女の子の生活も前より楽しくなってきた僕


お出かけから2日たち、僕は女の子としての生活にほぼ完全になれてしまっていた。



歩き方に、本を読む物も変わり、味覚も前よりも甘い物や濃くない食べ物が好きになった。

後は、服を着る時も、どれにしようかとウキウキしながら選ぶ当たりもう完全に女の子と化している。



でも、なぜか嫌という訳ではなく、少しむず痒くなるのはまだ、男の頃の名残なのだろう

でも、今では母さんとも、以前より仲良く慣れたし、お父さんとも...中は良くなったけど、僕が女の子になってかなり嬉しかったのか、溺愛気味になってしまった。



まぁ、でもこう言った、きっかけが出来た事が僕は、嬉しくて性別が変わって良かったとさえ思うようには、気持ちは女の子になったのだろうと思う。



それからつくちゃんも、少し遠慮がなくなったのか、僕に抱きついたり、手を繋いだり、軽く抱き上げたりともう、お構い無しに構ってくるようになった。



それで、僕が嫌いになるわけは無いけど、色々と触られてくすぐったい半面、なんかソワソワしてしまう時が、多々あるからなんとも困ってしまう。



そして、何よりも重要なのが、男の子が好きなのかということ、あれからもうそろそろ、1週間程経つけど、未だに僕は女の子の方が好きなようで、これはどうすればいいのか、僕は分からなかった。



多分、男の子を好きになることはないと思うけど、もし彼女などができた時は、どうすればいいんのだろうと、今考えてしまう。



これは、つくちゃんにも言えないから、相談に乗ってくれるとしたら母さんか父さんだけど、これを話して引かれたらどうしようかと、思ってしまうけど、母さんや父さんは、そんなことは無いと思うけど、心配になってしまうあたりまだまだ、性格はそのままだと苦笑してしまう。



僕は意を決して、母さんがいるリビングに向かい話をしてみようと思い下へと降りる



リビングに向かうと母さんがスケッチブックやデザインされた衣装の絵が机や周りに置かれていて、少し話せそうにない雰囲気だったが、母さんが僕に気づいて声をかける



「どうしたのかなちゃん?私に用事?」



そう言われたので、僕は頷くようにして母さんに告げる



「うん、相談に乗って貰いたいことがあって、今母さんは大丈夫?忙しかったら後でもいいんだけど?」



「大丈夫よ、今一息つきたい所だったからね、お母さんに出来ることなら、相談に乗ってあげるわよ」



「ありがとう母さん、じゃあ聞いてくれる?」



僕はそういい、先程悩んでいたことを、少し恥ずかしかったが、母さんにその事をありのまま話し始める。

そして、色々なことを母さんに話す内にすこしだけ、話せてよかったと思う気持ちが、現れて弱かった部分を少しは克服できただろうかと思った。



それを聞いた母さんは、少し考えるようにして腕を組んでいた、色々と思う所はあるのだろうけど、どんな回答がきてもいいと思うぐらいには落ち着けてると、僕は思う。



そして、母さんが口を開き告げる――



「私は、かなちゃんが、思うように生きてくれれば、いいと私は思ってるの、恋愛にしても、遊びにしても、かなちゃんがやりたいと思うことをすればいいと思うわ。

私ね、かなちゃんが過ごしやすい環境を作りたいと思っているの、私からは強制なんてしないし、自由にかなちゃんが望むものをしてくれて遊んで、健康的に過ごしてさえいれば、何も望まないわ。

でも、嫌な時は必ず言ってね、前みたいな事になったら私もお父さんも悲しいから。」



母さんからそんなことを言われて、何故だか涙が止まらなくなる。



いつも僕は1人でうずくまって周りを見なくてあまつさえあの時は親にも頼らずに、僕はこの世界で1人なのだと錯覚して過ごしていた、だから今なら少しだけど、わかる気がする。



あの塞ぎ込んで、終始周りを見なかったけど、今はこんなにも僕を大切にしてくれる人は、いるのだと、思えたから、悲しいわけではなく、嬉しくてどうしようもなく

母さんの暖かい言葉と僕を安心させるように抱きしめて背中を撫でてくれる程に、止まらない涙を流しながら僕は、これから変えていこうと胸に誓うのだった。




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お読み下さりありがとございます!


楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m



いやぁ〜 ダメですね(笑)

どうも何かやってないと落ち着かなかったのでぼぉーとするのはなんかあれだったので作品書いてたら

めっちゃ、浮かんでくるので、早く投稿しようと思っちゃったよ(笑)


とりあえず、次回は、いつ出すかは分かりませんが、楽しみに待っていてもらえれば幸いです

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