未来ちゃんがかわいすぎて困る

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未来ちゃんは、ほんとにかわいい。かわいすぎて辛い。帰ったら家にいるんだぞ?すごいだろ?


「パパ、プレゼントもらったんだね」


「あー、細川から。結婚祝いとか遅いけど」


大学までやって来てこれを渡した細川。なんなんだあいつは。


「開けよ」


「うん、…なんだろ?服?」


ひらひらしたうすーいピンクの布。ドレス?いや、それにしては布が少なくないか?


「これ、ベビードールだ」


「なにそれ?」


「下着」


「あいつセクハラで訴えてやる!」


「パパ、これフリーサイズだよ。大丈夫だって。あ、手紙もあるよ?これで頑張ってだって」


「余計なことを!」


「未来着てみよっか?」


「え、ちょお!今!?」


その場で脱ぐとか、はしたないぞ。しかし見つめる。


「おーかわいい!どうかな?」


「…かわいい」


ドキドキが止まらない。


「未来を食べたくなった?なーんてね?」


「うん、だめ、かな…」


「パパったらー」


細川のやつ。計算づくなのか!?


翌日、細川に電話する。


「早川、あれどうだった?気に入った?」


「うるせぇ。訴えるとこだったぞ」


「早速、使ったんだね」


「はいはい。変なプレゼントだな」

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