第2章 カクヨムで小説を投稿した結果

 そして迎えたカクヨムで初めての小説投稿日、取りあえず最初だからと5話を一気に投稿してみましたが。


 当然ですが、今までカクヨムで1話も小説を投稿をした事がない初心者がいきなり5話小説を投稿したところで、多くの人に見てもらえる筈もなく。


 フォロワーが数人付いて貰えたものの、PVやフォロワーがいきなり増える事なんて事は無く。


 最初の数日間は、PVもフォロワーも増えない、退屈な日々が続いていました。


 しかし、カクヨムで投稿を始めて一週間くらいが経った頃、変化が起こり始めました。


 今まではPVも伸び悩み、フォロワーも一日で数人増えればいい方だった私の作品ですが、急にPVが伸び始め、フォロワーも一日に数十人伸びるようになっていました。


 ただ、最初の内は何故その様な事が起こったのか理由が分からず、私はかなり困惑していたのですが、数日経って日間ランキングを見て理由が分かりました。


 なんと、私の書いていた「罰ゲームで学年一の美少女に告白したけど何故かOKされました」がラブコメの日間ランキングの70位代に入っていたのです。


 ただ、私は今まで日間ランキングなどとは全く縁の無い執筆生活を送っていたので、最初の内はランキングなど全く見ておらず。


 その為、私の書いた小説が徐々にランキングを上げて行ったのか、それともある日、突然ランキング入りしたのかは私は全く分かりませんが。


 それでも、ランキング入りしてからは、PVもフォロワーも面白い様に伸びて、小説家になろうで投稿していた時は、何十話話を投稿したとしても、一日のPVは数百程度しかなかったのですが。


 カクヨムでランキング入りをして初めて、一日のPVが千を突破して、フォロワー数も一日で数十人伸びるという、今まで経験した事がない様な事が起きて。


 その上、毎日投稿を続けていた成果か、日間ランキングの順位も少しずつ伸びて行って、最高でラブコメ日間ランキングの34位まで行きました。


 そして、フォロワーも順調に伸びて行っていて、後数週間くらい毎日投稿を続けていれば、フォロワーも千人を超えるという所まで来ていたのですが……


 所詮私は才能の無い底辺作家、そんなラッキーがいつまでも続く訳も無く、そんな夢のような日々は少しずつ終わりに向かっていました。

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