第8話 初デート

朝起きて、今日もまた雪女の夢を見ていないことに気が付いたが、もはやどうでもよかった。ミヒロだけが仲間外れなのがどうしても解せず、ずっとそのことを考えていた。あたかもミヒロと死別したかのような喪失感で全てのことに対してやる気が失せていた。

結局、この日は夏休みの補習に行くのすらやめてしまった僕は、ふと思い立ち、ヒメにメッセージを送った。


『ヒメちゃん昨日はありがとう。色々考えた結果、ミヒロちゃんにも夢の話をしたいんだけどう思う?』


すると十五分くらいしてヒメから返事が返ってきた。


『話をするのは自由だけど、でも、暗い顔したダイスケ君が見えるんだよねー』


未来を見通す能力を持つヒメがそう言うならば、きっとミヒロには話さない方が良いのだろう。しかしヒメが必ずしも正しいとは限らないのだ。この時の僕はヒメからどんな返信が来ようと直接話をしようと決めていた。


『本当に仲間じゃないのかどうか、どうしても直接確かめてみたいんだ』


『決意堅そうだね。直接二人で話したいなら、私からミヒロに伝えてあげるから待っててー』


確かにいきなり二人で会おうとミヒロにメッセージを送ったら不審がられてしまっただろう。仮に受験に関する大事な話だとしたら、わざわざ二人で会う理由はないし、毎週の勉強会で話せばよいだけだ。それをヒメはわかっていたから仲介してくれたのだろうか。


お昼を過ぎたくらいにスマホが鳴ったので画面を見るとミヒロからだった。


『ヒメから聞いたよ。次の土曜日なら空いてます』


(よかった……)


心底ほっとした僕は、先日ヒメと話をしたファーストフードで、朝の九時に会おうとミヒロに返事を送った。あくまでも目的は宇宙の仲間と地球の未来の話であって、決して初デートなどではないのだが、不覚にも初めて二人だけで会うことができる嬉しさの方が勝っていた。


その日がやってきた。土曜日は夏休みの学校の補修はなかったが、平日と同じように早起きして身支度をして、母に駅まで送ってもらい電車に乗った。電車に揺られている間、浮ついた気持ちと相反する重い話を、どううまく切り出そうかと会話の組み立てばかり考えていた。

その時だった。周りの乗客の携帯電話からギュインギュインと大きな音が鳴り響いた。緊急地震速報だ。咄嗟にヒメの言っていた始まりの合図を思い出した。電車は緊急停止してアナウンスが入った。少し遅れて電車がユサユサと横に揺さぶられた。


(割と大きいな、きっとヒメから聞いた前兆だ……。今日の夜に流れ星が見えたら間違いない。まだヒロトにも親にも話してないのに……)


車内の乗客はまばらで、心配そうにスマホを覗く人や窓の外の海の様子を見守る人もいた。

待ち合わせ時間が心配になり始めたころに、やっと停車していた電車が再び動き出した。

十分ほど遅延した電車から降りて区立図書館の近くにあるファーストフードまで小走りで向かった。土曜日の午前中の街は、空気も澄んでおり人ごみにまみれるストレスもなかった。ファーストフードも混みあっておらず、椅子やテーブルもたくさんの空きがあった。店内を見渡すと奥の席で手を軽く振り僕の方を見る女性がいた。ミヒロだった。この前の古墳公園で見た時と少しばかり印象が違っていて、一瞬誰だか気が付かなかった。よく見るとうっすらと化粧をしていて、手元を見ると流行りのネイルも入れていた。決して派手すぎることはないが、何となく大人な雰囲気の休日のミヒロを見て怖気づいた僕は、カウンターで飲み物を受け取り、まごまごとしながら席に着いた。


「ゴメン、電車が地震で止まっちゃったんだ、今日は忙しいのに、ありがとう」


「うん、いいの、一度こうして話す時間があったらいいなと思ってたから」


ミヒロの一言に妙に反応した僕は言葉に詰まった。二人で話す時間がほしかったなんてちっとも気が付かなかった。どうしてもっと早く言ってくれなかったんだろう。少しだけ気持ちが前向きになった。


「それよりこれからの大事な話ってのが気になって。ヒメから聞いたけど、四人全員にかかわる話だから聞いておいてって。もう、それが楽しみで楽しみで!」


明らかにおかしな反応だった。今日は深刻な話をしに来たのだ。


「あの、ヒメちゃんから楽しい話だって聞いてた?」


「ううん、大事な話ってだけ聞いたの。なにを企んでるの? うふふ」


なるほど、確かにどちらにも取れそうな言い方だ。でも、それくらい軽いノリでないと、こうして時間を取ってもらえなかっただろう。そこまで先読みしてミヒロに伝えたのならさすがヒメだ。とはいえ、ずいぶんとハードルを上げてくれたものだ。これから話す内容は受験に役に立つ話でもなければ、楽しくて笑えるエピソードでもなかった。僕はいったん真顔を作ってから話を切り出した。


「実は、ヒメちゃんには話したんだけどさ。この前、みんなで剣を掘り出したでしょ。あれが呪いの剣だと思ったら全然ちがっててさ……」


ミヒロに剣を掘り出してから不思議な夢を見るまでの経緯を全て伝えた。夢の中に出てきたのは僕の前世であり、僕たちは前世から仲間だったという話だ。

しかし、僕はとんでもない嘘をついてしまった。ミヒロも含めて僕たち四人が宇宙の仲間だと言ってしまったのだ。さすがにミヒロだけ仲間外れだなどと本人を前にして言えなかったのだ。


「すごーい、面白い話だねー。私たち四人は宇宙の仲間なんだー。でもどうしよう、ぜんぜん宇宙の仲間だって記憶がないんだけど、どうしよう! あははー!」


ミヒロは笑いながら答えてくれた。信じてくれたのか、半信半疑なのか、または、僕に気を使って話を合わせたのか彼女の表情から読み取れなかった。もしかしたら夢の話をしたらヒメのように何か思い出してくれるか、何かを感じてくれるかと期待したのだが、手ごたえはなかった。


「でも仮に私やダイスケ君が前世からの仲間だったとして、これからどうなるの? 仲良く宇宙に帰るとして、それって変な話、私たちが死んじゃってからの話だよね?」


「うん、まあ、そうなんだけどね……」


ミヒロは割と現実主義者なのかもしれなかった。この話について『だから何?』と問いかけられたらひとたまりもない。そしてミヒロは少し申し訳なさそうな顔をして僕にとどめを刺した。


「あの、ごめん、ダイスケ君の大事な話って、もしかしたらこの話……?」


グサッと心臓を一突きにされた気がした。確かにヒメなら関心を持ってくれるかもしれないが、ミヒロのような普通の女子高生が興味を持つわけがなかった。よく考えればわかることだったのだが、身の回りに不思議なことが起こりすぎていた僕は気が高ぶっていたのだ。ミヒロをガッカリさせてしまった。


「いや、そうなんだけど、実はまだ一つ大事な話があるんだ」


ガッカリついでにもう一つさらにガッカリな話がまだ残っていた。宇宙の仲間、故郷の星、そんなロマンを掻き消してしまうほどのインパクトのある話だ。僕は周りを気にして、少しだけ声のトーンを落とした。


「ヒメちゃんからも聞いたと思うけど、まもなく大地震が起きて、地球が滅亡しちゃうって話」


「う、うん、ちょっと前にヒメから聞いたよ。本当なのかなあって……」


「実はオレも夢の中でまったく同じことを予言されたんだ。これから百年後に起こるかもしれないし、明日起こるかもしれないって。ヒメちゃんの話とも重なるし、これは嘘じゃないなって思ったんだ」


ミヒロは真顔になって、しばらく黙ってしまった。そして俯き加減になりながら僕に言った。


「確かにヒメから地震が起こるとは聞いた。ヒメは東京から逃げろって言うんだけど、私の家は都内だし、パパたちを放っておいて逃げるわけにはいかないし。私は多分、いつもどおりの生活をすると思うんだ……」


確かにミヒロの言う通りだった。東京に住み親が国会議員のミヒロに対して言うべき話ではなかった。浅はかな自分が嫌になった。国会議員が国民を置いて我先に逃げるなんてできるわけがないのだ。家族が逃げられないのに、どうしてミヒロが一人で逃げることができようか。


「ヒメも未来予知は単なる可能性だって言ってたでしょ? 未来は変わるかもしれないんだし、暗い未来に深刻にならない方がいいと思うんだよね」


まさにごもっともだと僕は黙って頷いた。


「それに、仲間で宇宙に帰るのもいいけど、みんなで地球に残ってもいいわけでしょ? 何回も生まれ変わって、そのたびにドラマチックな人生を生きて、それって楽しいと思わない?」


僕はそれを聞いて、はっとした。もしかしたらミヒロは人間中毒になってしまうタイプかもしれないと思ったのだ。

彼女だけ仲間ではないとヒメが言った理由はそれではないかと思い、慌てて切り返した。


「ミヒロちゃん、それがダメみたいなんだ! オレが見た夢によると、地球で長く欲望にまみれた生活を送ると人間中毒になってしまうんだ。そうなっちゃうと、麻薬中毒者みたいにフラフラと宇宙を延々と彷徨って、故郷の星へ帰ることができなくなるんだって!」


「えーと、それは私がその人間中毒? になっちゃうっていう意味かな?」


ミヒロがムッとした表情で僕に言い返した。初めて見たミヒロの表情に激しく動揺した僕は、咄嗟にミヒロとの関係が終わってしまう不安を覚えた。良かれと思って言ったつもりだったのだが、急いで別の言い方で言い直した。


「えーと、あの、ごめん、ち、ちがうんだ……。そういうことじゃなくて、その……。オレがまさに前世では人間中毒だったんだ。それを君たち仲間が救ってくれるって話なんだよ。そうそう、ミヒロちゃんじゃなくて、オレの話なんだ……オレの……」


僕が激しく動揺した様子を見せて我に返ったのか、ミヒロは表情を戻した。


「そうかもしれないけど、人間って色々な人がいて良いって思うんだけどなぁ……」


それは確かにその通りだ。でも中には悪い奴だっているし、王様なんてその典型だ。奴隷を使役して古墳を作らせたり、正義と称して戦争で人を殺したり。長らく王として生まれたばかりに今の悩み多き人生があるわけで、そのために地球を脱出して星へ帰るのに随分と遠回りをしてきたのだ。


「もちろん、いろんな人がいていいと思う。でも、自分でも信じられないけど、自分の前世は王様だったんだ。かなり悪いこともしたみたいなんだ。だから今、悩んでばかりだし、受験でも苦しんでるし、前世の報いを受けているんだ……」


ミヒロは困ったような顔をして黙ってしまった。僕は沈黙に耐えられず、氷を溶かして少しづつ残り少ないレモンティーを飲みながらミヒロの次の言葉を待った。そして一、二分過ぎただろうか、あまりに長い沈黙の後、ミヒロが吹っ切れたような笑顔で話し始めた。


「本当はさ、四人でキャンプでもしようって話しかなって思ったんだ。全然大事な話じゃないじゃーん、みたいなオチで。うふふ……。でもそうか、そっちの話だったか。でも、そんな夢を見たら気になっちゃうよね。ダイスケ君の気持ちわかるよ。ヒメが言うことも当たるからね。仕方ないよね。あ、そうそう、実はこの後に約束があって、そろそろ出ないといけないんだ」


「あ、そ、そうなんだ……」


「うん、今日はありがとう、また勉強会で会おうね!」


話を始めて一時間も過ぎてなかっただろうか、ミヒロはそう言って席を立ってしまった。僕はミヒロがキャンプをしたいなんて思ってもみなかった。そんなことを楽しみにしていたのなら、どうしてもっと早く言ってくれなかったのだろう。僕はただひたすらと後悔していた。今までの人生で一番の後悔かもしれなかった。しかも、ミヒロを怒らせただけではない、ミヒロは仲間どころか人間中毒の恐れもあったのだ。

空っぽのレモンティーの容器を眺め、時間を巻き戻す方法をただ考えていた。デート気分だった朝までの自分はどこかへ行ってしまって、周囲は黒い靄に包まれていた。そう、ヒメの予言は当たったのだ。世界の終わりなどどうでもよかった。最初からキャンプに誘えばよかったのだ。



僕は店を出た。まだ朝の十時前だった。土曜日の朝の街は人も車も少なかった。

この後どうしようかと迷っていたら、まだこの話をヒロトにしていないことを思い出した。

気力を振り絞って、大事な話があるとヒロトにメッセージを送り、先ほどまでミヒロと一緒にいたファーストフードに戻った。

ミヒロと話した同じ席で待っていると、十一時を少し過ぎたころヒロトがやってきた。


「お、ジュースおごってくれるの? にしても、改まって話とか珍しくね? いくら必要? あはは」


「いや、そういう話じゃないんだけど……」


中学校から仲の良いヒロトだから、どんなことでも話すことはできた。でも、これから話すことは今までになく突飛な内容だ。ヒメたちとの出会いがあったおかげで、パワースポットだの、占いや未来予知だの、不思議な話に免疫がついたが、それがなければ、ここまで現実離れした話はさすがに親友と言えども切り出すのに躊躇した。

僕は先ほどミヒロに話した順番どおり、まず剣の話を始めた。そして、宇宙の仲間の話をして、ヒメと僕たち三人は仲間だと言うことを伝えた。しかしミヒロだけは仲間じゃないことはヒロトには正直に伝えた。そして近いうちに関東に大地震が起こるから、その前兆が現れたら東京を脱出しろとも伝えた。全てを伝えても、なおニヤニヤしながら話を聞いていたヒロトは、うーんと唸って満面の笑みで僕に言った。


「オレが宇宙の仲間かぁ。オレはヒメちゃんみたいに超能力はないから実感がないなあ。」


「だろうね、そう言うと思ったよ」


「でも、ミヒロちゃんはどうして仲間じゃないの? 」


「わからない。悲しすぎるよ」


「でもさ、偶然出会った四人が志望校も趣味もほぼ一緒ってその時点で運命だよな。だからオレたちは三人じゃなくて、ミヒロちゃんを含めて四人の仲間ってことでよくね? 夢の話なんかどうでもいいじゃん」


目からうろこが落ちた。確かにヒロトの言う通りだった。宇宙がどうこうの前に、もうすでに僕たちには地球上での絆が生まれていたのだ。僕とヒメは不思議な世界だけを見て話をしていたが、今ここにある現実こそがすべてであり、ここでは僕たちは三人ではなくて四人の仲間だ。ヒロトの発想にはいつも助けられる。


「でもさ、世界の終わりの話は面白いよね。小説でも書いたらいいんじゃない? ほら、ダイスケは作文とか、読書感想文とか得意じゃん。地球の滅亡をオレたち四人の仲間が救う話とか書いてみたら? あはは」


ヒロトはいつも自分とは違う視点で物事を見てくれるし、四人は仲間だという話はさすがヒロトだと感心したばかりだった。しかし、さすがに小説のくだりは、まじめな話を茶化されたと感じた。


「あのさ、そういう冗談も楽しくていいけど、けっこう深刻な未来だって思わなかった? さっきからずっと笑ってるけどさ……」


僕が真顔で言うと、ヒロトも真顔で答えた。


「いや、深刻な未来だと思うけど、どうしようもねーじゃん」


ミヒロに続いてヒロトまで怒らせてしまったかと慌てた僕は、ただ平謝りをするしかなかった。


「そ、そうだよな、ごめんごめん、オレもそう思うよ。どうしようもないんだよ……ごもっともです……」


「なんだ、わかってんじゃん」


やはり答えは誰しもが同じだった。ある意味で僕やヒメが見た世界の終わりの予言は、仏陀やキリストの時代から存在した漠然とした終末論にすら満たない、何の根拠もない一般人の戯言にすぎないのだ。


「ただ、ヒメちゃんも同じこと言うし、オレもリアルな夢を見ちゃったからさ。みんなに言わざるを得ないって思ったんだ……」


「その気持ちはわかるけどな……」


「実はミヒロちゃんにもヒロトと同じことを言われてさ、呆れ顔だったよ……」


「へえ、ミヒロちゃんにも話したんだ……。でも、そうなるだろうね。ダイスケの話を信じないわけじゃないけどさ。どうしようもないことをくよくよ悩むなんて、オレたち受験生は一番やっちゃいけないことだからな。あはは」


まったくもってヒロトの言う通りだった。ミヒロもヒロトも、言っていることはとても正しかった。このような結論になることは薄々わかっていたが、とりあえずヒロトにも伝えるべき話は伝えた。僕の役目はここまでだと思った時、ヒロトが再び真顔で僕に言った。


「でも、オレが言ったことは冗談じゃない。ダイスケは文章を書くのが上手だから、夢の話はブログにでも書いて残しておいた方がいいと思う。宇宙の話はなかなか興味深いよ」


「え、そう? まじで?」


「それにSNSでつぶやけば、それをいろんな人が見るから、本当の最後の一人の宇宙の仲間が見つかるかもよ。いろいろ情報発信してみたらいいじゃん」


確かに、ヒロトは客観的かつ正確に僕を見てくれていた。僕は文章を書くことが特段好きではないが苦ではなかった。学校の課題で読書感想文や作文などを出されても、原稿用紙数枚程度なら一、二時間で埋めることができた。文学部に進んだとしても研究者としては向いてないと思うが、新聞記者みたいに文章を書く仕事なら向いてるかもしれなかった。こうして、またひとつ自分の未来へのワクワク感を目覚めさせてくれるヒロトはさすが一万年来の友人だ。


「ミヒロちゃんも、ダイスケともっと楽しい話がしたかったんだと思うよ」


「そうそう、そうなんだよ! あの子、みんなでキャンプに行こうって話だと勘違いしてたみたいなんだ! 」


「まじで? いいじゃん! キャンプ行こうぜ! 最高じゃん、あはは!」


「うん、まじで最初からキャンプ行こうって誘えばよかった……」


「ていうか、ミヒロちゃんって、もしかしたらダイスケに気があるんじゃないの? まだ出会って間もないのにさ、普通だったら二人だけで会ってくれないよ。しかも、キャンプって、それって『私を誘って』って意味に決まってんだろ?」


「おいおい、煽るなよ」


「いや、ほんとに。おまえは激しく鈍感なところがあるからなあ。あはは」


僕はヒロトのおかげでいつのまにか笑顔になっていた。

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