どうやら幼馴染は百合好きだったようです
「もしもし?つくちゃん?」
『かなちゃん?どうしたの?少し声が高いけど大丈夫?』
「僕は大丈夫だよ、それでね?つくちゃんに相談したいことがあるから、家に来てくれる?直ぐにとは言わないから来てくれると嬉しい...」
『?わかったよ、支度したらいくね。』
「うん、待ってるから...」
そう言い僕は連絡を終え、その間母さんは父さんに連絡をしているようで、制服や僕の体について色々と言っているのだろう。
こんなになっても心配してくれる親に感謝しないと僕はそう思った。
そして母さんが連絡を終えて今後の話と僕がどうしたいかを母さんが聞いてくる
「かなちゃんはこれからどうしたい?色々と戸惑うことはあると思うけど、戻る見込みがあるかも分からないから、今後はかなちゃんがどうしたいかとかを私達は尊重するからね。」
「うん/// 母さんありがとね。母さんたちが受け入れてくれたから少し気持ちも落ち着いたよほんとにありがと////」
少し照れる僕を母さんは抱きしめて頭を撫でてくれた。それに凄く安心した僕は幼馴染である月詠ことつくちゃんが来るのを待つ
それから数分後に家のインターホンが鳴って母さんが玄関へと向かう。
ドアの開く音と、『お邪魔します』という声が聞こえ近づいてくる。
そして、リビングのドアが開きいつも見慣れている幼馴染が入ってきた。
月詠は僕を見るなりギョッとした顔で目を見開き驚いた顔をしている。
しばらくすると俯いてゆっくり僕の方に近づきにじり寄って行き良いよく僕を抱きしめて叫び出す。
「やばい可愛すぎる!私のストライクゾーンど真ん中なんだけど!!
良かったら私と付き合ってくれませんか!!」
そんなことをいう幼馴染に僕は困惑し、戸惑っていたら月詠がハッ!となってすぐさま我に返り慌てた様子で謝ってきた
「ごめんなさい!余りにも私の理想像の姿だったのでついはしゃいじゃって!ほんとにごめんなさい!!」
そんなことを月詠がいって僕は少しぽかんとしてしまったがつくちゃんには話さないと、と思い話し掛ける
「大丈夫だよ。つくちゃん見た目はかなり変わったけど、つくちゃんの親友で幼馴染の楓奏だよ。
訳が分からないと思うけど、今日の朝、起きたら体が女の子になっててね、それで相談できて頼れるのがつくちゃんしかいなかったから連絡したんだ。
体のことは来てから話そうと思って言わなかったんだけど、最初に話すべきだってねごめんね。」
そんなことを言っていたらつくちゃんが慌てたように僕をみてアワアワしてかなり焦っているような時母さんが呟く
「つくちゃん、信じられないとは思うけど貴方の知っているかなちゃんで間違えないのよ。だからいつもどうり接してあげてね」
「はっ!はい!もちろんです!むしろ喜んで引き受けますよ!!こんな美少女になったかなちゃんと過ごせるならもうどうにでもなっていいぐらいに!!めちゃくちゃに可愛がって上げますから!!
むしろこんなご褒美を貰えるとか役得過ぎてホントどうにかなりそうです((ボソ...」
最後の言葉は小さくて聞こえなかったがいつもよりテイションが高いけど僕の知っているつくちゃんで良かったと心から思う。
そしてつくちゃんを混じえて今後の事を3人で話始めるのであった。
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