少しばかり甘すぎるようにも思えますね。
    派閥の領袖と言ってもこのふたりならばこの程度で転ぶと思っているのか、どちらにせよディファト派としての焦りが見えるように思えますけれど。
    だけどこの派閥トップがそちらに味方すると言って、付き従うそれぞれの領侯は素直にそれに従うのかは疑問ですよね。逆にこの王子王女が領侯たちの傀儡でないと読み切っているのかしら? 加えて反ディファト派、中でも特に危険なレリウスさん達がまったく動いていない前提でのネゴシエーションはかなり危険な気がします(王崩御情報をレリウスさんが知らない前提?)。
    ここでもシンくんがネタに使われていますね。
    シンくんの存在が自国にとってどれほど益するのか、彼の存在が果たして国際関係において、そして近い将来の危機に対してどう影響するのか、その価値を正負どちらと受け取るのか、結局はシンくんの存在と力を見せる時こそが評決の行方を決めそうですよね。

    作者からの返信

    こんにちわ、しのぶさん。

    あ、相変わらず鋭いですね、どうして口説きが甘いとかわかっちゃうんでしょうか……。

    ネタバレになるんで詳しくは明かせませんが、今回の話はいろいろ含みを持たせるようにしているんですよ笑 でも、実際それが活かせるか、伏線のような形にできるかは今後の展開次第というか、私の腕次第というか、そんな感じです!

    この第三章はいろんな人の思惑が絡み合っているので、私の力量ではかなり書くのが難しいです……シン視点のみでは全体像を伝えられず、かといって複数の視点から書こうとすると今度は時系列ごちゃごちゃになるという……。

    今後は複数話(連続投稿)で「アインズの権力者」を終わらせたのち、シンの周囲のことを描いていくつもりです。ストレイがどのような存在かをより詳しく描けたらいいなと思っていますので、楽しみにしていただけたら幸いです。