こんなにも幼馴染が頼りに出来る僕は....


あれから僕達は教室に入って名前が書いたプレートが置かれた自分の席に荷物を置いてから、つくちゃんと薙切さんも荷物を置いてこちらに来る。



「楓奏さんの人気すごいわね。」



「もつなきりん!もうちょっとかなちゃんを気遣ってあげなよ!!」



「大丈夫だからつくちゃん、そんな気にしなくても大丈夫、色々と慣れないとだけど前よりも気持ちは、落ち着いてるからさ、ね?」



そういってつくちゃんを宥めると、少し不服そうだったけど、納得してくれたようだ。



そして、そう雑談をしていると、ここの担任らしき人か入ってきてクラス全員に告げる



「お前ら、これからここの担任になる、霧里綾香きりさとあやかだよろしく。よし!軽い自己紹介は済んだので本題に入るぞ!

これから、体育館に向かって入学式を行うからそのプレートに書かれた番号があるからそれにしたがって男子と女子に別れて並べ、そしたら体育館に向かうぞ。」



霧里先生からそう言われて、僕達はその番号の順番に下がって並び体育館へ向かう



体育館についてから、しばらく待つと、入場するように支持されて僕達は中に入り2年生と3年生達が椅子に座っていて僕達も歩いて自分たちの椅子に座る。そこから教師陣や校長先生の話を聞き、長い話を終えてから、生徒会長挨拶が始まる。



この学園の規則や目標などを生徒会長が語っているのを眺めながら、僕はこれからの学園生活をどう過ごすかを考えていた。

そして、生徒会長の挨拶が終わると、今年度の入学生代表挨拶が始まり、僕はそれを見ることをせずに、色々と考えているといつの間にか入学式は終わっていて、僕らは立ち上がって教室へと向かう。



「いや〜校長の話長かったね〜あれを聞いてると何故か眠気が来るんだからもうたまったもんじゃないよ!」



「それはただ単に月詠の集中がないだけ」



「うわ〜いってくれるじゃん!なきりん!あんただって退屈そうにしてたじゃんか!!」



「でも貴方みたいにうとうとはしてないわ」



「このへらず口が...それよりかなちゃんは眠たくならなかった?」



「え?僕?う〜ん....」



僕は少し考え込んでつくちゃん達に告げる



「僕は、眠たくはならなかったかな、あとは少しだけ考え事してたから、あんまりあの時の内容とかうる覚えというか余り聞いてなかったよ。アハハ」



「かなちゃんは何を考えてたの?」



そうつくちゃんに言われて僕は普通に答える。



「今後の学園生活とかつくちゃんと薙切さんとの事を考えてたかな、あとは僕がどうすればいいかとかかな?まあ、そんな他愛もないことだから、気にしないで」



そういうと、二人共がすごく嬉しそうな顔でこちらを見つめてきて答える。



「もう!かなちゃんはそういう所が私大好き!かなちゃんがそんなことを考えてくれたことはすんごく嬉しい!!」



「ありがとう楓奏さん、短い間だったけど、そんなことを言って貰えて私も嬉しいわ。」



「うん、こちらこそありがとう二人とも」



そういって、僕は教室へと戻るのだった。




◆◇◆◇◆◇◆




教室に戻って、自己紹介を行い各々が趣味や自分のことを話していき、僕の番へ回ってきたので、少し緊張するけど自信を持って話そうと思い、立って自己紹介する。



「僕の名前は柊木楓奏ひいらぎかなでと言います。趣味は読書と料理にゲームです。出来れば仲良くしてくれると嬉しいです。よろしくお願いします!!」



僕はそう答えるとクラスのみんなが拍手してくれたので、僕は少しだけホッとして席に着く。それから、色んな人が自己紹介をして行きつくちゃんの場合にきてつくちゃんも挨拶をする。



「初めまして依加美月詠よりがみつくよと言います。趣味は読書と体を動かす事です。皆さんよろしくお願いします。それから、私はそちらにいる楓奏さんの幼馴染です。分け合って楓奏さんは、一時期体調を崩していて、引っ込み思案になってるので、出来れば私をとうして話してもらえると嬉しいです。」



つくちゃんがさりげなくフォローしてくれてこちらを見て少し微笑んでくれる。これが終わってから質問攻めに会うことは、何となく予想はしてたから、こういったことを言ってくれる、つくちゃんには感謝だよ。



それから薙切さんも無難な自己紹介を終えて、皆の自己紹介が終わり霧里先生が今日のホームルームを終わる呼び掛けをする。



「よし、お前ら自己紹介が済んだから、ホームルームを終わらせるぞ!!今日はこの後のことは何も無いから、これが終わったら、残って雑談をしてもいいし、帰りたいやつは帰っても大丈夫だからな。」



そういって、霧里先生は、ホームルームを行って終わると教室から出ていく、そこからクラスの人達は、帰る人は鞄を持って帰る者、教室でグループを作って話すもの達で別れて過ごしていた。



そう見ていたらつくちゃんが達がこちらに来る



「かなちゃん帰ろっか!」



「うん、そうだね、ちょっと今日は僕、疲れちゃったよ」



「お疲れ様、楓奏さん自己紹介のとき良かったよ。」



「ありがとう薙切さん、薙切さんもクールでかっこよかったよ。」



僕がそう言うとつくちゃんが、少し不満げに頬を膨らませてつぶやく



「かなちゃん!私の自己紹介は!」



「つくちゃんもありがとう、僕の事を気づかってくれてあれが無かったらちょっと囲まれるかなと思って心配になってたから、すごく嬉しいかったよ。ありがとうつくちゃん」



僕はそう言ってつくちゃんに満面の笑みを浮かべながら微笑んであげると、つくちゃんは少し顔を真っ赤にしてしまって、少し目をそらす。



それを見た僕は、可愛いなと思い、少しにやけてしまう、それから僕達は学校を出るのであった




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お読み下さりありがとございます!



面白そうだったり楽しんでもらえたならいいね👍この作品をオススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m



次回、私の幼馴染がこんなにも愛しく可愛いんです!√月詠 と学園の帰り道で、まさかの読者モデルの事務所にスカウトされる?!です!!


※次の更新は、未定です!!2本作成し終えたら投稿したいと思っております。


それまですまんがよろしく、それでは*˙︶˙*)ノ"

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