編集済
イタリア編に突入して、レオの金融取引の手腕が一気に発揮されはじめましたね!
コジモとのやり取りで、紙幣を普及させることの難しさを知りました。
現在のように紙のお金が世界的に通用ようになるまでには、きっと長い時間と多くの人々の犠牲や苦難があったのでしょうね。
金融の事は詳しくないのですが、物語を追いながら色々と学ばせていただいております«٩(*´ ꒳ `*)۶»
作者からの返信
七瀬さん、応援コメントありがとうございます!
イタリア編は、相手がコジモなので金融の話は避けて通ることができずかなり難しい話になってしまいました。
お察しの通り紙幣が普及するのはまだまだ300年も先の話になるので(中国ではあったようですが)かなり無理のある話になってしまいます。
中世ヨーロッパの庶民にとっては紙幣どころか、金貨さえ目にする機会はなかったでしょう。
現在、イスラエルへのハマスの攻撃がニュースになっていますが、金融の世界にはユダヤ人の歴史も大きく関わっていて歴史は繋がっているんだなあと思っているところです。
なるべくわかりやすく書いていきたいと思いますので引き続きお付き合いいただけたらうれしいです!
おお、やはり金よりも大量に持ち運べて価値が変動しやすい紙幣を使ってのバブル発生を目論んでいたルグラン、しかしコジモさんの言う通り、金が流通ツールとして成立してるこの時代に、金と紙幣だったらそりゃあ金そのものを持っていたいよなあと思う次第で、この点をルグランはどうするつもりなのか。
作者からの返信
手持ちの金貨を貸し出すだけでは、総量が決まってますので自分が所有している以上は貸せません。
紙幣なら(もちろんこの時代の紙は貴重品なのである程度コストはかかりますが)印刷すれば理論上、無限にお金を作り出せます。
問題は、人々が紙幣を信用してくれるかどうか? 普通は得体のしれない紙幣は受け取りたくないでしょう。
現代の金融システムのようなものを作らないと難しいかもしれません。
ジャックがフランスへ帰ってしまったのでどうしても仲間が必要です。敵であるテオや、曲者のコジモとどうやって渡り合っていくのか、この先もお楽しみいただけたら幸いです。
またお越しくださいね!